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【週刊テレビ時評】絶好調の米倉主演「ドクターX」は過去最高! 堺主演「リーガルハイ」、水谷主演「相棒12」は過去最低

 昨年の民放の連続ドラマで最高の視聴率(平均19.1%=数字は以下、すべて関東地区)をマークしたテレビ朝日系「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」(米倉涼子主演/木曜日午後9時〜)が、今作でも絶好調だ。

 同ドラマは初回(10月17日)22.8%で好発進し、第2話(24日)では23.1%と上げた。日本シリーズ(巨人対楽天)と重なった第3話(31日)こそ、18.4%と下げたが、以降、第4話(11月7日)=21.3%、第5話(14日)=23.7%、第6話(21日)=22.1%と20%超えが続き、第7話(28日)では23.9%と今クール最高の数字を弾き出した。

 第7話までの平均視聴率は22.2%で、7月期のTBS系「半沢直樹」(堺雅人主演)の平均28.7%には及びそうにないが、今年の民放連ドラ第2位の座を確保しそうな勢いだ。

 好調を維持していた堺主演のフジテレビ系「リーガルハイ」(水曜日午後10時〜)だが、第8話(27日)は16.2%と少々つまずいた。ここ最近、17〜18%台をキープしていたが、前週より1.5ポイントの下げで、第2話(10月16日)の16.8%を下回り、今作での過去最低となった。同話では広末涼子がゲスト出演したが、広末効果は見られなかった。

 テレビ朝日系「相棒season12」(水谷豊主演/水曜日午後9時〜)も小休止か…。第7話(11月27日)は前週より、1.2ポイントダウンの14.4%で、今シリーズで最低となり、初めて15%台を割り込んだ。同シリーズの視聴率が15%を切ったのは、「相棒season11」第8話(12年12月5日)の14.0%以来。

 低迷が続く木村拓哉主演のTBS系「安堂ロイド〜A.I.knows LOVE?〜」(日曜日午後9時〜)第8話(12月1日)は10.7%で、前週より0.5ポイント下げた。これで、同ドラマの視聴率は3週連続ダウンで、第4話以降、5週連続で10〜11%台という伸び悩み。

 同日、裏の日本テレビ系「行列のできる法律相談所」(午後9時〜9時54分)が14.2%で、前週より2.1ポイント上げ、テレビ朝日系の開局55周年記念二夜連続ドラマスペシャル「オリンピックの身代金」(竹野内豊主演)第2夜(午後9時〜11時10分)が13.9%を獲ったのが響いたのか…。

 第5話(11月21日)で3.0%を記録し、今世紀にプライム帯(午後7時〜11時)に民放で放送された連ドラのワースト記録を更新したTBS系「夫のカノジョ」(川口春奈主演/木曜日午後9時〜)第6話(28日)は3.6%で、0.6ポイント上げた。今週は裏の「ドクターX〜」がフィギュアスケート中継で休止となるため、視聴率を上げるには絶好のチャンスとなる。

 同様に低視聴率に沈んでいるフジテレビ系「家族の裏事情」(財前直美&沢村一樹主演/金曜日午後7時57分)第6話(29日)は4.2%で、前週より0.4ポイント上げたものの、4週連続で5%を切った。

 いよいよ最終回に近づいてきたNHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演/日曜日午後8時〜)第48話(12月1日)は、主役の八重(綾瀬)の夫である新島襄(オダギリジョー)が死亡するシーンが流されたが、視聴率は3週連続変わらず13.7%だった。
(坂本太郎)

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