『新冒険ラストベガス』は、若手芸人が数日かけて検証を行い、その結果をスタジオにいる芸能人がカジノ形式で、自身のギャラ増減を賭けて予想するという内容である。
物議を醸したのは、ラストに放送されたお笑いコンビ「パーパー」のほしのディスコによる「ほしのディスコが4人の美女に本気の告白!脈アリは何人?」というタイトルの検証企画であった。
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この企画の直前、ほしのは「付き合って30日以内のお宝カップルを探せ」というロケを担当していた。ほしのは計4日間に渡ってお宝カップルを探し続けており、取材拒否のカップルが多い中、真摯に企画と向き合っていた。
ほしのの頑張りの結果、4日間のロケで302組中7組のお宝カップルを発見。その模様はネットでほしのに対し、「お疲れさま」「これはすごい根気のロケだった」といった労いの言葉が相次いだ。
だが、その直後に放送された「脈アリは何人?」は、それまでのほしのの頑張りを全て否定するかのような企画内容であった。
「脈アリは何人?」はタイトルの通り、「お宝カップル」のロケの最中に見つけたほしのの好みの女性に、愛の告白チャレンジするというもの。ほしのは好みの女性を見つけると、二人きりになれる空間へと連れ出し、「僕と付き合ってください!」と突然の告白。当然ながら女性達は引き気味で、ほしのの告白を断ってしまう。最終的には5日間ずっとロケで一緒だった番組の女性プロデューサーにも告白チャレンジ。
だが、女性プロデューサーは「タレントさんとはそういう関係にはなれない」とほしのの告白を拒否。そして、「5日間あってもダメかぁ!」というほしの絶叫で番組は終了した。
これには、さっきまでほしのの応援をしていた視聴者も「これは女性に対して失礼すぎる」「最後のはマジで要らなかった」「株下げただけじゃん」「ほしのも告白された女性もかわいそう」「完全に白けてしまった」といった非難の声が相次いだのだ。
番組としては、「モテないキャラ」としてのほしののキャラを前面に押し出したかったのかもしれないが、せっかく頑張ったほしのの印象を下げただけの微妙すぎるおまけ企画であった。