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『家売るオンナ』、初回2ケタで好発進 『けもなれ』の失敗を活かせている?

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北川景子

 新しい日本テレビの水曜ドラマ『家売るオンナの逆襲』が9日に始まり、初回平均視聴率が12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが分かった。

 本作は2016年に放送された『家売るオンナ』の続編。北川景子主演で、2017年にはSP版の『帰ってきた家売るオンナ』も放送されていた。

 天才的な不動産屋・万智(北川)がありとあらゆる手法で次々と家を売っていく本作。第1話では万智と夫で課長の屋代(仲村トオル)がそろって「テーコー不動産新宿営業所」へ復帰。熟年で冷え切った関係にある夫婦のために適切な家を紹介したり、ユーチューバーの新居問題を解決する展開に。『家売るオンナ』ファンにはおなじみの「GO!」などのセリフも多々飛び出していた。

 約1年半ぶりの新作に視聴者からは、「やっぱ面白い!」「テンポも良いし、登場人物のキャラも笑えて最高」などと絶賛の声が集まった。加えて「これぞTHE日テレドラマって感じ。こういう軽さが向いてると思う」「2クール意識高い系が続いたからコメディっぽさがちょうどいい」「日テレはやっぱり変に難しいことすると滑ると思う」といった意見も多く見られた。

 かつては『家政婦のミタ』、『14才の母』など重いテーマで高視聴率を獲得していた日テレだが――。

 「日本テレビの水曜ドラマ枠は、昨年10月期には『獣になれない私たち』、その前の7月期には『高嶺の花』と重めのテーマが続き、軒並み低評価となりました。原因はまさにその『重さ』。実はここ最近、日テレで高評価されるのはコメディ要素の入った軽いドラマの方なんです」(ドラマライター)

 昨年10月期に放送された『今日から俺は!!』は午後10時半スタートと遅めのドラマであるにもかかわらず、子どもの間で人気の作品に。また、2017年放送の『過保護のカホコ』も昨年スペシャル版が制作されるなど人気。コメディタッチが多い軽めのドラマが視聴者からの高評価を得て、安定した視聴率を獲得するというパターンが多くなっているという。

 「その点、『家売るオンナ』は現実離れしたコメディの要素が評判を博している。楽しく見られて、最後にはスカッとできるのが特徴。視聴者にとって、ようやくニーズに合ったドラマが出てきたというところでしょう」(同)

 この数クール、ドラマ視聴率の上位をTBSとフジテレビが占め、特に視聴者離れが進んでいる日テレドラマ。果たして『家売るオンナの逆襲』で起死回生はなるだろうか――。

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