報道をまとめると、8月末に都内の自宅で転倒し、手足などがしびれる持病の頸椎症性脊髄症が悪化。今月3日に茨城・水戸市で行われた恩師・船村徹氏のイベントにゲスト出演した際も車椅子姿で登場。8日から11日まで福岡県・博多座で開催されたコンサートも電飾付きの椅子を特注し「座ったままですみません」とショーをこなしたという。
10月5日に都内のホテルで「芸道生活55周年感謝の宴」を開催するが、それまでにきちんと治療しようということで、12日から入院。「頸椎症性脊髄症」と診断されたという。1週間から10日ほどで退院できる見込みだが、入院のため、21日の秋田、23日の岩手公演は来年2月に延期された。
「1、2週間の入院ならば、症状が軽いはず。重い場合、運動障害などを引き起こすので、一度、きちんと静養しておいた方が今後も元気に活動できるはず」(医療関係者)
北島は13年を最後に紅白歌合戦を卒業。その後は、昨年のNHK「思い出のメロディー」に歌手兼総合司会の立場で出演。当時の年齢が78歳で、同番組最年長となる司会をつとめるなど、相変わらず、NHKへの貢献度は絶大だ。
「北島が卒業しての2年間、紅白に関しては『やはり、御大がいないと現場がしまらない』という声が紅白の関係者からあがっている。北島は『後輩たちに道を譲りたい』という意向で紅白を卒業。その意向に従うと、白組での出場は難しそうだが、スペシャルゲストという形ならば可能なのでは。今年はリオ五輪の金メダリストたちの出演が予想されるが、そこに花を添えるのは北島の『まつり』しかない」(レコード会社関係者)
再び紅白で元気な姿が見たいものだ。