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トレンド 2010年03月26日 12時30分
何か不自然? TVに出まくる「神聖かまってちゃん」
とうとう「神聖かまってちゃん」が地上派TVに出演!それもNHK。3月28日(日)23:30より放送されるNHK総合「MUSIC JAPAN」に。この人たちを地上派で見る日がこんなに早く来るなんて!絶対あと10年はテレビ出れないと思ったのに。さすがオタクに甘いNHK、ぜったい中にファンがいるな。 ライブのチケットはソールドアウト、CD購入者のみのインストアライブも満員締御礼の人気。どうした神聖かまってちゃん? きっとご本人たちも、この一時過熱にとまどっているであろう様子。変人「の子」が最近では普通にインタビューに応えている。あんた、この前までぜんぜん喋んなかったじゃない。 現在猛プッシュ中の「ロックンロールは鳴り止まないっ」をTVで歌う予定の神聖かまってちゃん。ネットメディアを上手く利用しているから、とにかく情報が流れやすい。でも、ネットは何でも“フリー”という危険もあり、これからが正念場だ。 今「スペースシャワーTV」のHPでは、「神聖かまってちゃん」がインタビューに答えた放送の動画が見られる。司会の臼田あさ美がボーカル「の子」他メンバーと会話を展開。(臼田あさ美は「黒猫チェルシー派」ではなかったのか?)まあそこで、無理して話を盛り上げようとしている「の子」。すごく若いのかと思っていたら、臼田とおなじ25才だという。まわりの事とかてんで気にしないはずなのに、一生懸命みんなに気をつかっていて「ああ、の子も普通の青年なんだ」と気づいてしまう。まわりのみんなもとても大人だった。 彼らを知ってからというもの、みずからも「自分らしさ」を考えて、最近“自分を偽るような不快な仕事”(インチキ企業のPRとか)を全部断ってしまった。このままいくと生活が破綻してしまう! 一体どうしてくれるんだ! みんなは若いからいいかもしれないけど、記者はもう40才なんだぞ。<コダイユキエ>イケメン好きの40歳独身女性記者写真:3か月前、ぜんぜんしゃべってくれなかった頃の「の子」
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社会 2010年03月26日 12時20分
やっぱり一人になった鳩山由紀夫総理大臣の弟
自民党を離党した鳩山邦夫氏がピンチだ。読売新聞が行ったインタビューで与謝野馨氏は、党内に残ることを示唆。さらに「若い人を育てる仕事を一生懸命やりたい」と党の再生に前向きな姿勢を示している。 「これで与謝野馨氏と舛添要一氏の間に入り、坂本龍馬役を頼まれてもないないのに勝手に引き受けた鳩山邦夫氏は宙に浮いた形です」(全国紙政治部記者)。鳩山邦夫氏から「話が違うじゃないか!」との声が聞こえてきそうだが…。「与謝野馨はもともと、新党を作り自分が先頭に立って動くタイプの政治家じゃないってことは付き合いがあればわかると思うんですけどね」(全国紙政治部記者)。 一方の舛添要一氏も当面は党を出る可能性はなく、むしろ鳩山邦夫氏の手法を手厳しく批判している。 さらに兄の鳩山由紀夫総理の民主党も小沢一郎幹事長が記者会見で「協同して何かという考えは持っていない」とまったく興味を示していない様子。さらに国民新党の亀井静香金融・郵政改革担当相も「連携を呼びかけているわけではない」と冷たい態度。みんなの党の渡辺喜美氏は「一緒にはできない」と厳しい姿勢だ。 「坂本龍馬ってのは薩摩からも長州からも信頼されていたからこそ薩長同盟を成功させることができたんでしょ。捨て石になるとか色々言ってましたが、まずは自分の人望がどの程度なのかをしっかり認識すべきだったはずですね。まあ本人以外の政界関係者、マスコミ、そして多くの国民、だれもが予想していた結果といえばそれまでですが…」(全国紙政治部記者) 平成の自称坂本龍馬はいったいどこへ行くのか…。
