この日の番組では「生理・閉経 モヤモヤを語る」として、生理について特集。漫画『生理ちゃん』が映画化されるなど、オープンに語られつつある生理だが、いまだ男性の理解が追い付かず、何気ない言葉で傷ついたりするなど具体的なエピソードをまとめたVTRも紹介された。
しかし、そんな中、MCの博多華丸・大吉が「(生理用品は)見たことはもちろんあるけど、どうやって開けたらいいか、どうやって使ったらいいかは、分かってるようで分かってないですよ」と発言すると、坂下は「すごい詳しかったらやだ〜、逆に」と苦笑い。これに、華丸・大吉は驚いたように一瞬固まる場面があった。さらに、番組の中では「生理が重い」と何度も発言していたのにも関わらず、月経前症候群(PMS)の話題の際には、「月経前症候群ってなんですか?」と専門家に質問するなどしていた。
坂下のこれらの発言に視聴者からは、「『やだー』ってからかうようなこの発言こそ、男性の理解不足を生むんだよ」「生理について勉強しようとしてる男性に『やだ』って…なんで坂下千里子呼んだの?」「生理が重い自覚あるのにPMS知らないってことあるの?」といった苦言が集まっている。
「坂下の『やだ』という発言について、同じくゲストで出演していたタレントのLiLiCoは、性教育が盛んなスウェーデン出身ということもあり、怪訝そうな反応をしていました。男性も女性と同じように生理への理解を進めるという意図で制作された今回の特集において、今回の発言は不適切と言わざるを得ず、『理解を深めようとする人を貶めようとしてる』という厳しい指摘も生んでしまっていました」(芸能ライター)
坂下のような考え方をする女性が減ることも、男性の生理への理解をより深めることに繋がるのかもしれない。