同作のプラモデルを販売しているバンダイではリメイク用に新たにデザインし直された宇宙戦艦や戦闘機を多数公開。業界関係者に向けて新商品の完成度の高さをアピールした。プラモデル業界では久しぶりのロボットモノ以外の大型コンテンツということで、期待度も高く、来場していた模型業界誌関係者は、「宇宙戦艦ヤマトをリアルタイムで見ていた世代は、子供の時にプラモデルに慣れ親しんでいました。今回のリメイクで、少しでもその頃のユーザーが懐かしんで戻って来てくれれば、という期待があります」と語った。
プラモデル以外の製品でもヤマトは注目されており、特に作品の公開に合わせたキャラクターフィギュアでの本格的な商品展開は、今回のシリーズが初の試みといってもいい。キャラ売り全盛の現在のアニメ事情に合わせてなのか、今回のヤマトのクルーにはヒロインである森雪以外の女性キャラクターも多い。すでに4月末に発売予定の「森雪」は予約が殺到しており、好調とのこと。第2弾山本玲もすでに8月の発売が予定されており、「森雪以外の、今作から登場した女性キャラがどこまで受け入れられるかが、今後の展開に関わってきます。できれば、作中に登場する女性キャラ全て出したいと思っています」と語った。ブーム再来となるのか、今後も注目していきたい。(斎藤雅道)