昨年のNHKマイルCほか重賞2勝の実績はここでは、断然。さすがGI馬と実力を再確認させられたのは、1年5か月ぶりに戦列復帰した前々走のスワンS。
プラス38キロと見るからに太目の体で、0秒2差3着に逃げ粘ったのだ。続く、マイルチャンピオンSは9着とはいえ、まだ余裕残しの体でレコードにコンマ0秒6差なら決して悲観する内容ではない。
本来が叩き良化型で、プラスアルファは大きい。1200メートルもファルコンS(GIII)を含め、2戦2勝と適性は高い。逃げ切りが決まると見た。
◎6ジョーカプチーノ
○13ベストロケーション
▲14アポロフェニックス
△2ショウナンカザン、5グランプリエンゼル
10R「北総ステークス」(ダ1800メートル)は満を持して出走する、マエストラーレに期待。
全4勝を中山ダ1800メートルで挙げている、エキスパート。前走後はここを目標にリフレッシュ放牧。2か月ぶりでも万全といえる態勢が整っている。
〈4721〉とまだ底を見せていないし、奥が深い。絶対的な自信を持つこの条件なら、クラスの壁も一気に突破。3連勝を達成する。
◎6マエストラーレ
○14ストロングバサラ
▲15グラヴィテーション
△3プレシャスジェムズ、8ハギノリベラ
9R「ひいらぎ賞」(芝1600メートル)は良血馬のコウヨウレジェンドでもう一丁。
全姉のアサヒライジング(4勝)は06年の桜花賞、オークス、秋華賞で(4)(3)(2)着と好走。翌年のヴィクトリアマイルも(2)着している名牝。ポテンシャルは紛れもなくクラシック級。
メンバー構成に恵まれたここは、あくまで通過点とみる。
◎4コウヨウレジェンド
○1フレンチカクタス
▲10ポピュラーストック
△6デルマドゥルガー、16テイエムシャトウ
最終R(芝2000メートル)は強い3歳馬の、フェイルノートに白羽の矢を立てた。
前走のセントライト記念(12着)は重賞の厚い壁にはね返されたが、自己条件に戻れば別。起死回生の一発が期待できる。
◎10フェイルノート
○8イグゼキュティヴ
▲1ラストノート
△4グレイスフルソング、9タカラサンデー
小倉11R「中日新聞杯」(芝2000メートル)はトゥザウローリー、ゲシュタルト両3歳馬の争い。
2頭の比較では前々走で歴戦の古馬を手玉に取っている、トゥザグローリーがハンデも1キロ恵まれ一歩リードだ。マイルCS7着の敗因は、距離不足。
それでレコードに0秒5差だから、力はある。適鞍の2000メートルなら、余すところなく力を発揮できる。
◎1トゥザグローリー
○7ゲシュタルト
▲16ヤマニンキングリー
△8コスモファントム、9ナムラクレセント
阪神11R「ベテルギウスS」(ダ2000メートル)は実績、実力ともワンダーアキュートが最右翼。休み明け2戦目で走り頃だし、素直に底力を信頼したい。
◎13ワンダーアキュート
○8バトードール
▲14マチカネニホンバレ
△5エーシンモアオバー、10インバルコ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。