でも、バカとヲタクは使いよう!? こと「折り紙ヲタク」に関しては、ウサイン・ボルトもビックリの速さで、勝ち組への階段を駆け上がれるかもしれない。
“折りヲタ”が主役になれる瞬間。それは、飲み会の席でやってくる。合コンや接待の席で、注文した料理が運ばれてくるまでのちょっとした時間、箸袋を折り紙にして何かを作りあげられたらどうだろう? たちまち初対面の人と打ち解けてコミュニケーションに一役買うだろう。
さあ、大人になって折り紙を学び直したくなったビジネスマンに、大ブレイクの予感満点の面白い商品を紹介しよう。
埼玉県の玩具メーカー「エンスカイ」は割り箸の袋を使った折り紙テクニックを学べる「モテもと」を10月に発売予定。おてもとならぬ「モテもと」は、練習用の箸袋に折り方を説明した手帳と本物の割り箸が含まれる。
商品には、もうろう会見を行った中川昭一元大臣に似た怪しいキャラクターの絵が…。しかし、中身は真面目。説明通り折っていくと「ぼうし」や「さそり」から「スリッパ」なんていう珍しいものまで、箸袋ひとつで作りあげることができてしまうのだ。
作品には長い箸袋で折るものと、短い箸袋のものと2タイプある。長い箸袋で折れる「星の指輪」は、狙ったあの娘に折ってあげれば2人の距離は大接近! 短い箸袋で折れる「ベッド」や「赤ちゃん」はちょっとストレートすぎか!?
とかく女子はサプライズに弱いもの。飲み会の話が途切れたところを見計らってやれば、女子全員の視線を集められるのも夢じゃないかも!
価格は1つの商品に2種類の折り方説明が入って、500円の予定。作者は“箸袋折り紙界の宮崎駿”しがり朗氏が担当しているゾ。