逮捕された男は2019年12月、市内の若い女性宅に玄関から侵入して枕や下着、靴下など部屋に置かれていた私物計7点(損害額1万650円相当)に排泄物をかけ汚した疑い。2月14日、同庁が器物損壊などの罪で起訴した。なお女性宅の玄関は、無施錠だったという。
警察は男の行動について「性的欲求」を満たすためのものと見ており、動機や余罪の有無なども含めて捜査を進めている。仮に女性の私物に汚物をつけることで性的興奮を得ていたとすれば、「変態」と言わざるを得ない。女性にしてみれば、自分の私物を第三者の男に汚物で汚されることは、屈辱以外の何物でもないはず。器物損壊以上の精神的ショックを受けていることは明らかだ。
それだけにネットユーザーからも「酷すぎる犯罪。そんな部屋にはもう住みたくないし、トラウマで1人暮らしできない可能性もある。もっと重い罪にしてほしい」「判例からすれば執行猶予や罰金だろうが、再犯の可能性は極めて高い。実刑にしたほうがいい」など、「罪を重くするべきだ」という声が上がっている。
また、「大学まで行かせてこの犯罪じゃ親はやりきれない」「親がかわいそう」という声や、「親は何をしていたのか。責任の発端はある」「道徳や一般常識を学んでこなかった。親の育て方にも原因がある」と、親の責任を問う声もあった。
男の行動は言語道断で、酌量の余地はない。性的興奮を得ていたとすれば、再犯の可能性が高いと言わざる得ない状況だ。今回の事件については「無施錠」だったことが、犯罪を許した遠因となっている。男女問わず、家には鍵をかけるよう癖をつけてもらいたい。