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“印税長者”が明かす著作権収入の実態

 音楽プロデューサーの小室哲哉容疑者(49)の詐欺事件で注目を浴びている音楽著作権。小室容疑者は安室奈美恵、華原朋美らの“小室ファミリー”をプロデュースし、音楽著作権の印税収入を中心に100億円稼いだとも言われる。逮捕時は借金まみれだった小室容疑者だが、彼と同じ“印税長者”が驚くべき実態を明かした。

 小室容疑者は、投資家への著作権譲渡をネタに5億円をだまし取ったとされるが、それができたのも“印税長者”として世間に知れ渡っていたからこそ。しかし、実際に“印税長者”はどのくらい儲かるのかはわれわれ一般人には分からない。
ところが、「ロード」が大ヒットした「THE 虎舞竜」のボーカル、高橋ジョージ(50)が、10日放送のトークバラエティー番組「しゃべくり007」に妻でタレントの三船美佳(26)とともに出演し印税収入を赤裸々に暴露したのだ。
 高橋によると、「ロード」は「こんな暗い曲は売れない」と大手レコード会社に相手にされず、インディーズ扱いで発売したという。
 「通常、音楽著作権はレコード会社とつながりのある音楽出版社に譲渡する。作詞・作曲を手がけた場合、印税から約3%引かれるが、その分、一般市場に流通するから売れる。ただし、音楽出版社を通さないで売れれば丸儲けで、『ロード』はその一例。93年1月に発売し、売り上げ200万枚を突破。同年の年間シングルセールス3位となった」(レコード会社関係者)
 番組内で高橋は、「1年経って初めて印税が入った。人から『(印税は)2000万くらいだろう』って言われてたけど、その日は2億入ってた」と興奮気味に当時を振り返った。さらに、「その後、放送使用料、二次使用料、カラオケ(使用料)全部入って、出版とかいろいろあって1年で22億ぐらい」と告白した。
 高橋は三船と97年春に出会い、映画の共演を通して交際に発展し98年9月に結婚。しかし同番組で、三船は「(高橋と)出会った時、そんなに(お金が)なかったもん」とがっかり。すると高橋は、「出会った時は500万円しかなかった。六本木で(店を)『貸しきっちゃえ』ってひと晩6000万円使った。家買ってないし、アルバイトしてた。失敗がパワーになった」と苦笑。高橋の話からすれば、わずか3年の間に散財したようだ。
 「『ロード』は売れたけど、2枚目のシングル以降はさっぱりで、大した印税も入らなかったと思う。小室容疑者もそうだが、売れないころの貧乏生活に慣れると、金の使い方が分からず、使っているうちに一文無しになる」(同)
 三船と結婚し、子宝にも恵まれた高橋。「ロード」の歌詞のように、何でもないようなことで幸せをかみしめているに違いない。

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