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芸能 2010年03月26日 12時00分
『うたばん』のリニューアル番組もヤバイ…
TBSの歌番組『うたばん』が終了した。来月からは同じく石橋、中居が司会を担当する新番組『ザ・ミュージックアワー』がスタートする。『うたばん』のリニューアル番組という位置づけだが、すでに業界内からは「やばいんじゃないの?」との声があがっている。 「もちろんリニューアルは視聴率が低迷していたからです。一桁になることも多かったですしね」と話すのは番組制作会社スタッフ。また、「『うたばん』だけでなく今、歌番組はどれもまったく視聴率が取れず苦戦しています」という。そんな中、『うたばん』は“歌”を中心とせず、タレントのトークを中心に番組を進行させ、その合間に曲を入れるという手法で、なんとかこれまで放送を続けてきた。しかし、それも力尽きた格好だ。 TBSはリニューアルで何とか巻き返しをと考えているようだが、「実は新番組もヤバイというのが業界内での評判ですね」と前出の番組制作会社スタッフは話す。「このリニューアルは計画的なものではなく、時間的にギリギリの段階で打つ手がなくなって、“とりあえずリニューアル”となったんです。ですから全然戦略的じゃないんですよ。タイトルも『ザ・ミュージックアワー』じゃ、歌中心みたいですが、そんなこともないようです。それに司会者を3人にするとか、まったく意味不明の対応策まで飛び出していたようですし…」。 確かに“とりあえずリニューアル”されても視聴率があがるとはまったく思えない。「最近、ドタバタ続きのTBSを象徴するリニューアルですよ」(前出の番組制作会社スタッフ)。 『ザ・ミュージックアワー』は4月20日よりスタート。果たしてどうなるか。
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スポーツ 2010年03月26日 10時30分
センバツ特集(4) 特待生問題「越境入学生は今…」
センバツ大会が開幕する約1カ月前の2月24日、日本学生野球協会は「特待生制度を事実上容認する」と決めた。 特待生制度−−。この問題は07年、プロ野球・西武ライオンズによる裏金疑惑に端を発し、入学金・授業料、寮費などが免除され、『支度金』を貰って他県の高校野球部に進学した球児たちの是非が問われていた。ここに、甲子園に勝ち進んだ郷里の代表校メンバー見たら、他県からの他県の越境入学者ばかり。応援できない」といった声も重なり、大騒動に発展した。高野連は『3年間の暫定措置』として、事前に申告のあった高校に対し、一定の条件を満たしていれば、「1学年5人以下」で認めることにした。 越境入学の是非を含め、最終結論が出たわけではない。同協会の指す『特待生』は文武両道の模範学生を指しており、支度金の授受や「野球部を強くするためだけに集められた有望選手」のことではない。 高校野球ファンに限らず、世論の大多数は「他県の出身者で郷里の代表校が構成されている現状」に批判的である。では何故、『暫定措置』なる“折衷案”が出されたかというと、強豪校に限らず、私立高校の多くが「特待生を認めてほしい」と訴えたからだった。 「少子化が進むなか、特徴のある授業、制度を設けなければ私立の学校は生き残れない」 騒動の真っ只中にあった07年当時、経営難を吐露する私立高校の校長も少なくなかった。しかし、『特待生制度』を“大義名分”に、他県から有望選手を集めていた私立高校の存在は否定できない。おそらく、公立高校の無償化が実現されれば、私立高校の経営難はさらに深刻なものとなるだろう。 