8・30両国大会でV2戦を行う高山。この日は、鈴木みのると全日プロで初タッグを結成し、諏訪魔&河野正幸と対戦した。
三冠タイトルマッチ決定後、初の前哨戦となったこの試合。フロントスープレックスで投げ飛されるも、すぐさまニーリフトで反撃した。
さらに試合の権利を失っても、その攻防は止むことなく、場外戦を展開。後楽園ホール入り口の売店まで連れ出し、メチャクチャ破壊していった。
それでも、ニーリフトをどてっ腹に叩き込み主導権を握ると、ビックブーツ、サッカーボールキックなど重い攻撃を連発。雪崩式ブレーンバスターからニーリフトを連発し追い込むと、最後は、ランニングニーリフトでトドメ。諏訪魔から直接3カウントを奪って見せた。 肉体改造でゴリマッチョボディーを目指し、帝王狩りデモを狙っていた諏訪魔も「チキショー。アバラ、胸、ヒザ…重いわ。一発一発が重いわ。ふざけんなよ」と語るように帝王の攻撃の破壊力をあらためて実感したようだ。
試合後、帝王は「諏訪魔のガキ、いい気になってるからお仕置きしたんだ。オレが本気になればあんなもんだ。アイツは何もねぇ。口だけで文句ばっか言ってるクソガキだ」とば倒。「両国、楽しみにしてる。一番やられたくないことをやってやる。覚悟しとけ」と恥辱刑を宣告した。