25周年記念興行を行う蝶野正洋から「ZERO1の魂、破壊王の魂、お前に任せる」としてIWGP挑戦を打診された大谷。この日は調印式に臨み「このIWGPのリングに立つのは大谷晋二郎。当然橋本さんの思いも背負っているけど、ZERO1そして大谷が大谷であるためにIWGPを獲りに行く」と決意をにじませた。
今回のIWGP奪取への思いは特別なもの。この一戦を「俺が橋本さんのZERO1旗揚げに参加したことが間違いじゃなかったことを証明する」と位置づけており、当然ながら団体の看板を背負ってリングにあがる覚悟。
「ベルトを獲ったら橋本さんの墓前に報告に行きたい」。当日は橋本さんの長男・大地くんが、セコンドにつくことも決定的という。ZERO1そして破壊王の魂を背負って古巣のリングに舞い戻る大谷。8年8カ月ぶりのIWGP挑戦の最後には、リングのど真ん中で爆勝を誓う。