DeNA
-
スポーツ 2020年03月26日 17時30分
DeNA・ラミレス監督「粛々と従うしかない」 東京オリンピック延期決定でベイスターズに迫り来る余波
今夏に開催されるはずであった東京オリンピック・パラリンピックが24日、正式に1年間程度の延期が決定されたことにより、ベイスターズにも様々な影響が降りかかってきた。 昨年の12月に、オリンピック聖火ランナーとして神奈川県川崎市内を走る事を発表し、「大変光栄であると共に身の引き締まる思い」とコメントしていたラミレス監督も、聖火リレー自体が中止になったことに対し、「このような状況なので自分の事を考えている場合ではない。この決断に対して十分理解をしている。私は粛々と決定に従うしかない」と予期せぬ事態に理解を示していた。また、「東京オリンピック2021で、もう一度聖火リレーを同じメンバーで行うならば光栄ですし、違う方々で行うにしても、滞りなく出来るならば大変嬉しいこと」と人格者らしく、個人的な立場よりもスポーツの祭典の成功を祈っていた。 一方、オリンピックによる中断が撤廃となり、野球・ソフトボールの会場として使われるはずだった本拠地・横浜スタジアムで試合が行われる事が濃厚となったことには、「もしそれが現実になればいい事。昨年ホームで成績が良かったことは数字が示している通りなので、喜ぶ選手もいると思う」と前向きに捉え、「ファンもより多くホームでゲームを見られる」と、共に戦う仲間の存在をも気遣っていた。 本来ならば開幕していたはずのプロ野球。ひとまず4月24日開幕に向けて動き出し、ベイスターズは25日の練習試合を最後に調整期間に入る。「当面の3日間はオフ。その後の2日間は自主練習とし、休んでもいい」とスケジュールを明かし、「メンタル、フィジカルの両面をリフレッシュして、リスタートできる」と、こちらもポジティブに捉えていた。 首都東京では、新型肺炎感染者が増加し、開幕においても不安定な状況は変わりないが、ラミレス監督からは、常に前向きな姿勢で状況を打破していく姿勢が、ひしひしと感じ取れた。 取材・文 ・ 写真/萩原孝弘
-
スポーツ 2020年03月19日 17時30分
DeNA、開幕延期が吉と出る? 3年目左腕・櫻井周斗が狙う開幕ローテーション
18日、横浜スタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズとの練習試合で、期待の若手左腕・櫻井周斗が先発した。前回14日の北海道日本ハムファイターズ戦でも先発で投げ、2回を被安打1ながらも与四球3、失点2とイマイチの内容だったことから、中3日の本拠地で結果を出したいマウンドとなった。 この日も初球がデッドボールすれすれとなるなど、全体的にコントロールに苦しむピッチングで、2回、被安打3、1死球で2失点との結果だった。それでも櫻井は「前回の反省を踏まえてマウンドに上がり、打者と勝負することができた」と自己評価。ラミレス監督も「前回から進化があった。(具体的には)下半身の使い方、後ろ足の使い方が良くなり、出力が増した。カーブでストライクも取れていたし、クイックも安定していた。ベリーグッド!」と予想外の高評価を与え、期待の大きさを感じさせるコメントを残した。 昨年6月7日、4点ビハインドの場面でいきなり埼玉西武・山川穂高と対峙すると、インコースのストレートで空振り三振を奪う鮮烈なデビューを飾った2年目。今シーズンからは先発にチャレンジし、オープン戦では4試合中3試合に先発登板。2勝を挙げたが、防御率は4.82、与四死球は15個を数えるなど、ローテーション入りからはやや遠ざかった印象を受けた。 しかし、ラミレス監督もこの日の投球に満足感を漂わせており、櫻井も反省よりも手応えを掴んだようなコメントしたことからも、与えられた課題はクリアしたように感じる。現在のベイスターズのローテーションは、エース今永昇太を筆頭に、濱口遥大、石田健大の左腕トリオに、サイドスロー平良拳太郎、2年目右腕・上茶谷大河までが当確と見られ、6番手はルーキー坂本裕哉や、新外国人マイケル・ピープルズらと争う構図となっている。今は遅れを取っているが、コロナウイルスの影響で開幕が未定の状況は、櫻井にとっては追い風。日大三高時代、あの清宮幸太郎から5奪三振を奪い、あっと言わせた男が、今度は弱冠20歳でローテーションを奪い、再びあっと言わせて見せるのかに注目したい。 取材・文 ・ 写真/萩原孝弘
