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あまり需要がさそうなAKB48の紅白企画

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AKB48

 14日深夜に生放送されたNHK「シブヤノオト」で、大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」に紅組から出場する、アイドルグループ「AKB48」とLiSAの歌唱曲が発表された。

 紅白の歌唱曲は例年、一斉に発表されるが、異例の一部先行発表となった。AKBは「恋するフォーチュンクッキー〜紅白世界選抜SP〜」、LiSAは、人気アニメ「鬼滅の刃」のオープニング曲「紅蓮華」を披露するという。

 LiSAはソロ歌手だが、AKBはかなり大掛かり。AKBのメンバーに加え、世界8都市の全姉妹グループからエースが集結して、「紅白」だけのスペシャルバージョンを披露する。

 8都市の姉妹グループは、BNK48(バンコク)、CGM48(チェンマイ)、SGO48(ホーチミン)、JKT48(ジャカルタ)、MNL48(マニラ)、AKB48 Team SH(上海)、AKB48 Team TP(台北)、DEL48(デリー)なのだが…。

 「グループの存在する日本で知られていないグループもあり、そんなグループのエースと言っても知名度はゼロ。ただでさえ楽屋の数が少ない紅白に大人数を登場させるのはあまり歓迎されることではない」(音楽業界関係者)

 今年のAKB48グループだが、1月に元NGT48のメンバー・山口真帆が自宅を訪れたファンから暴行を受けていたことが発覚。4月にはグループの顔だったHKT48の指原莉乃がグループを卒業。山口の事件の影響もあり、毎年恒例だった「総選挙」と「じゃんけん大会」は開催されなかった。

 9月には地上波唯一の冠番組だった日本テレビ系の番組が終了し、10月には次世代のエース候補だった矢作萌花が来年2月にグループを卒業することを発表した。

 「紅白の企画は身内だけの盛り上がりになりそう。おそらく、歌手別視聴率は全く稼げないだろう」(芸能記者)

 このままだと、来年の紅白で連続出場が途切れてしまう可能性もありそうだ。

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