全2勝を中山コースで挙げているのが強調材料。特に前走の若竹賞は4角9番手から馬群を割って一気に突き抜ける快勝でした。しかも、2カ月半ぶりの休み明けでしたから、能力の確かさを証明したものといえるでしょう。
前走が急仕上げ気味だっただけに、叩かれた上積みは相当。今週の追い切りでは坂路コースで800メートル48秒5→35秒6→12秒5の好時計を馬なりでマークする絶好の動きを見せています。
追って味があった前走の内容から、距離が2000メートルに延びるのはもってこい。2戦目のいちょうSで0秒1差2着しているように、オープンでのメドも立っています。デビューからずっと内田騎手が乗り続けているのも、将来性を見込んでいるからでしょう。頭から狙い撃ちといきます。