-
スポーツ 2020年03月16日 17時30分
無観客に取材規制…DeNA、猛威を振るうコロナウイルスに厳戒態勢続く
本来ならば開幕直前で、大いに盛り上がるはずのプロ野球。今年は新型コロナウイルス感染症対策の為、開幕の延期が決定。ゴールの見えない戦いに、現場は四苦八苦している状況だ。 オープン戦は、2月29日から3月15日までの全日程を無観客試合として行われ、6日には例年はチーム全員参加の鎌倉・鶴岡八幡宮で執り行われる恒例の必勝祈願も、南場智子オーナー、岡村信悟社長ら4人の上層部とラミレス監督、キャプテン佐野恵太と最少人数が参加。昨年は雨の中、1400人ものファンも一緒に祈願したが、今年は発表も見送られたため、たまたま来ていた参拝者が様子を窺う程度と、例年とは違う静かな雰囲気となっていた。 本拠地・横浜スタジアムでのオープン戦では、報道陣も受付にて検温が義務付けられ、37.5度以上の発熱が発覚すると入場出来ず、クリアした者はパスにテープが貼られる徹底ぶり。9日に開幕の延期が正式に決定してからは、取材エリアにも規制線が張られ、取材対象からは、医療機関で定義されている飛沫感染予防として、大相撲と同様に2メートル離れるように指導。普段はベンチ裏で行われている監督や選手の取材も、グラウンド内に移動して行われるなど、なるべくクリーンエリアをキープすることで、大切な選手、監督、コーチとスタッフの感染予防に気を配っている様子が窺われた。チーム内にも、勝利した後、各々ハイタッチの儀式後にも「必ず消毒を!」とスタッフが促すなど、常に注意喚起に余念が無く、「感染者を出さない、蔓延させない」ための対策を徹底的に講じていた。また、本来なら先週末に開幕だったはずの横須賀スタジアムでも同様の対策が取られ、三浦大輔二軍監督も「お客さんもいないし、開幕の雰囲気はない」と諦め顔だった。 現時点でコロナウイルスの収束は見えず、心配は増すばかり。プロ野球の開幕が何時になるかも霧の中で、20日の開幕に照準を合わせてきた選手たちへの影響が心配されるが、「意識の高い集団なので、こういう時だからこそ一丸になれる」と、佐野新キャプテンは言い切っていた。横須賀では出待ちも皆無で、ファンもこの事態に常識的な行動で収束を待つ。一刻も早く、普通に野球が観られるが来る時を願ってやまない。 取材・文 ・ 写真/萩原孝弘
-
-
スポーツ 2020年03月12日 17時30分
ラミレス監督も「プレッシャーに打ち克つ」と太鼓判! DeNA新キャプテン・佐野恵太が目指す不動の四番の座
4年目の佐野恵太が11日、横浜スタジアムでのオープン戦で2本のホームランを放ち、4打点と爆発。チームを勝利へ導いた。「甘い球が来たら初球から行くのが自分の長所」の言葉通り、2本ともにファーストストライクを迷いなく振り抜き、3回の1本目は外角高めのフォークを、8回の2本目は内角のスライダーを、それぞれセンターの深いところの右左に叩き込んだ。「日を重ねるごとに感覚は良くなっている。調子が悪かった時には打てなかったストレートを弾き返せるように打席に入る」ことで、調子は上向きになったと振り返っていた。 オープン戦はこれまで全て4番を任されていたが、結果は今一つで、周囲の雑音が聞こえて来そうな状況でもあった。