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再契約のため? 上原がリリーフ転向を受諾

 夢が叶えば、考え方も柔軟になるようだ。
 
 オリオールズ・上原浩治投手(34)が2度目のフリー打撃に登板したのは2月28日(現地時間)。相手は格下のマイナー選手だったため、事前にわざわざストレート、フォークの握りを教えてから投げていた。それでも、ヒット性の当たりはほとんどなく、昨年6月の右ヒジ腱断絶以来、約8か月ぶりとなる対戦マウンドに、首脳陣もひと安心といったところだろう。
 しかし、オリオールズのデーブ・トレンブリー監督は上原の先発起用には消極的だ。「キャンプの時点では起用法を固定しない」と前置きしつつも、「今季はリリーバーをやってもらうつもり」と話していた。上原はストッパーの経験こそあれ、『先発』に強いこだわりと美学を持った投手でもある。巨人時代、歴代投手コーチとその起用法と調整内容を巡り、何度も衝突してきたが、今回はそれに従うつもりだと言う。
 「上原は昨季、12試合に先発登板しましたが、6回を過ぎると極端に球威がなくなるんです。スタミナ不足を指摘され、本人も反論できませんでした」(現地メディア陣の1人)
 上原の契約は『2年』。契約最終年なだけに、結果を残さなければ、チームを追われることになる。その思いがリリーバー起用を受け入れさせたのかもしれない…。

 「上原は33歳でメジャーに挑戦したため、契約は『2年1000万ドル』(約9億円)です。松坂の『6年5200万ドル』とは比べ物になりませんが、同い年の川上憲伸は『3年2300万ドル』です。上原に先発起用を約束したメジャー球団はオリオールズだけで、上原も先発にこだわりがあるから、条件の決して良くないオリオールズと契約したんです」(関係者)
 リリーバーで結果を残し、先発枠に復帰しようと考えているようだが、現在の上原の調整内容を見て、こう指摘する声もある。
 「上原は術後8カ月で実戦復帰するわけですから、今季は長いイニングは投げられないと自覚しているようです。米メディアも、1年を通じて投げられないと見ています。先発投手としての彼の課題はスタミナだったのに、今は瞬発系のトレーニングをしています。これは、紛れもなく、リリーバーの調整方法です。セットアッパーとしての適正もアピールし、有利な条件で再契約を交わそうとしているのでしょう。先発に固執するより、リリーバーに転向すれば、現役生活も長くなる」(前出・現地特派員)
 その通りだとすれば、巨人時代には見られなかった発想の転換だ。メジャーのマウンドに立つという夢が叶ったからか、右肘に不安を抱えていても、上原の表情は明るい。

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