第二次世界大戦も経験したジョセフ・ジャーマノッタさんが、24日金曜日、ニュージャージー州、リンカーン・パークの老人ホームにて、88歳で亡くなった。ガガが、黒のスーツ、ダイアモンドのスタッズが付いたチョーカー、そして女帝風のヒール姿で訪問した2日後のことだった。
ガガは落胆している様子をニューヨークで目撃された25日土曜日に、恋人ルーク・カールから慰めてもらったらしいが、その時でもいつもの奇異なレオタードにレザージャケットという装いだった。
ガガは以前、祖父に対する愛情を語り、イングランド、ノッティンガムでのコンサートに於いて『スピーチレス』という曲を祖父に捧げていた。
5月に行なわれた公演でガガは、「いつもは私生活については話さないけど、実は祖父が病気なの」「祖父とはすごく仲がいいんだけど、今とっても重い病気で、アメリカでは父が付き添っているわ」「すごく悲しかったから、1日中泣いていたわ。だから今日は、正直に何が起こっているのか話そうって決めたのよ」「祖父は私のショーに来てくれるには年齢が行き過ぎているのが切ないけど、大きな声で歌えば声が届くと思うわ。この曲は祖父のためよ」
ジョセフさんは57年付き添った妻アンジェリーナさんと息子のジョセフさんに看取られた。家族は花束を贈ってもらう代わりに、パーキンソン病の研究のための財団法人のマイケル・J・フォックス基金への寄付を呼びかけている。