昨年のM-1で第3位に輝き、その後、多くのテレビ番組に出演しているぺこぱだが、太田から「上沼さんにはどんな感情を抱いていたのか」と聞かれると、「上沼さんには本当に怒られると思ってて…怒られた時の練習をしていた」と松陰寺。
現在、ぺこぱの優しいツッコミは多くの人にウケているが、松陰寺によると、ツッコまないことに対し、上沼から「なんでツッコまへんの? 気持ち悪い! ボケたらツッコまなあかんやろ、嫌いやわ」と言われるだろうと想定していたそうで、その言葉に対し、「嫌いって言葉は、これから好きになれる伸びしろがある」と返そうと考えていたという。
しかし、当日は上沼から「シンプルに褒められ」てしまい、想定外だったと吐露。褒められた場合の返しは用意していなかったと明かし、太田らを笑わせていた。
さらに、松陰寺は、「ほぼ素のままである」というシュウペイに対し、自分は少しだけ本当の自分と重なっているものの、ほぼキャラを演じていて、入り込みすぎて辛いことがあると告白。日常生活でも、「常にアンテナが立っている」そうで、例えば、電車が遅れたら、「電車が遅れても、待ってれば来るだろう」と頭の中でツッコまないツッコミをしてしまうそうだ。
この裏話に、視聴者からは、「M-1でもたくさん笑ったけど、今日5倍くらい笑い転げた」「松陰寺さんの素のトークおもしろい」「キャラと素の自分の話、興味深い。一般人の私でさえ分からなくなるのに、有名人なんて尚更悩むよなぁ」「松陰寺さんがキャラと素の自分との乖離に悩んでたけど、普通に素でいい人だった」といった声が挙がっていた。
「結成当時は、シュウペイさんがツッコミを担当していたそうですが、松陰寺さんが今のキャラになってから、シュウペイさんがボケ、松陰寺さんがツッコミと定着したそうです。しかし、松陰寺さんはこの優しいツッコミのせいで、トークがずれてしまうことや、日常で怒ることができないなど、悩みも多く抱えているようですね」(芸能記者)
キャラに悩む部分もあるという松陰寺だが、思い切って晒した素の姿も、視聴者には受け入れられていたようだ。