前田といえば、2005年にAKB48の初期メンバーとしてデビュー。2009年の第1回AKB48選抜総選挙で1位に輝き、見事にセンターポジションを獲得した。それからは、“不動のセンター”として、同グループの成長に大きく貢献。そして2012年8月に同グループを卒業し、女優としての道を歩み始めた。
そんな前田にも“共演NG”の芸能人はいるようだ。映画『探偵はBARにいる3』(17年)で共演した女優の北川景子と“冷戦”状態にあると2017年4月、『週刊新潮』(新潮社)が報じたのだ。同誌によると、本作では北川がヒロイン、前田は脇役での出演となったのだが、前田は自身の“扱い”について不満を抱いていたという。年齢やキャリア面において、明らかに前田よりも格上なのは北川。だが、前田は“元AKB48のエース”という肩書に付け加え、出演した映画の格で言えば北川とほぼ変わらないとし、女優としては“同格”だと意識していたそうだ。
またロケ中、前田の“同格”意識が態度にも出ていたという。北川も前田の感じの悪さに気付いていたとされる。同誌によると、2017年の2月に行われた発表会見で、北川は黒のワンピースを着用してきたのだが、前田と偶然にも被ってしまったのだ。だが、周囲は最後の最後に前田が「わざと被せてきたのでは」と噂していた。両者は互いに目を合わせようともせず、一度も口を利かなかったと報じている。そして、都内で行われた同作の打ち上げ当日では、両者はただただ不機嫌な様子であったという。
しかし、映画が公開された2017年12月、これまでの“冷戦”報道を一蹴するかのように、前田は2ショットをインスタグラムにアップしたのだ。「美しさと優しさ溢れる景子さん(ハート)」とコメントを添え、笑顔でピースサインをする両者のショットは、初日舞台あいさつのオフショットのようである。ファンは「2人とも顔ちっさ!」「景子ちゃん相当顔小さいって聞くけどあっちゃんもかなり顔小さいのね!」などと両者の顔の小ささに騒然とした。
一方で、北川も前田と同様の写真を自身のブログに投稿した。「なんと9年ぶりくらいの共演でした」と、両者が2008年に放送されたドラマ『太陽と海の教室』(フジテレビ系)で共演したことについて触れた。そして、その時から比べると「ぐっと大人になって、相変わらずとてもかわいいあっちゃんでした」とコメント。互いに褒め称えたのだ。だが、一部からは“褒め合い合戦”について「マウンティングじゃん」「わざとらしい」「無理してお世辞」などと疑問視する声もあった。そしてこれ以降、両者が共演した話は出ていない。
AKB卒業後に女優に転身してからというもの、業界内外で「誰に対しても下手に出ない」「おまけにワガママ」などと批判されていたという前田。AKB時代に手に入れた“栄光”の残像があるようで、これまでチヤホヤされていたアイドル意識が抜けず、演技力に難があるとまで指摘され続けているという話もある。
さらに前田は、今回のできちゃった婚によって、今秋放送予定だった人気ドラマの出演を“体調不良”を理由に急遽降板したという。人気シリーズの重要な役だったそうで、女優冥利に尽きるはずだが「勝手極まりない」との声も広まっているそう。今後は、悪い評判がついてしまった女優の道を脱線し、ママタレに転身するのも手である。ひとまず話題性と需要がある今ならば、安心して産休に入れるだろう。
記事内引用について
前田敦子公式インスタグラム
https://www.instagram.com/
北川景子公式ブログ
http://blog.stardust.co.jp/keiko/20171201_2754/