メキシコ出身のアルフォンソ・キュアロン(『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』『トゥモロー・ワールド』)が監督する物語は、宇宙での任務に失敗し、生き残こったマット(ロバート)、ライアン(スカーレット)とその娘が地球に帰還するまでを描く。
同作品は、昨年の大ヒットSF映画『アバター』(ジェームス・キャメロン監督)以降、最も意欲的な超大作と期待されている。映画はハイブリッドCGを駆使したものになり、最新のビジュアル効果も予測されている。
『グラビティ』 の企画段階では、アンジェリーナ・ジョリーに主演依頼していたが、結局断わられた。
「ロバート・ダウニー・ジュニアが演じる主人公が、衛星が爆発した影響で起こった連鎖反応によるクラッシュが次々に起こります。ロバートは、そこから脱出できたスカーレット・ヨハンソン演じる女性が地球に戻るのを追いかけるサバイバル・スリラーになります。宇宙という設定ですので、無重力状態のシーンが大半です。スタイリッシュなキュアロン監督のトレードマークである“倦怠感”と、我々のスケールの大きなプロジェクトを感じてもらえるでしょう」と関係者はコメントした。
『グラビティ』公開は2012年を予定している。