この日、木梨は番組のお悩み相談コーナーで、22歳の男性リスナーから「自分になんの才能があるのかわからない。そもそも才能とはなんなのか」との相談を受けた。男性リスナーによると、「自分の才能がわからず就職するのが怖い」「学校の先生や映画関係やお笑い芸人にも憧れがあるが一歩が踏み出せない」という悩みがあり、今回、木梨がゲストで出演するとのことを知り、勇気を出してメールを出したという。
木梨は芸人になる前は、数か月ほどサラリーマンとして働いていた経験から「職場環境によってその仕事が好きになる可能性もある」という持論を展開。
また同時に、「これもなにかの縁」ということで「彼の就職先を斡旋する」と約束。
4月20日に都内で行われる木梨の主演映画『いぬやしき』の舞台挨拶で、彼を知り合いの映画プロデューサーやフジテレビ社員に引き合わせることを宣言した。この誰も予想だにしなかった展開に、ジェーン・スーをはじめ共演者やリスナーは驚き、木梨の懐の広さと往年のとんねるずを感じさせる豪快すぎる回答に、全国のリスナーから絶賛の声が相次いだという。
木梨はレギュラー番組が終了後、主演映画『いぬやしき』の宣伝を兼ねて、さまざまなテレビ・ラジオ番組にゲスト出演している。一部情報によると、木梨は「身軽になるため自らギャラのランクを下げた」とも噂されているが、重荷が下りた分、木梨の本来の持ち前のフットワークが復活。「おしゃれな脱力系オジサン」として新しいレギュラー番組を持つ可能性が高いほか、今回のナイスすぎる回答により、今後は自伝やエッセイ本などの美味しい話も舞い込む可能性も高い。
木梨憲武、タレントとしてのセカンドライフは磐石か。