-
芸能 2010年04月03日 15時15分
木下優樹菜にも戦わずして勝った? 元ヤン佐々木希の秘められた“凄味”
誰が見ても爽やかな好人物が、実はその昔、さんざん悪さを尽くしてきたいわく付きの人物だった…というエピソードは、どこの世界でもよくある話。芸能界も例外ではない。 現在トップモデルとして飛ぶ鳥落とす勢いの佐々木希も、地元秋田では「知らない者はいない」ほどのバリバリのヤンキーであったといわれている。彼女の過去を知る地元民から語られる“武勇伝”で最もインパクトのあるのが、「髪切りデスマッチ無敗」伝説。「金髪ガングロのギャルになり、中学すらもロクに通ってなかった」といわれる当時の彼女を取り巻く“秋田のヤンキーシーン”において、祭の夜に女同士がタイマンを張り、負けた方がヤキとして髪を切られるルールの喧嘩が流行していた。その喧嘩は当然、殴る・蹴る・掴むと、文字通りの“なんでもアリ”。このタイマンで佐々木希は連戦連勝の無敗伝説を築き、「秋田に希アリ」と“勇名”を轟かせていた。 希の他に“元ヤン”で知られる女性タレントといえば、言わずと知れた木下優樹菜であるが、この二人には、ギャルご用達ファッション誌『PINKY』のカリスマモデルという共通点がある。PINKYモデルとしては優樹菜が後輩だが、そこは水元公園(東京都葛飾区)のタイマン女王と恐れられた優樹菜のこと、希センパイに“喧嘩上等”となるのは当然の成り行き。 二人の運命の“初対決”ではなく“初対面”は、2年前の『PINKY』誌上のフォトセッションと伝えられている。当時の撮影スタジオのスタッフの証言によると、そこで優樹菜は“仕掛けよう”と、初対面の希にメンチを切ってみせた。が、当の希は睨み返すこともなく泰然自若。しかし優樹菜は、超然とした希の姿に「この人には勝てない」と悟ったという。タイマンで鳴らした優樹菜だからこそ、お人形然とした“のぞみん”の正体を、瞬時に的確に見抜くことができたのだ。佐々木希には、闘いに馴れた者だけが見抜ける、真の“凄味”が備わっているようだ。 “葛飾のタイマン女王”ユッキーナに不戦勝し、今や若手女子タレント最強とも囁かれるのぞみん。こうなると芸能界のゴッド姐ちゃん・和田アキ子との“頂上決戦”に期待してしまうが…。のぞみんのあの長い手脚なら、リーチでアッコさんに対抗できそうだし、アッコさんのパッチギな突きと蹴りも「噛むとふにゃん」なノーガード戦法で柳に風で受け流すに違いない。最強の秋田美人が、芸能界の「女番長」の金看板をブン獲る日は近い!?
-
スポーツ 2010年04月03日 15時00分
トラ内部情報 城島が活躍しても「やっぱり矢野!」の声
城島が活躍すればするほど、矢野の評価は高まって行く…。 新・正捕手の城島健司(33)は開幕第2戦でサヨナラアーチを放つなど、存在感を見せつけている。移籍当初は城島の加入に批判的な声も聞かれたが、結果を出すことで全ての雑音を封じたようだ。しかし、それ以上に評価を高めているのは、レギュラーを外された矢野燿大(あきひろ=41)だという。 「開幕戦、真弓(明信)監督は代打の代打で、矢野を送りました。昨季までなら、最初に代打起用した桧山(進次郎)のメンツも考え、『代打の代打』なんて采配はなかったはず。まあ、代打層がさほど厚くなかったチーム事情もありましたが」(ライバル球団スコアラー) 実績のある矢野が控えていることで、攻撃面でも相乗効果が見られる。 矢野が人望を高めている理由はそれだけではない。盛り立て役に徹しているからである。 「今春のキャンプでもっとも声を出していたのは、矢野でした。テレビカメラは城島ばかりを追い掛けていたけど」(前出・同) 確かに、矢野は内・外野の連携プレー、サインプレーの練習時、もっとも声を出していた。ミスをした中堅、若手のもとに走り、丁寧に助言を送るシーンも見られた。そういう姿を見ると、「阪神の正捕手は、やっぱり矢野で…」と思ってしまうのと同時に、“元上司”岡田彰布・オリックス監督の「使わないのなら、トレードでウチが獲る」発言が重なってくる。在阪球団職員の1人がこう言う。 「矢野も新天地を求めることを考えた時期があったそうです。岡田監督は『まだレギュラーでやれる』と矢野にエールを送る意味合いもありました。