第2話は、直樹(横浜流星)たちが通う東京誠立大学で、学長の息子の不正入学疑惑が噴出。大学側は入試で不正があったことを認め、第三者委員会を設置すると宣言するが、Mr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)から、不正入試問題にシロクロつけるよう指示された直樹は川田レンを呼び出し、ミスパンダ(清野菜名)を出現させ、第三者委員会に向かわせ――というストーリーが描かれた。
視聴率が大きく下がってしまった今話だったが、視聴者からも不満の声が聞かれている。
「視聴者からもっとも多く聞かれた感想は、『寒い』というもの。ミスパンダが私利私欲にまみれた大人たちを成敗するという内容で、ドラマでは定番の勧善懲悪ではありますが、直樹にもミスパンダもその事件に首を突っ込む必然性がないことから、疑問を感じる視聴者が続出しているようです。全てが直樹とミスパンダの思い通りに運び、ピンチのシーンも何もないことからハラハラ感は皆無。第三者委員会に突然乗り込んできて、『パンダも立派な第三者でしょ』『私には笹に関する専門知識があります』と言い放つシーンもありましたが、『狙いすぎて見てて恥ずかしい』『脚本家、小学生かなんか?』といった批判が集まっていました」(ドラマライター)
とは言え、中には見どころのあるシーンもあったという。
「アクションが得意な清野と横浜を起用していることから、アクションシーンは見応えがあり、今話ではミスパンダと直樹が格闘するシーンもあり、反響を呼びました。また、学長の息子が意識不明で入院している父を殺めようと首に手を掛けた瞬間、待ち伏せしていたミスパンダが『本当に殺しちゃっていいの?』と咎めたのですが、潜んでいたのはなんと天井の四隅。これには視聴者からも『完全に吉田沙保里』『アルソックの吉田沙保里か(笑)』といった声が。吉田がALSOKに所属していた際に出演していたCMの中で、天井の四隅に張り付いて契約者をガードする一幕と完全に一致すると話題に。批判はあるものの、一方では見応えもあり、賛否を呼んでいるようです」(同)
果たして、次回は視聴率を戻すことはできるのだろうか――。