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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(11/24東京・11/25京都)

 先週ピックアップした2頭。東京デビューの注目馬・トーセンターキーは、好スタートを切ると折り合いに専念して後方からの競馬。その甲斐あって折り合いはついたが、鞍上は終始手綱を短く持ってかかるのを警戒していた。1000m通過1.03.2のスローペースであったため、3、4コーナー中間あたりから仕掛け始めるが、直線に入るとごちゃつくのを嫌ってか外へ持ち出す。外に出されてからはじわじわと伸びたが届かず4着。鞍上が気を使って乗っていたので、気性がだいぶ幼いのかもしれない。京都デビューの注目馬だったパーフェクトスコアは、抽選の結果非当選だったため出走できず。

 今週の東京デビューの注目馬は、11月24日(土)第5R芝1600m戦に出走予定のラッキーチケット。馬名の由来は「幸運のチケット。母名より連想」。牡、鹿毛、2010年5月18日生。美浦・勢司和浩厩舎。父ネオユニヴァース、母ベルグチケット、母父ウイニングチケット。生産は浦河町・ミルファーム、馬主はキャロットファーム。クラブ法人・キャロットクラブの募集馬で総額2600万円。昨年のセレクションセール1歳市場において1627万円で落札された。母は1999年フェアリーS(GIII)を勝った快速馬で、半兄には短距離で4勝を挙げているレイクエルフ(父スターオブコジーン)がいる。初仔のレイクエルフ以外に勝利を挙げた兄妹はいないが、レイクエルフ以外はすべ て牝馬。今回は久々の牡馬なので期待したい。本馬は遅生まれということもあり、まだしっかりしていない部分が多いが、トモや太ももの発達が素晴らしく、肩にも上質な筋肉が付いているパワフルボディ。脚元はクッションが効いており、頸差しもしっかりしている。距離はマイルから中距離が良さそう。なお、鞍上は今週から短期免許が交付されたクレイグ・ウィリアムズ騎手を予定している。

 京都デビューの注目馬は、11月25日(日)第6R芝1400m戦に出走予定のステイウェル。馬名の由来は「ツキが良い。父名より連想」。牡、黒鹿毛、2010年4月2日生。栗東・佐々木晶三厩舎。父スウェプトオーヴァーボード、母ムーンザドリーム、母父ダンスインザダーク。生産は浦河町・高村牧場、馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。クラブ法人・ユニオンオーナーズクラブの募集馬で総額1575万円。半姉には2010年チューリップ賞(GIII)や2011年京都牝馬S(GIII)を勝ったショウリュウムーンがいる。本馬は脚長で一見すらっとしたイメージを受けるが、全体のシルエットは父より母父のダンスインザダークに似ており、トモや肩、頸、腹と各パーツはしっかりしている。特にトモの筋肉が軟らかく、姉・ショウリュウムーン同様キレのあるタイプ。距離は1400m〜2000mくらいまでが良さそうだ。なお、鞍上には水口優也騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜日掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」も担当している。

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