ソフトバンク、横浜、ヤクルトなど捕手を補強したいチームは、少なくありませんからね」(同) それでも、矢野は阪神残留を選択した。星野仙一シニアディレクターの影響である。城島獲得に動いたのもそうだったが、矢野を引き止めたのも星野SDだった。 「レギュラーを外されたときに、本当の人間性が問われる」 この言葉で、矢野は残留を決めたという。「人間性が問われる」と言われ、ベンチスタートの多くなりそうな今季こそ、チームのために尽くそうと思った。阪神の開幕好スタートは矢野のおかげかもしれない。 こんな情報も囁かれている。 「星野SDは強かな人ですよ。キレイゴトだけじゃありませんよ。矢野に将来の監督の約束手形を切ったなんて話もないわけじゃない」(関係者) しかし、阪神ナインが矢野を信頼し、真弓監督も戦力として必要と思っているのは本当だ。現在の矢野の姿を見ていると、指導者としての資質は十分にある。城島もヒーローインタビューで少し遠慮がちな言動に徹しているのは、矢野の影響だろう。
-
レジャー 2010年04月03日 14時30分
この一言がチャンスを棒に振っている 店の中で告白…まず相手にされない
キャバ嬢たちが、「多くはないが、存在する」というのが、お店の中で“告る”客だ。つまり接客中に、愛の告白をやらかしてしまう客のこと。これはイタイ。ほぼ必ず、 「またまた〜、みんなに同じこと言ってるんでしょう」 と、はぐらかされる。どんなにいいなと思っていても、お店の中では仕事意識強いので、はぐらかさざるを得ない。 せっかく勇気を振り絞ったところで無駄。むしろ“キショイ”の対象に。 気持ちを伝えるのは大事だが、大人の世界なので匂わせるにとどめるのがマナー。 「好きだ、付き合ってくれ」には、YESとNOしか用意されない。 せめてアフターか電話で…。「それは無理、お店しかチャンスがない」というのであれば、それはもう完全に脈なしということだろう。
-
-
トレンド 2010年04月03日 14時00分
【これじゃ売れない!】 お笑い芸人・板尾創路よ、映画界は来てもいいけど、音楽界には来ないで! 「板尾こうせつ」
今日の【これじゃ売れない!】は南こうせつと板尾創路(いたおいつじ)のユニット「板尾こうせつ」。役者もすれば歌も歌い、映画も監督する、近年めざましい吉本芸人たちの“お笑い以外”の活躍。それがまた本職よりも上手かったりするから問題だ。実は板尾創路は、南こうせつ以外にも、銀杏BOYZの峯田和伸とかテイ・トウワとかとコラボでCD出している。これ、知ってた? 記者は「ダウンタウンのガキ使い」が好きで毎週見ている。よしもとの芸人監督品川ヒロシの「ドロップ」や、木村祐一「ニセ札」も見たし、見てないが板尾の『板尾創路の脱獄王』も並の映画クリエーターによる作品に匹敵する作品であると思う。お笑いコンビ・130Rも面白い。でも、板尾創路はキライである。なぜなら、今田耕司が好きだから。板尾と今田はNSCの同期なだけで130Rでも無いのだが(130Rの板尾の相方はほんこん)何となくライバルっぽく、前から今田の方が好きだった。 役者や音楽家として活躍の場を広げ、どんどん今田を凌駕する板尾。これは今田ファンとしては捨て置けない。そして、お笑いはお笑い同士で組んでCDを出せばいいのに、板尾がコラボする相手は、銀杏BOYZの峯田和伸だとかテイ・トウワだとか、いちいち気になるアーティストばっかり。それも気に入らない。そしてついに、大大大好きな南こうせつ様とまでコラボ。これはいったい!? 今田を追い越すのはまだ許せても、これは許せん!いくらCDが売れない時代だからってナゼこうせつは板尾と組むのだろうか。年の近い泉谷しげるとでも組めばいいじゃないか。 南こうせつのファンだが「板尾こうせつ」のCDは買わないつもりだ。たとえデビューシングル「君とボクと」の作曲がこうせつで、作詞が、板尾主演のドラマ『連続ドラマ小説 木下部長とボク』(日本テレビ系)の脚本を務める大宮エリーで、大宮エリーは大好きなドラマ「ルームオブキング」を書いた人だったとしても。そして、昨年末にレコーディングされたこの曲が、板尾氏に送ったこうせつ流の応援歌だとしても、「君とボクと」の曲調が記者の一番好きな明るい方の“こうせつの節”だったとしても、絶対買わない! 買わないったら! 買わない。でもやっぱり買うかもしれない。(コアラみどり)
