番組でフィナーレを飾るのは、かつて石橋貴明が司会をつとめた音楽番組「うたばん」(TBS系)のパロディーコーナー「さいごのうたばん」だ。このコーナーは「ほんとのうたばん」として放送され、音楽PVのパロディーや、とんねるずと番組スタッフによるグループで結成した野猿の活動が話題を呼んだ。
最終回では、番組第1回目のゲストであった松田や、野猿のメンバーらとともに、「ほんとのうたばん」の名場面を振り返る。ラストにはとんねるずの熱唱が披露されるという。
この内容にネットでは、「野猿が出るなら見るか」「スタッフを大事にしてきたとんねるずらしい」といったコメントが寄せられている。一方で、「最終回にしてはショボい…」「よっぽどネタがなかったのかな」といった不満の声も目立った。
「今月8日には、かつて番組に出演していた宮沢りえや渡辺満里奈が出演しました。そのため、まだ出演していない過去のレギュラーや、大物ゲストの共演も期待されていました。しかし、最終回が通常放送である60分のため、こうした内容に落ち着いたのでしょう。」(テレビライター)
ちなみに、同番組とともに3月末に終了する、「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)は、5時間10分に渡り最終回スペシャルが放送される。そのため、同じ長寿バラエティーにも関わらず「あまりにもあっさりとしすぎている」という声が出るのは無理もないだろう。
「これまで、『みなおか』は節目ごとに総集編を放送してきました。そのため、過去の名場面を寄せ集めて長時間放送するのでは、これまでのスペシャル版と変わらないと考えたのではないでしょうか。今後、特番などで復活させるという期待も含め、この内容となったのかもしれません。」(同・ライター)
8日放送回では、石橋が「俺いつか帰ってくるから」と発言する様子も放送されている。シンプルなフィナーレで幕を閉じるのも、いつか復活するという思いの表れなのだろうか。