今回、日本学生野球協会がわざわざ評議員会まで開いて、「高校、大学の各連盟が定める基準に基づく入学費や授業料の免除を認め…」と明言した理由だが、学生野球憲章が『時代』にそぐわなくなってきたことにある。同憲章では「金品の授受を完全禁止」している。その精神はともかく、野球以外のスポーツ学生は入学金・授業料免除の『特待生』の選考対象になれるが、甲子園大会のように「越境入学者」の是非が問われることはほとんどない。むしろ、他競技のスポーツ学生は特待生に選ばれたことを励みにしているような雰囲気さえある。 「何故、野球だけがダメなんだ!?」 こういった疑問に対し、「学生野球憲章で禁止されているから」では納得できないだろう。 私見になるが、『特待生制度』の基準がさらに厳しくなっても、越境入学者はなくならないだろう。他県からの越境入学者を受け入れている私立高校野球部を取材したことがある。「彼らは甲子園に出場したい」という夢を語るだけではなく、明確な人生の目標も持っていた。 「将来は高校か、中学の野球部の監督になりたい。そのために野球レベルの高いこの学校に来たんです」 コンビニの前でたむろしている高校生と比べれば、15歳で親元を離れ、厳しい練習に明け暮れている彼らを応援してやりたくなる。 また別の高校野球部寮にいったら、玄関に宅配の小さな段ボールが積み重ねられていた。荷物はほぼ毎日、届けられるという。子供を送り出した両親が、食材や菓子などを定期的に送ってくるのである。 こんなこともあった。07年5月、福岡県の某公立高校に高野連からの電話が入った。学校側から学生憲章に抵触するかどうかを問い合わせた件に対する回答だった。「抵触していると言わざるを得ない」−−。同校には「越境入学者」は1人もいない。地域振興の一環で地元経済人、同窓会有志等による組織が、文武両道の模範学生に『奨学金』を支給していた。各学年10人に『月1万円ずつ』。3人の野球部員がそのなかに含まれていたのだ。 高野連は一連の騒動をおさめるため、「授業料、寮費を払えない特待生は奨学金を持って救済する」(当時)と発表したが、学業と部活を両立させ、地元制度に受かったこの公立校の奨学金生徒への処分は取り消さなかった。 これも、特待生制度を隠れ蓑に有望選手を全国からかき集めた一部私立高校が招いた混乱だろう。 高野連が今も真摯に『特待生問題』の解決に取り組んでいることは強調しておきたいが、『暫定措置』の期限は今年度まで。暫定措置によって他県の私立高校に進んだ球児も、新3年生としてセンバツを戦っていた。(了/スポーツライター・美山和也)
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社会 2010年03月26日 08時30分
国政進出の準備を着々と進める美人すぎる市議
「美人すぎる市議」こと青森県八戸市議会議員の藤川優里氏がいよいよ国政に進出する。 自民党・大島理森幹事長が先日、一部報道を受け、今夏の参院選比例代表に青森・八戸市議会議員の藤川氏を擁立する方向で最終調整に入ったことを認め、近く、優里氏に正式に出馬要請する。 「自民党は支持率回復のための“切り札”探しに奔走していたが、“タレント候補”でなかなかいい人材が見つからず、ともに党大会に出席した小泉進次郎衆院議員との2ショットがマスコミの注目を浴びた藤川氏に白羽の矢が立った。当選したら、小泉氏とともに若者に同党をアピールするための広告塔として奔走することになる」(永田町関係者) 藤川氏は07年に同市議会議員選挙史上最高得票を獲得しトップ当選すると「美人すぎる市議」としてメディアで話題に。 大手レコード会社と契約し、「八戸のPR」という名目でイメージDVDを発売するなどタレント活動を活発化させたが、“有名税”を払うことになった。 「元後援会長から告発されマスコミで大々的に取り上げられたり、写真誌で妻子持ちの県議との不倫疑惑を報じられた。