-
トレンド 2010年04月03日 13時30分
動乱期の作家 夏目漱石に隠された荒ぶる気性
夏目漱石といえば小・中・高校の国語の教科書に必ずといっていい程載っており、テストにも幾度となく登場することから、その名前を知らないものは少ないであろう。 また2004年11月に野口英世に変わるまで、1000円札の肖像は夏目漱石であったため、彼の顔を知らない者も少ないといえる。 日本の文学に大きな影響を与え今なお名を残す明治・大正時代の文豪であるが、そんな偉大な夏目漱石にも様々な逸話が残されている。特に有名なのは、彼が癇癪持ちであったことだろう。それを肯定するエピソードがいくつか残されている。 一つは夏目漱石の弟子であった芥川龍之介が語るエピソードだ。 ある日のこと、彼ら二人は銭湯に行くことになった。 そこで体を洗っていたところ、漱石の隣で激しくお湯を浴びている男がいた。 男の水しぶきは隣に座っている漱石の顔を激しく叩きつけたという。 それが許せなかったのだろう、漱石はその場で「バカヤロウ!!」と叫んだ。 何事かと思い芥川がそちらを向くと、漱石が食いついていたのは非常に屈強な体の持ち主であったという。 この時は男のほうが素直に「すみません」と謝罪したので事なきを得たが、芥川は気が気でなかったという。 後に、漱石自身も怒鳴った後でどうしようかとハラハラしていたことが判っている。 さらに癇癪が向かう先は、自分に害を与えるものだけではなかった。 ある時、彼は自分の書斎に娘を呼び出した。何もしていないのだが、呼び出された彼女は床に正座させられるとすごい勢いで睨まれたという。 それが恐ろしかったのか娘が泣くと、漱石は癇癪を起こして娘をぶったそうだ。現在ならば虐待と認定されて大きく報道されそうなものである。 また彼は自信家としても知られている。代表作「吾輩は猫である」を発表する前は東京帝国大学にて英語の講師として教鞭を振るっていたのだが、その際に彼は辞書よりも偉いといわれていた。彼の記憶力がよく、生徒の質問した英単語を即座に答えるといった芸当ができたのも一つの理由といえるが、大きな理由は辞書に乗っている単語よりも自分が答える単語の方が正しいと生徒に言い切ったところにあるだろう。 また「I LOVE YOU」との文章を前にして、「私は貴方を愛している」と直訳せずに、「日本男児ならば『月が綺麗ですね』と訳すものである」と告げたそうだ。 明治、大正、昭和の文豪たちは早世するものが多かった。漱石の弟子である芥川龍之介も最後は睡眠薬(一説には青酸カリ)を飲んで自殺した。 夏目漱石自身も50歳という若さで世を去っているが、彼は病死であった。しかも最後の言葉は自ら寝間着の胸もとを肌蹴させて「ここに水をかけてくれ、死んでは困るから」だったという。 彼ほどの自信と荒ぶる気性を持ち合わせた人間でなければ、動乱の時代を生きる作家であることは難しかったのかもしれない。(梅季 立風 山口敏太郎事務所) 参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
-
トレンド 2010年04月03日 13時00分
イケメンユニット「PureBoys」メンバーにインタビュー 第2回 永岡 卓也
話題のイケメンユニット「PureBoys」。4月14日からは舞台公演『7 Guys Gone〜7つの心の忘れ物〜』(セブン・ガイズ・ゴーン)がはじまり、さらには同日にファーストアルバム「Pure Vox」も発売開始される。インタビュー第2回目は永岡卓也クンだ。 Q.春は出会いの季節? 別れの季節? A.出会いの季節ですね。もちろん別れがある季節でもあるとは思いますが、別れがあって出会いがあるのはほんとにそーだなって思います。僕自身、ポジティブシンキングなこともありますけど(笑)。あとはやっぱりお仕事自体が出会いが多い職種ってのもあるのかも☆ Q.几帳面? ルーズ? A:ずばり几帳面! 部屋のテーブルの上においてあるリモコンの位置も決まってるし、『出したらしまう』これ基本(笑)。僕とお付き合いする方は大変だと思います。 Q.人見知りする? A.しますねぇ。仲良くなりたい気持ちはあっても何話していいかわからない。話しかけてもらうのも待っててもなぜか、「話し掛けないでオーラ」を出しているらしく(笑)。