だが、この日の結果を受け、ラミレス監督も「全打席とも良かった。打点は今日でチームトップで、全体でも上の方の9(点)、これで心配は拭き消した。いい意味での変化があり、成長が見えた」と満足げな表情を見せた。更に「毎試合使えば25から30本くらいホームランを打てる」とそのポテンシャルを認め、「時には苦しむだろうが、プレッシャーに打ち克ってくれると信じている」と改めて4番の座を任せることを示唆した。 昨年は開幕から代打として無類の勝負強さを発揮し、徐々に首脳陣の信頼を勝ち取ると、8月には4番に座るまでに成長。今年は去年までベイスターズの象徴・筒香嘉智が任されていた4番、レフト、そしてキャプテンと、全ての役割を引き継いだ。「激しい外野手争いだが、期待に応えられるように頑張りたい。ゆっくり調整していいような立場ではない。打てる日ばかりではない」と、気を引き締めていた。 もちろん、筒香の大きすぎる穴を佐野一人で埋める訳はないが、引き継いだポジション的に期待は自然と大きくなる。そんな周囲の声を力に変えて、25歳の若きキャプテンがベイスターズを悲願の優勝へ向かって牽引して行く。 取材・文 ・写真/ 萩原孝弘
-
スポーツ 2020年03月09日 17時30分
現在オープン戦ホームラン王! DeNA、新外国人タイラー・オースティンが対応すべきポイント
ベイスターズの新外国人、タイラー・オースティンが横浜スタジアムで行われた7日のホークス戦で、逆転決勝ホームランをマーク。オープン戦ながら早くも4本目となった。 ここまでオープン戦で8試合に出場し、打率.409、打点はトップに3差の6、ホームランはトップの4本。二塁打も3本放っており、OPSは1.571と驚異的な数字を残している。 オースティンは2010年、MLBドラフトで名門ニューヨーク・ヤンキースに指名され、プロスペクトとして育成された。その後、ツインズ、ジャイアンツ、ブルワーズと渡り歩き、今シーズンからベイスターズへやってきた。メジャー4年間で33本のホームランをマークしたように、長打力には定評がある。一方、長距離砲の宿命でもある三振率は、昨年度37.4%と非常に高く、1987年にカープに在籍し、最低打率、三振王ながらホームラン王を獲得したランスのような、「ホームランか三振か」タイプなのかと想像する向きもある。 実際に7日のゲームでも、ホークスの東浜巨の前に手も足も出ず、2打席とも大きく外に逃げるスライダーにバットが止まらず、バットとボールが遠く離れた連続三振を喫した。しかし、3打席目はランナーを2人置いた状況で、代わった松田遼馬が投じたフルカウントからの143キロのストレートを強振。ボールはあっという間に左中間へ吸い込まれ、見事な逆転弾となった。この日の結果は、まさに「三振かホームラン」の内容となった。 ラミレス監督も「これから分析されていくので、アジャストしていく必要はある。アメリカではそうそう見られない、スライダーやフォークを見極める必要性がある」と、日本球界で成功するには不可欠な変化球への対策が必要と言及。しかし、同時に「ストレートをミスショットすることが無く、見ていて非常にエキサイティングなプレイヤー」と、その能力を評価していた。 オースティンも三振に終わった2打席について、「打つべきボールを打たないと、いいピッチャーはなかなか打てない。結果ボールを追いかけてしまった」と、追い込まれるまでの過程とスライダーへの対応を反省。ホームランについて、「勝利に貢献できるのはうれしいね」と、チームの勝利に喜びを見出していた。外国人助っ人にありがちな個人主義では無いところは、ベイスターズにとって重要なポイントであろう。 「変化球を見極め、甘い球を逃さず、チームの勝利に貢献する」。日本で成功する外国人の必要な条件。ベースボールから野球に対応し、見事名球会入りしたラミレス監督のように、オースティンにもNPBの歴史に残るような活躍を期待したい。取材・文 ・ 写真/萩原孝弘
