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『トップナイフ』は日テレ“土ドラ”の革命? テッパンものでイメージ改革できるか

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天海祐希

 天海祐希主演の新土曜ドラマ『トップナイフ』(日本テレビ系、夜10:00〜)が11日から放送スタートする。

​ 本作は、『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』、『医龍-Team Medical Dragon-』(ともにフジテレビ系)などのヒットドラマの脚本を務めた林宏司氏による同名小説が原作の医療ドラマだ。東都総合病院で働く天才脳神経外科医の深山瑤子(天海)が、病院に新しく赴任してきた外科医の黒岩健吾(椎名桔平)、小机幸子(広瀬アリス)、西郡琢磨(永山絢斗)の3人のまとめ役となり、医師としての苦悩や葛藤を乗り越えていくというストーリーだ。
 
 実は「土曜ドラマ」枠としては大きな改革となる本作。かつて日本テレビで土曜日の午後9~10時に放送されたヒットドラマは、仲間由紀恵主演の『ごくせん』、亀梨和也と元NEWSの山下智久が主演した『野ブタ。をプロデュース』、TOKIOの長瀬智也主演の『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』など、学園ドラマやジャニーズタレント出演のドラマが多かった。しかし、本作は土曜ドラマとしては珍しく医療ドラマだ。この背景には、若年層の「テレビ離れ」が深く関連している。

​ 「以前は多くの若者がテレビを見ていたため、若年層向けのドラマが制作されては大きなヒットを記録していました。しかし近年は、SNSの普及やYouTube動画の流行により、若者のテレビ離れが進んでおり、現在の視聴者の中心は40代前後の女性と推測されています」(ドラマライター)

​ 「2019年10月に放送された、生田斗真主演の『俺の話は長い』は、ジャニーズ所属俳優が主演とはいえ、無職の独身男性の日常をコミカルに描いた作品として、かなり好評でした。しかし、最高視聴率は最終回の10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東区)止まりという結果に終わりました。『トップナイフ』は、広い世代にも人気の“医療現場”を舞台とした作品です。土曜ドラマ枠の本格的な改革ドラマとして、『俺の話は長い』を超える高視聴率が期待できるでしょう」(同)

 ​SNSでは「白衣の天海祐希かっこよすぎ!絶対見るわ」「流行りの俳優使っていないところが好感持てる。キャストも豪華だし今季で一番楽しみなドラマ」と期待する声が挙がっている。一方で、「米倉涼子主演の『ドクターX』と被る」という声も集まっている。

 ​天才外科医が周囲を振り回す『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)とは異なり、本作は個性的な医師たちに天海演じる"女帝"が振り回されるという構図だ。実力はトップクラスだが自分優先で女癖の悪い黒岩、頭脳明晰だが実技がからっきしダメな幸子、オペマニアの秀才・西郡など、クセの強い外科医たちを主人公の瑤子がどのようにまとめ、信頼関係を築いていくのかが見どころだ。

 ​果たして、本作は土曜ドラマに改革をもたらし、高視聴率を獲得できるのだろうか?ドラマの展開に期待したい。

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