あげくの果てには“やばすぎる職業”のいとことの2ショット写真が月刊誌に掲載されたりした。国政進出して東京に来れば、マスコミにますますプライベートのスキャンダルを狙われる」(週刊誌記者) すでに国政進出後のマスコミ対策を考えてか、藤川氏は今月、格闘家の吉田秀彦らが所属する「J-ROCK」とマネジメント契約を結んだが、メディアへの露出も増えそうだという。 「学生時代はタレント活動をしており、某バラエティー番組ではビキニ姿で雪上相撲をしていたからもっと名前を売りたかったはずだが、国政進出すれば、“タレント議員”としていくらでもテレビに出られる」(同) なかなか正式に出馬が発表されないが、藤川氏の心はすでに国政に向かっているようだ。
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芸能 2010年03月25日 19時34分
フリーダ・ピント、ボンドガールの噂を否定
インド女性初のボンドガール誕生、と噂されていた昨年度のオスカー作品賞に輝いた『スラムドッグ・ミリオネアー』により、世界中でブレイクした女優のフリーダ・ピントは、どうやら次回のボンド作品には出演しないらしい。また同じく噂のあった女優、オリビア・ワイルド(TV『Dr. HOUSE』でレミー・ハドリー医師役)も、どうやらそうではないようだ。 “デイリー・ミラー”紙の報道では、次回2011年11月18日公開予定の23作目にあたる007ムービー(題名未定)は、ピントとボンドガール役を交渉中と伝えたが、ピントの代理人はインドのテレビNDTVのインタビューで否定した。また、ワイルドも、ツイッターにおいて、報道されていた“2重スパイの国連職員”の役を演じることはないと伝えた。 なお、この映画の監督は、サム・メンデス(『アメリカン・ビューティー』、『ジャーヘッド』)で、今年の6月までに撮影が開始する予定だ。
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社会 2010年03月25日 17時30分
バカ事件fromアメリカ・カリフォルニア州編
【3月24日水曜日 アメリカ・カリフォルニア州カーン郡現地時間】 生徒がいっぱいの教室の中でコップにオシッコした代講教師が逮捕された。 マシュー・デイヴィス先生(58歳)は、代講教師をしながらカーン郡にあるいくつかの教会では、思いやりのある牧師として慕われていた。21日の月曜日の2時間目に、何を思ったのか先生、教室の隅に立ってから、コップの中で用を足した。翌日の火曜日、デイヴィス先生は、デラノ市のセザール・E・チャベス高校の学生の目の前で起こしたこの猥褻と挑発的な行為により、公然わいせつ罪など複数の罪状で逮捕されてから保釈金65万ドル(約6千万円)を言い渡された。 デイヴィス先生は、1996年の交通事故から奇跡的に生還したが、脳障害を患うようになり、ここから他人と交流する能力が著しく低下したと、彼の友人が語っている。またこの事故では、同乗の妻は亡くなった。 教区の関係者は、今までの牧師としての功績からデイヴィス先生に対しては同情的ではあるが、事件の詳細が判るまでコメントを差し控えている。なお、カーン郡の学校を監督する立場にあるKOSOS(Kern County Superintendent of School Office)もまた、先生へのコメントを差し控えながらも、「今後、教師を志望する人物の指紋押捺、犯罪記録などの身元調査、身体検査を受けさせるのが好ましい」と伝えた。
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トレンド 2010年03月25日 17時00分
3月27日公開・映画『桃色のジャンヌ・ダルク』主演の増山麗奈が、コスプレ集団「桃色ゲリラ」の新メンバーを募集中!
