「今年3月、JASDAQ上場企業・KeyHolderが芸能プロダクション・AKSからSKEを30億円で買収。その傘下の会社・ゼストが運営することになったが、資金力が豊富なので、新曲のMVは米・ロサンゼルスで撮影。メンバーの古畑奈和が初センターを務めた。買収後に幸先のいいスタートを切った」(レコード会社関係者)
SKEは9月1日まで第10期生オーディションの参加者を募集。応募資格は10歳以上、上限なし、国籍も不問で、最終審査にはファンの投票を採り入れ、新曲にはオーディションの投票権を封入。売り上げが好調だったのには、それも関係していたようだ。
「これまでのAKSとはまったく違う路線で、グループの知名度・人気をアップしようとしているようです。これまでには出ていなかったメディアでの露出も増えています」(芸能記者)
ところが、その独自路線が今後、マイナスになる可能性もありそうだというのだ。
「AKSが呼び込みをかけていたスポーツ紙やワイドショーでの露出が減っている。活動ぶりを見ていても、これまで以上に本拠地・名古屋での活動を増やしているので、そのうち、ローカルアイドルに転落してしまうのではと言われている」(同)
SKEは今年に入り、ソロセンターも務めた小畑優奈が3月末に卒業。同じくセンター経験者の北川綾巴もすでに9月末での卒業を発表済み。
さらに、次世代のエース候補とされていた現役青学大生の後藤楽々も9月末で卒業を発表。オーディションで逸材を獲得できればいいのだが…。