番組では、400勝を達成した金田氏の足跡を振り返り、お別れの会の様子を放送。長嶋茂雄氏や野村克也氏、プロゴルファーの青木功氏が参列し、そして原辰徳巨人監督が弔辞を読む様子などが放送される。
張本氏はこの様子を見ると、「生意気な私でも涙が出ましたんですよ。悲しいからじゃないんですね、長嶋さん、歩けないんですよ、今具合悪くて。2人でささえないと。それでも時間かけて来てくれました。野村さん、車椅子ですから。元東京都知事の石原さん、10メートルぐらいですよ、相当時間かかります。歩きにくくて、歩けなくて。それでも来てくれる。先人を大事にしてくれる。この国で生まれて良かったなと思いました」と力を込める。
そして、しばらくうつむき涙をこらえる。金田氏とは「兄弟」のように親しかった張本氏だけに、高齢で体が不自由ながらも「金田さんのために」と駆けつけてくれた参列者に感激した様子。さらに、先人を大事にするという「日本人の文化」に感動の言葉を述べる。
これに対し、異常なほど「塩対応」だったのが関口。常日頃、『サンデーモーニング』で反日発言を繰り返しているせいか、「ああそうですか、ええ」とそっけない態度。
張本氏の発言については、「辛い」「かなり寂しくなったと思うけど、気丈に振る舞っているのは偉い」「愛国心を感じる。この番組では珍しい」と、評価する声が上がる。一方、「この国に生まれてよかった」と話す張本氏に「ああそうですか」と気の抜け対応をした関口については、「さすが反日」「愛国心のかけらもない」「よっぽど日本と日本文化が嫌いなんだね」と批判が相次ぐことになった。
スポーツコーナー以外では、26日の放送でも未だに「桜を見る会」問題にこだわり、視聴者から呆れの声が上がった『サンデーモーニング』。批判もあるが、出演者の中で張本氏が、最も「日本を愛している」ことは間違いないだろう。