メンバー5人そろって観客の前で歌うのは昨年大みそか「NHK紅白歌合戦」以来。震災翌年の12年からスタートした同コンサートの司会は、5年連続でメンバーの中居正広が同局の有働由美子アナウンサーとともに務め、SMAPも毎回出演。今年の同コンサートにはSMAPのほか、演歌界の大御所・北島三郎、人気バンド・SEKAI NO OWARI、乃木坂46、そしてジャニーズからはKis-My-Ft2(キスマイ)が出演しているのだが…。
「相変わらず、退社したSMAPのチーフマネージャーの飯島氏がブッキングしたのがバレバレの人選。SMAPほどの人気者はかなり前からスケジュールを押さえなければいけないが、騒動で解散するようなことがあればNHKにとってはとんでもない事態になっていた。そんな裏事情もあって、ジャニーズからの出演はSMAPとキスマイのみとなった」(テレビ関係者)
飯島氏は騒動の責任を取って1月末で退社。いわば、SMAPとキスマイは“船頭”を失った形となってしまったが、早くも今後に暗雲が漂い始めているというのだ。
「SMAP、キスマイ、山下智久はいわゆる“SMAP一派”と呼ばれているが、SMAPは冠番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ)に打ち切り話が浮上。キスマイは昨年から大手アミューズメント企業と展開していたキャンペーンが暗礁に乗り上げた。山下は一般人と夜の街でトラぶって書類送検されるなどジャニーズ名うての問題児だけに、事務所幹部は干す機会を狙っていた。現状では出演映画『テラフォーマーズ』(4月29日公開)のPRイベントぐらいしか仕事がない」(芸能記者)
SMAP一派は今後、グループとして本格的に正念場を迎えそうだ。