過去にボロボロになり、麻薬中毒の挙句にホームレスになった時の自分を忘れない為にも、今の成功にとても感謝している。2001年にガールズグループ『ワイルド・オーキッド』を脱退した後、メタンフェタミン中毒だったファーギーは、デイリー・レコード紙に「子役の頃に稼いだお金を全部(薬に)使っちゃったから、母の家に帰らなくちゃいけなくて、しかも失業手当をもらっていたの。だから、お金が自分の人生の浮き沈みを左右していたワケよ。お金には御礼を言いたいわ」と伝えた。
またファーギーは、名声があることが招く陰謀にウンザリした事は一度もなく、自分に舞い込む甘い罠さえも楽しんでいるのだという。
「プライベートジェットに乗る事はとっても魅力的だし、初めて乗った時の事は今も憶えているわ。何でも食べたい物を注文していいよ、って言ってくれたからイイ気になって、ロブスター、小エビ、蟹、ご飯、ステーキ…行き過ぎなオーダーで、凄まじく豪華な食事になったわ」