でもこのお仕事でいろんな現場に行かせてもらうようになって「これじゃダメだっ!」って思って話しかける努力はしてます。人見知りしない方々の会話の仕方を盗んでます(笑)。 Q.舞台公演やアルバム発売に対しての意気込み A.僕がPureBoysとして舞台に立つのは今回が3回目、やはり常に前回を上回りたい気持ちはありますが、メンバーも変わり、新鮮な気持ちで、素直に最高の舞台にしたいという気持ちです。PureBoysの新たなスタートとして今回の舞台はすごく大切なモノ。是非とも観に来ていただき、「今のPureBoysを感じてもらえたらな」と思ってます。またアルバム『Pure Vox』も発売になります。歴代のPureBoysの曲から今のメンバーでの新曲まで、まさにPureBoysの歴史を詰め込んだ一枚になってます! 是非たくさんの方に聴いて欲しいです!※「PureBoys」のファーストアルバム「Pure Vox」(7名の直筆サイン入り)の読者プレゼントはこちらhttp://npn.co.jp/present/detail/6003694/永岡 卓也 <ながおか たくや> 生年月日 1985年5月31日(24歳)出身 長野県身長 184cm趣味 カメラ特技 バスケットボール・ギター<芸歴>映画 「僕らはあの空の下で」 吉永直 役映画 「少年メリケンサック」 田村役TV MBS「執事喫茶にお帰りなさいませ」 桜庭 役TV EX「仮面ライダーディケイド」 555篇 城金 役Magazine 「BOY'S HEAVEN」 ワニブックス舞台 「舞台版 イタズラなkiss〜卒業編〜」 沢渡祐一 役 舞台 「abc〜青山ボーイズキバレー〜」プロデューサー役
-
ミステリー 2010年04月03日 12時30分
私が見た「走る枯れ木」の話
今回の話は、私がかつて死神を見たのと同じ道だが、場所は違う。 夫の運転で、私はある川沿いを車で走行していた。時間は深夜。十一時ぐらい。 右手にはゲームセンターやラーメン屋が並んで、明るい光が左手の川の堤防を照らしている。 堤防といっても、土で丘になっているようなもの。 初夏で草はボーボー。だがそれは刈り取られて、見晴らしが良くなっていた。 私は助手席で流れる堤防を見ていた。 反対の道のにぎやかさに比べ、なんてさびしい風景だろう。 それも照らされた光で、より物悲しい。 その時。 車と並行して何か並走している。 それは茶色。私との距離は五メートルぐらい。 二本の木切れだった。細くまっすぐの木切れ。 二本の木切れが交互にものすごいスピードで動いて、車と並走している。 私はふと気になった。 「ねぇ。今車の速度何キロ?」 「50と60の間ぐらいで走ってるよ。どうしたの?」 夫はまだ木切れには気が付いていない。 「ものすごい速さで車と並走してるモノがいるの」 「おばあさん?」 夫は、都市伝説のターボ婆を連想したようだ。 だが、私の目に映る姿は棒だけで、人間の上半身や下半身らしきものは見えない。 とてもおばあさんには見えない。人間にも見えない。 「違う。枯れ木みたいなの」 「へー」 その二本の木切れはすさまじいスピードで、足(?)を交互に動かして車と並走を続けている。 夜目の利かない私にも、それが黒っぽいところと薄い茶色の箇所があるのが判別できた。 突然枯れ木がスピードを上げた。見る見る間に車を追い抜く。 と、それは車を追い抜き、直角に道のほうへ下りてきた。 ヘッドライトに照らされた枯れ木はやはり、ただの木の棒だった。 「あぶないッ」 夫が急ブレーキを踏む。 ヘッドライトに照らされた枯れ木は、急ブレーキに驚いた私たちの前から姿を消した。 あれは何でどこに向かったのか。永遠の謎である。(立花花月 山口敏太郎事務所) 参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」 http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
スポーツ 2010年04月03日 12時00分
仰天!? 野村予想の大当たりと大外れの裏側
