今回不合格となったのは「全学部入試」であり、今後は学部別の入試に望みを託す。
「ネット上では、『全学部入試』の不合格を受けて、すべて玉砕といった声が相次いでいますが、これは誤解です。全学部入試は、ほかの大学と試験日程がかぶらないように、すべての学部学科共通で同じ試験を実施するものです。この試験は、より上位の大学を受ける人に向けてのものといった意味合いがあるので、倍率やボーダーも高くなります。そのため、本命は個別入試であるといえるでしょう」(予備校教師)
個別入試の場合、試験は学部ごとのオリジナルとなる。いわば“傾向と対策”がより生かされる形となる。
「ロンブーの淳はいまだに受験学部を公開していませんが、個別入試は2月10日にはじまり、2月21日まで行われています。最後の合格発表は2月27日。学部によっては最大2回まで受験のチャンスがあります。試験会場の雰囲気や、試験問題に対する時間配分などにも慣れてくるので、そうした部分においては合格の可能性が高まるといえるでしょう。もっとも、センター試験のはっきりとした結果を公開しないことからもわかる通り、基礎学力がボーダーラインに達しているかは未知数ですが…」(前出・同)
「最後まで諦めない」は受験の鉄則ともいえるが、果たしてロンブー淳は春に“サクラサク”ことができるのか。追って結果を待ちたい。