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SMAPの後継者がKinKi Kidsのワケ

 今年の1月から世間を騒がせたSMAPの騒動、結局は8月に解散することが決まった。8月15日のSMAPの冠番組「SMAP×SMAP」では、「昨日、SMAPの活動についての発表がなされましたが、『SMAP×SMAP』の今後の対応につきましては近日中に視聴者の皆様に報告させていただきたいと思います。本日は予定通りの放送内容をお送り致します」とのコメントが表示され、番組の終了へ向けて動き出した。

 そんな中、後継番組が気になるところだが、すでに事務所の後輩であるKinKi Kidsで調整中だ。なぜ、KinKi Kidsなのか。その理由はかつて、SMAPのバックダンサーをKinKi Kidsが何度もつとめていたことだけではない。ジャニーズ事務所には、2つの派閥があることは有名である。その派閥抗争がSMAPの解散へとつながったことは世間の周知のところ。KinKi Kidsは中間派と見られており、角が立たずに番組ができる。そもそも、フジテレビとKinKi Kidsの関係は古く、また良好だ。1996年から「LOVE LOVEあいしてる」、後継番組となる「堂本兄弟」「新堂本兄弟」を放送していた。番組の内容も、昨今、めっきり減ってしまった歌番組を新感覚で仕掛けるということで決まっている。

 また、冠番組の後継でだけではなく、今年のNHK紅白歌合戦にも、KinKi KidsがSMAPの代わりに出場することが濃厚だ。KinKi Kidsはこれまで紅白に出場経験がなく、今年出場となれば、初出場となる。そもそも、堂本剛は昨年、紅白の出場に意欲を見せていた。

 ファンであれば、SMAPの代理ではなく、KinKi Kids独自の活躍に期待することだろう。

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