さてさて、今週は「第57回大井記念(SII)」が大井競馬場で行われます。大井記念は地方競馬としては数少ない2600mの長距離レースです。
本命は◎(3)トーセンルーチェです。今年に入って2000m以上の重賞ばかりを使われ、全て3着以内を確保しており、今がまさに充実期。特に前走ではダイオライト記念(JpnII)でメンバー最速の上がりを使い、3着に食い込みました。上昇度は1番でしょう。過去10年のデータから見ても、差し、追い込み馬有利のレースで、この馬の脚質とマッチしています。
○は追い切りの動きが良かった(10)シツジツゴウケンです。近走は1600mを中心に使われていますが、一度だけ使われた2100mで1着になったことがあり、実は長距離に適性があるのではないかと思われます。昨年末からの上昇度は◎に引けを取りません。
▲は斤量54kgが魅力の(4)ナムラブレットです。前々走では大井競馬初出走にして、ハイペースの中、中段から徐々にポジションを押し上げ、メンバー中2位の上がりを使う強い競馬をして勝ちました。今回はその時の斤量より1kg軽くなる54kgでの出走となり、さらに末脚の威力が増すでしょう。
以下、長丁場はお手の物、ディフェンディングチャンピオン△(9)マズルブラスト、使いつつ調子が上向いてきた(2)ピサノエミレ-ツで勝負です。
◎(3)トーセンルーチェ
○(10)シツジツゴウケン
▲(4)ナムラブレット
△(9)マズルブラスト
△(2)ピサノエミレ-ツ
買い目
【馬単】4点
(3)→(10)(4)(9)(2)
【3連単】9点
(3)→(10)(4)(9)→(10)(4)(9)(2)
※出馬表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し、確認して下さい。
〈プロフィール〉
ハッシー
山梨県出身。学生時代、大井競馬場で開かれた大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後、北海道へ渡る。浦河の生産牧場を経て在京スポーツ紙へ入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。顔は馬面。現在はフリーに。