楽天名誉監督の野村克也氏の「楽天は5位。本当は最下位と言いたいところだが、名誉監督に就任したからな」という予想は、もっかのところ大当たり。その一方で「城島はダメだ。捕手として失格」とダメ出しした阪神・城島健司に関しては大外れ。攻守にわたる大活躍で、城島はチームの快進撃の原動力になっている。 大当たりと大外れの野村予想。それも当然だろう。論理的で説得力のある野球論を売りにする野村氏だが、実は好き嫌いが激しく、感情でものを言う人だからだ。楽天に関しては昨年2位に押し上げたのに、敷かれていた勇退の既定路線に乗せられ、続投させてもらえなかった恨みがいまだにあるのだ。「広島でBクラス続きのブラウンがなんでワシの後の監督なんや」という感情論からの5位予想。それがたまたま当たっただけ。 「監督、名誉監督なんだから、仙台の試合に行った方がいいですよ。仙台のファンが熱烈歓迎してくれますよ。『やはり野村監督でないと勝てない』と」。野村氏の取り巻きからこう言われ、仙台へ行くタイミングを計っているという。 仙台のファンの熱烈復帰コールを背にして、名誉監督から監督復帰というシナリオを、早くも夢見ているのかもしれない。が、完全に大外れの城島への感情的予想を見れば、そう簡単には事は運ばないだろう。世間はそれほど甘くはない。野村氏の城島嫌いの根は深い。 「なんでONばかりが騒がれるんや」と、野村氏が現役時代から毛嫌いしている巨人・長嶋茂雄終身名誉監督、ソフトバンク・王貞治球団会長、永遠の国民的スーパースターのONが、城島にとっては憧れの師匠だからだ。王球団会長がホークス時代の城島の育ての親であることは広く知られているが、長嶋氏もアテネ五輪日本代表監督として、日本代表の「4番・捕手」に抜擢してくれた恩人だ。城島は「天下のONの下で野球をやれたのは、オレくらい。本当に感謝感激している」という熱い思いを持ち続けている。 それだけでも、野村氏にとって不愉快だろうが、城島はこう歯に衣着せぬ発言をしている。「野村さんや森さんの暗いイメージで、少年野球で捕手をやろうとする選手が少なくなっている。僕が捕手のイメージを明るく変え、子供たちが捕手をやりたくなるようにしたい」と。 そんな経緯があり、野村氏の城島バッシングが続いているのだ。日本代表が連覇した昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも「ワシなら城島は使わん。自己本位のリードをするからや」など酷評している。怒った城島が「あの人は1点も取られないリードをしたんでしょ」と反撃。結果は正直で正捕手・城島の貢献度は大だった。それだけに、野村氏は腹立たしく、今度はメジャー帰りで阪神入りした城島にケチをつけているのだ。「知将」「名監督」などと言われている野村氏だが、その素顔は好き嫌いの激しい74歳の感情家だ。
-
芸能 2010年04月03日 11時00分
オウム事件15年目、日本テレビがゴールデンタイムで麻原彰晃掲載雑誌・学研「ムー」を紹介!!
2010年3月20日、オウム真理教の引きこした地下鉄サリン事件から15年目を迎えた。今もサリンの後遺症に悩む人々が多い中、事件そのものが風化しつつある。だが、この許しがたいテロ行為を我々は、決して忘れてはならない。だが、オウムの残存勢力はいまだに命脈を保っている。 オウム真理教の全盛期、教祖・麻原彰晃を持ち上げたメディアが幾つかある。その代表的な存在が学研のオカルト雑誌「ムー」であった。 学研「ムー」は、麻原彰晃による空中ジャンプの連続写真を掲載、これを奇跡の空中浮遊と信じた読者が、オウム真理教に入信する事態を招いた。この不祥事に関して、ムー編集部はオウム事件当時、他誌に比べいち早く霊感商法の広告を排除したと述べているが、これは論旨のすり替えである。 麻原彰晃の空中ジャンプをトリックとして否定することなく掲載し、結果として読者に対し麻原彰晃を最終解脱者として勘違いさせる誌面づくりをしてしまったマスコミとしての責任が問われているのだ。 このオウム真理教事件以来、良心的な大型書店チェーンやコンビニチェーンは学研「ムー」の取り扱いを取りやめ、テレビの地上波においても、学研「ムー」の取り扱いに関しては慎重になった。消費者を相手にする企業としてのコンプライアンスがそのようにさたのだ。 だが昨夜、日本テレビにてゴールデンタイムで学研「ムー」が堂々と流されるという珍事が起こった。