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元ジャニーズJr.の小原裕貴 “仰天復帰”の裏にKinKi Kidsの助力

 今朝発表されたジャニヲタ垂涎のビッグサプライズといえば、学業専念のため卒業した元ジャニーズJr.・小原裕貴のおよそ17年ぶりの“復帰”だろう。

 小原といえば00年、Jr.の東京ドームライブで卒業セレモニーが行われたほど高待遇を受けた伝説の美少年。滝沢秀明や今井翼らとJr.黄金期を支え、当時は嵐や関ジャニ∞、山下智久らをしのぐエースだった。

 そんな彼がJr.時代に出演していたのが、KinKi Kidsの主演連ドラ『ぼくらの勇気〜未満都市』(日本テレビ系)。

 KinKiの歌手デビュー20周年を祝して7月21日、SPドラマ『ぼくらの勇気〜未満都市 2017』として一夜限りの復活をはたすが、それを祝うべく、小原も俳優として花を添える。無理だと思われた小原を再び表舞台にひっぱり出したのは、メモリアルのKinKiだからこそ成し得た奇跡だ。

 KinKiでもとりわけアーティスト性が高いのは、堂本剛。先の小原復活同様、これまでにも多くのジャニーズ初を具現化してきた。音楽面では、ジャニーズタレントとして初めて、外部アーティストへ楽曲提供している。

 お相手は、ももいろクローバーZ。16年2月に発売された4thアルバム『白金の夜明け』のラストに収録されている『桃色空』で、作詞・作曲・編曲を手がけている。剛効果がフルに発揮されたのか、同日発売だった3rdアルバム『AMARANTHUS』を大きく引き離し、発売初週の売り上げランキングで堂々トップに輝いている。

 現在上映中の映画『昼顔』で、相変わらずセクシーさを振りまいている俳優・斎藤工。彼は、昨年リリースされたKinKiのデビュー20周年目突入イヤー第1弾シングル『薔薇と太陽』のジャケット写真を撮っている。きっかけは、『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)。“昭和ノスタルジック巡り”の企画で、斎藤がKinKiを撮影すると、その叙情的な仕上がりに感動。冗談で「僕らを撮ってくださいよ〜」と口走ったことが、ジャケ写となって実現した。カメラが趣味で、これまでにも俳優仲間の柄本佑や綾野剛を撮った経験があった斎藤。とはいえ、人気者同士のコラボは異例だった。

 音楽や写真など、0から創造していくことが好きな剛。観光特別大使に就任している故郷・奈良では、作詞・作曲を手がけたソロシングル『縁を結いて』のミュージックビデオを撮影している。母と一緒に行った思い出の地である天河神社を舞台にしたのだ。同曲は12年、関西の大手私鉄・近鉄の特急電車の発車メロディ音に起用された。

 さらに同年には、近鉄大和西大寺駅近くに、剛のソロライブのために期間限定ハウス・shamanippon shipを建設。およそ2か月にわたるロングランライブを開催した(現在は取り壊されて、近鉄西大寺運動場に戻っている)。故郷に小屋を建てて、およそ2か月もソロライブを催したのは、ジャニーズタレントで剛ただひとりだ。

 既定路線というカベを破壊することで、新路線を開拓しつづけた剛。今回の“伝説の元美男子Jr.”小原の仰天復帰も、KinKiらしいといえば、らしいかも……。

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