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横浜DeNA ラミレス監督「休養」中畑「再登板」が浮上

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提供:週刊実話

“切り札”の出番にはまだ早い。よって、時計の針を戻すことになりそうだ―。

 そんな中、横浜DeNAの取材記者の人数が増えつつある。この現状は何を意味しているのだろうか。

「今の成績では、ラミレス監督(44)がヤバいんです。契約が切れるシーズン終了まで持つのかどうか」(スポーツ紙記者)

 シーズン途中での“指揮官交代”もあり得ると各メディアは万が一に備え、DeNAの取材記者を増やし、待機しているというわけだ。

「5月13日現在、13勝24敗で勝率が3割5分1厘、断トツの最下位です。屈辱的な10連敗もあり、その後、チームを建て直したように見えてはまた連敗が続いて…。近年、序盤戦でコケたチームの監督が休養するのは、交流戦の前後です。敗因は主軸打者である宮﨑敏郎の不振、守備陣の手痛いミスの連続などが挙げられています」(同)

 次の監督は誰か…。前監督・中畑清氏(65)の再登板も囁かれている。
「本命は生え抜きの三浦大輔投手コーチ(45)ですが、チーム再建が必要な今、登板させるべきではない。優勝を狙えるチームになった時に登用すべきで、かといって、チーム再建の重責をこなしながらお客さんが呼べる監督は見当たらない。DeNAが球界に参入した2012年、その両方の責務を全うしてくれた中畑氏を除いては…」(球界関係者)

 ラミレス監督とは昨季で契約満了となるはずだった。その続投が決定したのは、昨季最終戦後。敵地・甲子園で行われた一戦に南場智子オーナーがわざわざ足を運び、ラミレス監督と直接面談して決まった。

「ラミレス監督はデータを根拠に自ら作戦を立てますが、コーチ陣から反論が出ても、聞き入れるタイプではありません。オーナーとの面談後、ラミレス監督はそういった状況を改めると言っていたんですが」(同)

 人望の厚い三浦コーチの入閣には、指揮官とコーチ陣の溝を埋める役目も含まれていた。そんなチーム状況に重なってきたのが、主砲・筒香嘉智のメジャーリーグへの挑戦願望だ。

 毎オフ、海外リーグに参加するなど、筒香にその意志があることは球団も把握していた。後継者の登場が待たれるが、伊藤裕季也、細川成也といった若手はまだ覚醒していない。

 そんな状況下で、経験不足の三浦コーチにすべてを託すのはマズイと判断し、経験者の中畑氏が再浮上してきたというわけだ。

「現役時代、ベイスターズとは無縁の中畑氏ですが、選手の人望はありました。『監督批判はけっこう。ただしコーチ批判は許さない』と宣言。どんなに負けが込んでも若手育成の方針を変えなかったからです」(同)

 第3期原辰徳政権の誕生で、中畑氏の古巣帰還の可能性はほぼなくなった。DeNAは横浜スタジアムの観客席増加の改修も進めており、「大敗=観客減」は絶対に許されないのだ。

 客も呼べる再建請負人…。三浦政権への繋ぎ役としても、中畑氏の再登板は加速していきそうだ。

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