そんな中、後継番組が気になるところだが、すでに事務所の後輩であるKinKi Kidsで調整中だ。なぜ、KinKi Kidsなのか。その理由はかつて、SMAPのバックダンサーをKinKi Kidsが何度もつとめていたことだけではない。ジャニーズ事務所には、2つの派閥があることは有名である。その派閥抗争がSMAPの解散へとつながったことは世間の周知のところ。KinKi Kidsは中間派と見られており、角が立たずに番組ができる。そもそも、フジテレビとKinKi Kidsの関係は古く、また良好だ。1996年から「LOVE LOVEあいしてる」、後継番組となる「堂本兄弟」「新堂本兄弟」を放送していた。番組の内容も、昨今、めっきり減ってしまった歌番組を新感覚で仕掛けるということで決まっている。
また、冠番組の後継でだけではなく、今年のNHK紅白歌合戦にも、KinKi KidsがSMAPの代わりに出場することが濃厚だ。KinKi Kidsはこれまで紅白に出場経験がなく、今年出場となれば、初出場となる。そもそも、堂本剛は昨年、紅白の出場に意欲を見せていた。
ファンであれば、SMAPの代理ではなく、KinKi Kids独自の活躍に期待することだろう。