-
-
スポーツ 2020年03月05日 17時30分
過去の助っ人スターターはパッとしないが…DeNA、マイケル・ピープルズにかかる期待
ベイスターズの新加入外国人ピッチャー、マイケル・ピープルズが3日のイーグルス戦で先発し、オープン戦デビューした。 この日は3回を投げ被安打6、与四死球2、3失点と精彩を欠いたが、前回登板から12日も間隔が空いた上に、慣れない日本の柔らかいマウンドをしきりに気にする場面も見られたことからも、次回の巻き返しを望みたいところだ。 ピープルズは、ベイスターズでは一番の長身国吉佑樹と同じ196センチの右腕。2012年にアメリカでマイナー契約し、翌年からは主にスターターを任され、昨年はAAAで22試合に先発し10勝6敗、防御率3.98の成績を残した。ストロングポイントは「長い回を投げられること」と自ら話している通り、昨シーズン144回2/3を投げ抜いた実績もあるだけに、先発ローテーション入りし、イニングを稼いでくれることを期待されている。 過去のベイスターズの外国人先発ピッチャーの成績と言えば、勝利数では2014年から3年間在籍したギジェルモ・モスコーソの17勝が最多。続く2017年入団のジョー・ウィーランドは球団史上初の10勝を挙げ、2年間在籍で通算14勝を記録した。上記2名のほか、活躍したイメージがあるのは、2001年入団のシェーン・バワーズ、2002年のクリス・ホルト、同年のドミンゴ・グスマン、2004年のセドリック・バワーズ、同年のスコット・マレン、2008年のマイク・ウッド、2009年のスティーブン・ランドルフ、同年のレス・ウォーランドらが思い浮かぶが、暗黒時代だったことを加味したとしても、決して大活躍はしていない。どちらかと言えば、期待外れの場合が多く、近いところで2017年のフィル・クラインは、1億5000万円の大型契約を結び、大きな期待を抱かせたが、僅か2勝に終わった。 最近はスペンサー・パットンやエドウィン・エスコバーら、リリーフピッチャーを獲得し、貴重な戦力として機能させているベイスターズ。キャンプの練習時にも、投手陣から「ピーちゃん」との愛称で呼ばれ、すっかりチームに溶け込んでいるピープルズは、久々の“稼げる”先発として日本で輝くことができるのか。次回登板に注目してみたい。取材・文 ・ 写真/萩原孝弘
-
スポーツ 2020年03月05日 11時45分
DeNA、苦しみから解放された三浦二軍監督の台頭は間近? “センバツ無観客化”がラミレス監督の投手運用に影響する可能性
センバツ甲子園の「無観客化」が、セ・リーグの優勝争いにも影響を与えそうだ。 日本高野連が3月19日から始まる第92回センバツ大会を「無観客で行う」と発表したのは既報通り。最終決定ではない。「その方向で進めてもらう」という言い方で、同11日にファイナルアンサーを出す。出場校、そして、高校野球ファンにとって、まだ最悪の事態はまだ避けられていないのだ。 この高野連の“決め切れなかった”苦渋の様子は、プロ野球が参加した「対策連絡会議」にも影響を与えていた。対策連絡会議とは、プロ野球、Jリーグが合同で新型コロナウイルスの感染・拡大防止を話し合うものだ。 同会議に関わったNPBの要人がこう言う。 「開幕は予定通り3月20日で、開幕から数試合を無観客で行う意見と、開幕を延期させる2案があって、現時点では後者が濃厚です」 開幕が延期されると、セ・リーグは大きなダメージを受ける。広島、東京ヤクルト、DeNA、阪神の4球団の本拠地は“屋外球場”である。「五輪開催中はペナントレースを中断」「10月24日にはセ・パともにクライマックスシリーズを開幕させたい」という日程条件を考えると、怖いのは雨天による試合中止だ。 「連戦に次ぐ連戦も、覚悟しなければなりません」(前出・同) 夏の甲子園大会で甲子園球場を明け渡す阪神は、深刻だ。