番組終了に至るまでの原因はいくつかあるという。番組制作会社社員は語る。「アンチを含め太田がムキになって持論を展開する内容は大きな注目を浴びた。しかし、それも徐々に飽きられてくる。まずこれが一番の問題」とのこと。
ただ、視聴率低下に決定打を与えたのはその後の展開。「飽きられている事実にきづいた制作者側は、いろんなコーナーを立てて、引っ張ろうとした。ただこれがことごとく安易な企画で失敗。国民が怒っているニュースなんて新人のネタ見せコーナーになっていた。これには太田自身も苦言を呈したこともある」(番組制作会社社員)。
出演した国会議員などからは「政治が身近になったいい番組だった」と番組終了を残念がる声もある。ただ、一部では「政治をバラエティと混合させ、よく出演する議員は実力以上に知名度を得て期待されるようになった」とマイナス面の評価もある。
最後に番組制作会社社員は「そもそも、あまり日本人の体質にあわない番組だったのかも。テレ朝のTVタックルのように、タレントたちが持論を展開せず、その議論が対岸の火事かのよう完全に引いてみるようなものの方が日本人向きなのかも」とも語った。