アヌンナキは、古代シュメール語で「天より地に降り来たった人々」という意味である。
この宇宙人創造論は、ゼカリア・シッチン(1922年〜2010年10月9日)という考古学者のシュメール文明の文字解析をしたことからも言われている。
シッチンの解析によれば、シュメールの粘土板には、3600年ごとに地球に接近し災厄をもたらす「巨大な赤い星」であると記されている。ノアの箱船やアトランティス大陸の沈没などの洪水の伝説は、この惑星ニビルによるものと言われている。
古代シュメール文明は、奇跡とも言える進化をした文明であった。高度な天文知識、数学、建築、整った社会システム等々、ありとあらゆるものが揃っていた。シュメール人は高度な文明を与えてくれたアヌンナキを「神」と崇めている。
惑星ニビルは、太陽系の10番目の惑星である。(ただし、太陽と月を含めると12番目となる)超楕円軌道で太陽の周りを公転し3600年周期で地球に最も近づくとされる。NASAが惑星Xとして冥王星の彼方に惑星がある可能性を公表。しかし、まだ存在が認められていない謎の惑星である。
惑星ニビルは地球の4倍もあり木星に匹敵する大きさである。もし、このような質量の大きな惑星ニビルが接近すれば、重力と引力のバランスが崩れ、地球の磁場に影響が起こるとされている。それにより、ポールシフト(地球の回転軸が変化)が起こり、巨大地震、異常気象など大きな天変地異に見舞われる可能性があるという。
実は、2012年にニビルが再接近すると言われているが、その動向はまだ不明である。
もしかすると、アヌンナキは自分たちの予想に反して愚かな進化を遂げてしまった人類を残念に思っているのかもしれない。惑星ニビルが再接近の時、アヌンナキが自らの手でなんらかの決着をつけにくるのだろうか?
(呪淋陀)