それ以上にダメージを被りそうなのが、横浜DeNAベイスターズだ。 「今年のDeNAを警戒する声はかなり多い。筒香が抜けても、外国人選手が活躍しそうなので打線の破壊力は落ちていません。でも、投手陣の顔ぶれは去年とさほど変わりません」(プロ野球解説者) DeNAは「クローザーの山崎(康晃)に繋ぐ」という勝利の継投パターンができている。しかし、その山崎を連投に次ぐ連投の中で、全てを託すことはできない。 「ラミレス監督はこれまでも夏場に一時的な代役クローザーを探すなどし、山崎がパンクしないように配慮してきました」(スポーツ紙記者) しかし、これまでとは状況が違う。ラミレス監督の延長された任期は「1年」。当然、優勝して、もうしばらく続けたいと思っているはずだ。 「次期監督候補の筆頭とされるのが、今季から二軍監督に配置換えされた三浦大輔氏。投手コーチだった昨季は、ラミレス監督と選手の間に立って、その立ち位置に苦しんでいました。二軍監督になって自由に立ち回ることができるからか、ハツラツとしています」(前出・同) 変則の連戦日程を切り切るには、二軍投手を一人でも多く一軍に輩出させなければならない。ラミレス監督が投手陣の苦しいやり繰りを乗り切った時、「勝因は三浦二軍監督」なんてことにならないか? (スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2020年02月18日 17時00分
DeNAラミレス監督、巨人・阪神より中日を警戒? 「Aクラスに入れる」昨シーズン5位から飛躍を断言するワケは
元大洋・横浜の高木豊氏が自身のユーチューブチャンネルに17日にアップした動画に、DeNA・ラミレス監督がゲスト出演。今シーズンのセ・リーグで最も警戒するチームについて言及した。 現役時代にヤクルト(2001-2007)、巨人(2008-2011)、DeNA(2012-2013)の3球団でプレーした45歳のラミレス監督と、大洋・横浜(1981-1993)、日本ハム(1994)の2球団に所属した61歳の高木氏。この2人は現役時代に共にプレーしたことはないが、高木氏がDeNAでコーチを務めていた2012、2013の2年間は選手・コーチとして共にシーズンを戦っている。 動画終盤で高木氏から「今年セ・リーグで一番警戒するチームは?」と聞かれたラミレス監督は、「中日ドラゴンズ。ドラゴンズはとてもいいチーム」と昨シーズン5位の中日を警戒していると回答。 続けて、「なぜそう感じるのかというと、(理由の1つは)伊東(勤)ヘッドコーチ。彼は捕手としても監督としても成功している。それと(もう1つは)中村(武志)バッテリーコーチ。彼もずっと(捕手として)レギュラーでプレーし、素晴らしい頭脳も持っている」と、伊東ヘッド、中村バッテリー両コーチの存在が理由であると口にした。 また、ラミレス監督は「捕手経験のある2人がいるから、投手にすごく良い影響を与える。(また、)中日を見ていると伊東、中村両コーチが、ベンチからうまく捕手をコントロールし統率しているのが分かる」と、両コーチがバッテリーにもたらす具体的な影響についても語っていた。 「去年から『中日は必ず強くなる』ってラミちゃん(ラミレス監督)言ってたもんね」と、聞き手の高木氏もうなずいたラミレス監督の見解。「中日はAクラスに入るポテンシャルを持っている」と、最後まで警戒を緩めることはしなかった。 今回の動画を受け、ネット上のファンからは「中日を一番警戒って意外だな、去年優勝した巨人を挙げるかと思ってた」、「昨シーズン8勝16敗で負け越した阪神より警戒レベル上なのか?」、「コーチ2人だけでここまでの評価にはならないだろ、絶対他の理由もあるはず」といった反応が多数寄せられている。 