事の発端となったのは、著書の発売記念として開催されることとなったプレゼント特典。著書には許斐氏に直接人生相談ができるディナー企画への応募券が付けられるといい、一人何通でも応募可能とのことだった。しかし、著書発売から約1か月半後に当選者が発表となったのだが、公式アカウントのツイートでは「厳正な選考の末選ばれた、超ラッキーな当選者の5名の方々に、本日、招待状と先生直筆のお名前札を発送いたします」と書かれていたことからネット上で物議に。「抽選ではなく選考だったんですか?」「選考とは、なにか当選するコツがあったんでしょうか?」といった疑問の声が寄せられてしまった。
その後、公式アカウントが「当企画は許斐先生による選考ではなく、編集部による抽選で当選者を決定しています」と釈明と謝罪をしたために、騒動は収束したかのように見えたものの、14日になり公式アカウントが許斐氏と当選者とのディナーが終了したことを報告。しかし、当選者の爪に施されていたという『テニスの王子様』のネイルを「超幸運な当選者さんの、超細密な痛ネイルです」と紹介したことで、ファンがその人物を特定。ファンの間でも有名な人物で、許斐氏とツイッター上でもやり取りがある人物ではないかと再び騒動に発展してしまった。
これを受け、許斐氏は自身のツイッターを更新。「私の皆に当たって欲しくて"悩んだ"と言うツイートが一部の人に誤解を与えてしまったようで胸が痛いです」としつつ、全ての葉書に目を通した上で抽選したと釈明。「しかしながら悲しい思いをした方がいらっしゃった事に深くお詫びし、今後このような企画は二度と行いません」とつづっていた。
この一連の騒動に、一部ファンからは「出来レースだったんですか?何冊も買って応募したのにバカみたいです」「胸が痛いのは応募者の方です。お気に入りの子と食事できて楽しかったですか?」「わざわざ一人の子のネイルだけ載せて、それが有名なファンだったら贔屓と思うのは当然」といった声が上がっている一方、「すごいファンの子だし、単にたくさん買って当選しただけじゃ?」「言葉尻を悪い方に受け取って落選した恨みを作者にぶつけるのはやめたほうがいい」「偶然にしか思えない。謝罪も釈明もしてるのにそれでもまだ叩く人はなにがしたいんだろう」という擁護の声も多々見受けられた。
単純な言葉の間違いと偶然が重なってしまったと考えているファンが多い模様。また、許斐氏が「今後このような企画は二度と行いません」とつづったことに対する悲しみの声も広がっている。
記事内の引用について
許斐剛の天衣無縫の人生相談公式アカウントより
https://twitter.com/jbooks_jinnsei