3月27日(土)より公開のドキュメンタリー映画『桃色のジャンヌ・ダルク』(渋谷ユーロスペース、鵜飼邦彦監督)に主演するアート革命運動家(?)の増山麗奈。「反戦」、「環境」、「労働」、「貧困」、「女性」と様々な問題をアートで訴える増山の、活動の芽となったコスプレ反戦アート集団「桃色ゲリラ」。現在は、同士たちの産休などで、著しくメンバーが足りない状態だ。なぜか男ばっかりの「桃色ゲリラ」、最新のパレードに参加した。 連休初日の20日、『戦争も基地もいらない WORLD PEACE NOW 3.20』という、平和集会? が行われている芝公園に取材しに来た記者。見渡すかぎりオジサンばっかりで浮きまくる。その中で、ヒトキワ上半身露出の高いピンクのビキニ・スタイルの増山センセイが一人、他の取材に応えていた。 コスプレ反戦アート集団「桃色ゲリラ」は、決して参加を強制せず、参加者の好意で成り立っているので、みんな忙しければ参加しない。やっと会場に来たゲリラたちも、一応ピンクの服装はしていても、ベビーカーを押しての参加なので、子ども達がちょろちょろして、デモ行進がにっちもさっちもいかないのだ。ピンクのコートを着ていた記者もにわか「桃色ゲリラ」に。しかしやってみると、都心のど真ん中の大通りを行進していくのは意外に楽しく、「戦争はんた〜い!」などと叫んで、溜まったストレスの解消にもなった。コスプレしたらもっと楽しいだろう。 映画公開も迫って、コスプレ反戦アート集団「桃色ゲリラ」は参加者を募集中だ。そりゃ若くて美しい女性がうってつけだが、男性でも、子どもでも歓迎。増山センセイ流の幸せが理解できれば誰でもOKだ。気になる人はとりあえず、3月27日(土)より渋谷ユーロスペースで公開する『桃色のジャンヌ・ダルク』をチェックしてほしい。<コダイユキエ>
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レジャー 2010年03月25日 16時00分
「渋井哲也の気ままに朝帰り」 大きく外さないための嬢選び
週末、男5人で飲んでいた。私が4人に合流した形だが、しばらくすると、キャバクラに行こうという話になった。深夜に男5人でいると、女性との会話をしたくなるものです。 さて、この日はなぜか、馴染みの客引きが少ない。当てにしていた客引き(20)がないのです。先日、「今度、会ったら、絶対来てくださいよ」と言っていたから、こちらから声をかけてみよと思ったのに。 どうやら、営業停止の処分をくらったようです。後日わかることですが、理由は客引き行為です。なぜ、だめなのか? といえば、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」、いわゆる「迷惑防止条例」の中に、客引きの禁止規定があるからだ。 繁華街で遊んでいる人ならわかるが、実際には行われているケースがほとんどだ。そのため、罰則規定をみえると、常習者への違反行為だけが取り締まり対象になっている。顔見知りの客引きがよく逮捕されていたりもした。ある客引きは逮捕されるたびに、実家へ帰ったりしたものだ.どんな客引きがダメで、どれがOKなのかは実際には警察の運用によるところが大きい。 話を戻そう。 結局、別の顔なじみの客引きを見つけて、ある店に行くことにした。私は最初に着いた嬢(21)を指名したまま、2時間を過ごした。なぜ、そうしたのか。後の反省会でも言ったのだが、初めての店の場合、その店の嬢がどんな人かは未知数だ。 だから、入店時に女の子をチェックし、平均値を予測した。そして、5人もいるのだから、嬢が5人着く。そのとき、想像した平均値が当たっているかの修正もできる。なおかつ、周辺にも嬢がいるのだから、「この店はこんな感じ」というのがわかる。 私の隣には、想像した中では、この店の平均値以上の嬢が座った。そのとき、他の4人を見て、「これを逃したら、この嬢より期待値が低い嬢しかいないかもしれない」と判断した私は、その嬢を指名することにした。 心配していた知人(30代)は、ちょっと見たところ、馴染んでいたようなので、私は放置する方針を決めた。しかし、店を出たとき、「期待はずれだった」というのだ。どうした、ことか。 「いや。外れました。3人目の子なんか、アイドルの話しかしない。『そうだね』と聞いているふりをすると、どんどんその話になる。苦痛だったんですよ」 そうだったのか。隣で見ているだけでは、楽しんでいるかどうかはわからないものです。