打ち明けた芸人で、過去最高額ではないかと思われるのは、もはや経営者タレントとなったヒロミ。今年8月に放映された『しゃべくり007 真夏の2時間SP』(日本テレビ系列)で明かした驚異的月収は、5,000万円以上。芸能人としてのピークといえる、およそ15〜16年前で、レギュラー番組を10本以上抱えていたころだと推測される。
芸人ではないが今年、肉体型マルチタレントとして大ブレイクした武井壮も、驚くべき月収を叩きだしている。9月の『ナカイの窓』(同)で口にしたのは、2,000万円。「先月」と明かしたため、8月にCMギャラなどが振り込まれたと思われる。
同月、『有田とヤラシイ人々』(TBS系)で貯金額をカミングアウトしたのは、フルーツポンチ・村上健志。これまでの最高年収は、1,000万円前後。しかし、高額ギャラだったレギュラー番組が終了した現在は、減少傾向にあり、「将来のために」貯金が趣味になった。その貯金額は、2,600万円だ。
かつての村上のように、現在急伸中なのはジャングルポケット。トリオ芸人だが、早くもコンビ内格差が生じており、斉藤慎二が露出度・知名度ともに、レギュラー番組もズバ抜けている。今年明かした月収は、70万円。先に比べるとかなり少なめだが、相方の太田博久は「その半額」。もうひとりの相方で、もっとも地味な武山浩三も同額だと予想される。こうも「倍返し」ならぬ「倍違い」が生じると、さぞかし複雑な胸中だろう。
気になる金の話。来週もさらに、ツッコんでいこう。(伊藤由華)