「昨年の中日は順位自体は5位でしたが、3位阪神とは3ゲーム差、2位DeNAとは3.5ゲーム差とAクラス圏内からそこまで離れてはいません。これはDeNAから見た1位巨人とのゲーム差(5.5ゲーム差)よりも小さいため、ラミレス監督は巨人以上に中日を優勝・Aクラス争いの直接的なライバルと位置付けているのかもしれません。また、中日のチーム成績を見ると打率(.263)、安打(1265本)、失点数(544点)といった部門でリーグで最も良い数字を残しており、さらに守備率(.992)に関してはプロ野球歴代3位、セ・リーグ歴代では1位となる記録をマークしています。ラミレス監督は非常にデータを重視する監督ですから、動画内では言及していないだけで、このあたりも警戒する理由ではないでしょうか」(野球ライター) 監督就任1年目の2016年から昨シーズンまでの4年間では、「57勝39敗4分・勝率.594」と中日相手には好相性だったラミレス監督。ただ、来たる2020年シーズンはこれまでとは違う戦いになると踏んでいるようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
-
スポーツ
DeNA砂田投手「公園で遊んでる方々自粛して」ランニングなども批判で賛否 「健康維持のため必要」大臣発言も
2020年04月13日 12時35分
-
スポーツ
パズルに英語にオンライン飲み会? DeNA、緊急事態真っ只中で選手たちが行っているリラックス法とは
2020年04月09日 17時30分
-
スポーツ
DeNA、“コロナ特例”で一人勝ち? ヤクルト・中日と明暗分ける、FA取得日数の短縮によるメリットとは
2020年04月07日 11時45分
-
スポーツ
ロッテ平沢、DeNA倉本に「トレードしたほうが良い」元ロッテ里崎氏の発言に批判 「そんなにネガティブ?」と反論も物議
2020年04月06日 19時00分
-
スポーツ
DeNAの伝統“ドラフト2位イケメン枠”を継承! 即戦力左腕・坂本裕哉にかかる期待
2020年04月06日 17時30分
-
スポーツ
DeNA、ブルペン陣にニューフェイス! 期待のルーキー・伊勢大夢が目指す開幕一軍
2020年04月02日 17時30分
-
スポーツ
「離れていても心はひとつ」 DeNA、開幕延期・無観客でもファンと繋がるアプローチとは
2020年03月31日 06時30分
-
スポーツ
DeNA・ラミレス監督「粛々と従うしかない」 東京オリンピック延期決定でベイスターズに迫り来る余波
2020年03月26日 17時30分
-
スポーツ
DeNA、開幕延期が吉と出る? 3年目左腕・櫻井周斗が狙う開幕ローテーション
2020年03月19日 17時30分
-
スポーツ
無観客に取材規制…DeNA、猛威を振るうコロナウイルスに厳戒態勢続く
2020年03月16日 17時30分
-
スポーツ
ラミレス監督も「プレッシャーに打ち克つ」と太鼓判! DeNA新キャプテン・佐野恵太が目指す不動の四番の座
2020年03月12日 17時30分
-
スポーツ
現在オープン戦ホームラン王! DeNA、新外国人タイラー・オースティンが対応すべきポイント
2020年03月09日 17時30分
-
スポーツ
過去の助っ人スターターはパッとしないが…DeNA、マイケル・ピープルズにかかる期待
2020年03月05日 17時30分
-
スポーツ
DeNA、苦しみから解放された三浦二軍監督の台頭は間近? “センバツ無観客化”がラミレス監督の投手運用に影響する可能性
2020年03月05日 11時45分
-
スポーツ
DeNAラミレス監督、巨人・阪神より中日を警戒? 「Aクラスに入れる」昨シーズン5位から飛躍を断言するワケは
2020年02月18日 17時00分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分