私は、今夜ののりは、恋人気分で行こうと途中でなって、友達飲みの感じでもよかったのですが、顔が好みだったので、やや口説きモードで過ごしていた。 すると、別の知人が、店員を呼んで耳打ちを始めた。何をしているのだろうか、と思っていると、知人の横には、最初に着いた嬢が戻ってきた。私は、その知人がなぜ、その嬢を指名したのかが理解できなかった。後で聞いてみると、 「2人目が着いてみて、また、周囲を観察してみて、なんとかくこの店の雰囲気がわかった。だから、自分にとっての『当たり』はやってこないと思った。だとしたら、最低限のサービスができる嬢を選ぶしかない、と思った」 と話していた。さすが、キャバクラに行き慣れている知人だけに、店内の過ごし方を心得ている、と思った。たくさんの店があり、そして、たくさんの嬢がいる。そこで、自分にとっての「当たり券」を引くことができればラッキーだが、店に「当たり」がない場合、どんな過ごし方をするのかは、人ぞれぞれ。失敗を重ねることで、学ぶところも多いはず。 私の判断も、できるだけ、失敗しない店内の過ごし方のつもりだが、ときどき、失敗する。そんな夜があるからこそ、「当たり券」を引いたときには喜びが深い。<プロフィール>渋井哲也(しぶい てつや)フリーライター。ノンフィクション作家。栃木県生まれ。若者の生きづらさ(自殺、自傷、依存など)をテーマに取材するほか、ケータイ・ネット利用、教育、サブカルチャー、性、風俗、キャバクラなどに関心を持つ。近刊に「実録・闇サイト事件簿」(幻冬舎新書)や「解決!学校クレーム “理不尽”保護者の実態と対応実践」(河出書房新社)。他に、「明日、自殺しませんか 男女7人ネット心中」(幻冬舎文庫)、「ウェブ恋愛」(ちくま新書)、「学校裏サイト」(晋遊舎新書)など。【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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トレンド 2010年03月25日 15時30分
狙うはVシネ帝王? どんどん“竹内力化”する市原隼人
先月末に映画「猿ロックTHE MOVIE」が公開された市原隼人。昨年放送された日本テレビ系深夜の同名ドラマでの主人公サルの銀髪にも驚かされたが、映画プロモーション時の坊主頭+黒シャツ、スーツ姿にも驚いた。「陰陽師」や「チェケラッチョ!!」では可愛かった市原は、今ではすっかり“マル暴”スタイルが板につく俳優に。そんな彼を見て思い出すのは市原の大先輩、昔はそれはそれは可愛かった「Vシネ帝王」のアノ人だ。 10代の頃からその愛くるしい顔だちと少年らしい演技が注目を浴び、TBS系ドラマ「ROOKIES」で大ブレイクした市原隼人。長年付き合っている彼女がいると正直に告白したり、主演最新作「ボックス!」に亀田興毅を出演させたり、役柄に見合った「男らしい内面」も人気を集めている。しかし記者が思うにブレイクのきっかけになった「ROOKIES」の安仁屋役は、彼の役者生命的にヨロシクナかった。なぜならこの役を境に市原はどんどんヤンキー化が進み、たった一年で驚くほど見た目のガラが悪くなってしまったからだ。このイメージではカタいドラマに出演する事は難しく、まさに「Vシネ帝王」・竹内力の道まっしぐらではないか。嫌な予感がする。 バブル期に「ミナミの帝王シリーズ」で人気を博した竹内力。今はカンロクたっぷりだが、昔の彼は爽やかな好青年そのもの。俳優になる前は銀行員だった。映画「湘南爆走族」ぐらいまで二枚目トレンディ俳優として活躍していたが、ちょっとTVで見ないとうちに哀川翔と共にVシネマの帝王と呼ばれていて、無理矢理あの風袋に。その後、「岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説」のカオルちゃんになり、最近のドラマでは「陽炎の辻」や「あんみつ姫」など時代劇の悪役ばかり。とうとう「双子の弟」と主張するRIKI名義で歌まで歌いだし、やたらと子ども達にウケたがる(ホタテマンか!)。かつての美男子・竹内力は今では完全なイロモノになってしまった。デビュー当時ファンだったのにガッカリである。 中学生の時「リリイ・シュシュのすべて」で主演デビューした演技派の市原隼人。このまま“帝王化”が進み、カギ師、ボクサーと来たら次はヤクザを演じるのだろうか。20年後、市原が変なプレスリーの衣装を着て「アイスクリーム」のCMなんかしていたら、それこそ本気で悲しい。<コダイユキエ>イケメン好きの40歳独身女性記者