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『深イイ話』、2.5次元「テニミュ」特集もマナー違反が物議 “舞台中喋るのやめて”ファンから苦言

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榊原郁恵

 11日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)での一幕が、ネット上で批判を集めている。

 この日、番組では、ミュージカル『テニスの王子様』など2.5次元ミューカルを手掛けたプロデューサーの野上祥子氏に密着。2.5次元ミュージカルのこだわりなどを紹介していったが、その魅力を探るべく、タレントの榊原郁恵と島崎和歌子が舞台『NARUTO-ナルト-』を実際に観劇した。

 しかし、物販でパンフレットを購入する際、わざわざ下から取ったり、グッズの上にブランケットを広げたりなど不適切な行動が目立ち、観劇中も「すごい」と発声する場面があった。さらに舞台終盤、キャストが客席に降りてきてハイタッチをするというファンサービスの際には、キャストに話し掛けたほか、「ちょっと、ナルト!」と通り過ぎていったと思われるキャストをわざわざ呼び戻してハイタッチしようとしていた。

 この一連の行為に視聴者からは、「舞台中喋るの本当にやめてほしい…」「小声だとしても、誰も喋ってない中で喋られると本当にうるさい」「キャストわざわざ呼び戻すってなに?特別扱いされるの分かってたの?」という批判の声が寄せられてしまった。

 「公演中に私語を発したり、キャストに話しかけたりするのはもちろん禁止。さらには、物販で二人がブランケットを広げた際には、下に積まれたパンフレットの表紙が捲れてしまっていましたが、二人が気にする様子がなかったことから、それについても『それを買う人がいるんですけど…』などの声が寄せられており、不快感を覚えたファンが多かったようです。」(芸能ライター)

 とはいえ、テレビ取材はある程度仕方のない部分はあるが――。

 「しかし、ファンからは、『これが普通と思われたら嫌』『これを見た新規のマナーが悪くなったらどうするの?』といった指摘も出ています。開演前には私語禁止などのマナーについてのアナウンスがあるはずですが、島崎らがそれを守れなかったのは明らか。ロケのための特別措置ならば、その旨をテロップに出しておけばここまでの批判は起こらなかったかもしれません」(同)

 テレビで放送されたことで、2.5次元ミュージカルがより広がりを見せるかもしれないが、その入り口となる特集でマナー違反があったことに違和感を覚えた視聴者が大勢いたようだ。

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