19時から放送された「浜田探検部」にて、学研「ムー」三上編集長のコメントが流され、「ムー」の表紙がでかでかと映し出されたのだ。日本テレビでは『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』の中で「麻原彰晃の青春人生相談」を実施、視聴していた多くの若者を麻原ファンにしてしまった前科があるが、今回も多くのオウム真理教信者を生み出した麻原彰晃掲載誌「ムー」をゴールデンタイムで全国中継してしまったのだ。 「信じられないですね。弊社では学研「ムー」を画面に映すことはありえません。一般の方のインタビューで本棚のムーが入るだけで(モザイクで)消したことがありますし、オウム事件の直前、麻原がムー編集部に出入りしていたのはマスコミ関係者なら知っているはずですよね。放送倫理を考えれば、ムー編集長など使わなくても、もっとまとな専門家がいるはずです」(他局プロデューサー) 「数年前にオカルト番組をやる時に、学研「ムー」や三上編集長をブッキングしようとした事がありますが、麻原の空中ジャンプ問題をスポンサーが問題視して結局、ムー編集部の取材は取りやめにしました」(テレビ業界リサーチ会社職員) 「オカルト=ムーという発想が安易です。年配の人は頭が固いんです。いまやオカルトは家族で安心してみれるエンターテイメントの分野であったり、討論番組のテーマであったりするわけです。恐怖を売り物にするムー的なオカルト観は昭和のノストラダムス騒動で懲りているはずです。サブカルチャーとして新しいオカルトの作り方があるはずです」(制作会社ディレクター) オウム事件の後遺症が癒えていない現状で、麻原彰晃のインチキ写真を掲載した雑誌「ムー」をゴールデンタイムで流すなど、日本テレビの脇の甘さは猛省すべきではないだろうか。
-
-
芸能 2010年04月03日 10時00分
石川遼が、宮沢りえ化している
4月4日スタートする石川遼の初となるレギュラー番組「石川遼スペシャル RESPECT 〜ゴルフを愛する人々へ〜」(テレビ東京系)。ゴルフ好きの著名人をゲストに招き、石川とのラウンド対決やレッスン、トークなどを盛り込んだ番組だそう。第1回目のゲスト北野武と所ジョージ。のっけから「芸能界の大物」二人を引き連れている石川に、バブル期に一時、異常にもてはやされた10代のあの美少女を思い出すのだが…。 先日も、TBS「情報7days ニュースキャスター」でレギュラーのビートたけしとの対談に応じた石川遼。自身の子供よりもはるかに年下の少年プロゴルファーを相手に、日本を代表するタレントにて世界的映画監督でもある北野武がタジタジになっている。遼くんって、すごい。でも、この光景、昔、宮沢りえで見たような気がする。 記者は優等生の遼くんが、18歳らしからぬソツのない対応をするのを見るたび、彼の行く末が心配になる。たけしやとんねるず、ナガシマ監督などの「各界の大物」が絡めば絡むほど異常に人気が過熱して、ひとたび問題が起きれば一斉に世間やマスコミの牙が向いてしまった宮沢りえ。宮沢が並のアイドルだったら、結婚し母親になるまで実に16年もかからなかったろう。一時のゲキ痩せぶりといい、彼女は社会現象になったゆえに見なくていい「地獄」を見たのかもしれない。 何もかも20年前に比べてお粗末な現代ニッポン、貧乏くさい若者が街に溢れる中、ゴルフの界のスター・石川遼のまわりだけはバブル時代と変わらない。「ゴルフ」、「金」、「贅沢」が大好きな懐古主義者やテレビ局はそういうニオイに弱く、18歳になった彼に、さっそく群がりだした。そこへ、バブルの残像のように 今だに“日本で当たらない映画”作り続ける北野武と、今だに車やバイクや爬虫類といった遊びのイメージが強い所ジョージ。この組み合わせはいかに?石川遼の、「宮沢りえ化」は着実に進んでいる。 同じスポーツ選手で、怒られてもあんまり反省しない国母や、ペッと唾はいたと言われているキム・ヨナ。見苦しい面もあるが、彼らのダメっぽいところや反発心に少しほっとしてしまう。実は遼くんも時々天狗になってるとも言われている。でも遼くんだって、少しマスコミにつっつかれるぐらいのダメな面が、あったっていいんじゃないか。 タイガー・ウッズみたいに急にドカンと来るよりは。<イケメン好きのコダイユキエ>