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【週刊テレビ時評】日本テレビ24時間テレビが「平清盛」を完全KO!

 先週末、お茶の間を席巻したのが日本テレビ系列「24時間テレビ35 愛は地球を救う」。同番組は8月25日土曜日午後6時30分〜26日日曜日午後9時9分まで放送されたが、その平均視聴率(以下、すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)は17.2%だった。これは歴代5位の数字。

 瞬間最高視聴率は26日午後8時57分と58分の39.1%で、家族4人で120キロマラソンに挑んだ佐々木健介&北斗晶ファミリーのアンカー、北斗がメーン会場の日本武道館にゴールする直前と直後のシーンであった。

 時間帯別の視聴率では、最も高かったのがフィナーレの26日午後7時〜9時9分で28.0%。25日午後9時23分〜11時23分が23.8%、26日午後5時23分〜7時が23.9%と上々。マンネリを叫ばれながらも、根強い人気を示した。

 24時間テレビは同局の後続番組にも好影響を与え、「行列のできる法律相談所」(午後9時15分〜10時9分)=18.5%、「おしゃれイズム」(午後10時15分〜10時45分)=15.2%と、通常より高い数字を弾き出した。

 その影響をまともに受けたのがNHK大河ドラマ「平清盛」(日曜日午後8時〜8時45分)で、24時間テレビのフィナーレとガチンコ勝負となり、第33話(26日)視聴率は9.3%(関西9.1%)と過去ワースト2位で、2度目の1ケタ台を記録。

 ワーストの第31話(5日)=7.8%=の際は、ロンドン五輪女子マラソンとの対決だったが、やはり、強力な裏番組があれば、視聴率が大きく下がるというのが定番になってしまった。

 軒並み低調な夏ドラマのなかでは、フジテレビ系列「GTO」(AKIRA主演=火曜日午後10時〜10時54分)が、五輪後再浮上。第7話(14日)は13.5%まで上がり、第8話(21日)は15.1%まで上昇した。この数字は第1話(7月3日)と並ぶもので、一度落ちた視聴率が、ここまで戻ってくるのは異例。

 また、「FIFA U-20女子ワールドカップ ジャパン2012」でのヤングなでしこは、22日水曜日のニュージーランド戦(フジテレビ系列=午後7時15分〜9時24分)が10.6%、24時間テレビフィナーレと重なった26日日曜日のスイス戦(フジテレビ系列=午後7時15分〜9時24分)が9.4%で、まだまだフル代表には遠く及ばない数字となった。

 その他、日本テレビ系列「金曜ロードSHOW!」(午後9時〜11時4分)で、地上波2回目の放送となった「崖の上のポニョ」は16.4%だった。
(坂本太郎)

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