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スポーツ 2015年06月02日 16時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈三沢光晴vs小橋健太〉
三沢光晴がリング禍で亡くなったのは2009年6月13日。今年は、その七回忌にあたる。広島で行われたGHCタッグ王座戦、王者の齋藤彰俊&バイソン・スミス組に、潮崎豪と組んで挑んだ試合中のことであった。 死因はバックドロップを受けた衝撃による頸髄離断。技を掛けた齋藤が特に危険な落とし方をしたわけではなく、また三沢も受け身を取り損なった様子はない。つまりは、マットに“正常に”落ちた際の衝撃による不測の事故であった。 原因として第一に言われたのは、長年のレスラー生活におけるダメージの蓄積だ。晩年の三沢は慢性的な首、腰、ヒザ等の痛みに苦しみ、日常生活にも支障を来すほどであったという。 「モノマネの神奈月がよく武藤敬司のヒザの悪さをネタにしていますが、三沢の場合、全身がそんな状態だったと思えばわかりやすいでしょうか」(プロレスライター) NOAHを旗揚げした後には社長業にも時間を割かれたためか、コンディションの悪さは傍目にも歴然で、これも事故原因の一つとなった。 「何しろ一気に太りましたからね。きっとトレーニングの時間もまともに取れなかったのでしょう。社長室で通販のダイエット器具みたいなものを見たこともあります」(同・ライター) それでも三沢は休むことをしなかった。対戦カードに三沢の名前があるとないでは興行の客入りからして違ってくるため、団体運営のためにも出場せざるを得なかったのだ。 やはり、全日本プロレス〜NOAHのために命を削った末の“戦死”であった、と言える。三沢の死に接した関係者やファンからは、全日本時代からの過剰な試合ぶりに対する批判的な声も聞かれた。“相手をアタマから落とす危険な技の連発が肉体を蝕んだ”と。 だが、それも三沢自身の選んだ道である。 天龍源一郎が退団、ジャンボ鶴田も内臓疾患により一線から退く中、エースの座を担う三沢は“鶴龍”を超える闘いを見せる必要があった。当時のジャイアント馬場社長からは“マイクアピールやギミックに頼らない、流血や反則もない、ピンフォール決着を”との要望もあり、そうして行き着いたのが、いわゆる『四天王プロレス』だった。 三沢、川田利明、田上明、小橋建太の4人をはじめとし、次世代の秋山準、外国勢では殺人バックドロップのスティーブ・ウィリアムスらも加わり繰り広げられた、世界中のプロレスシーンにも類を見ない激しい闘い模様−−。試合序盤からハードヒットの打撃と急角度の投げ技を互いに出し合い、カウント2.9の応酬で、終盤にはエプロンサイドから場外床に向けてパワーボムなどを放つこともしばしば。グラウンドの攻防などレスリング要素を欠く内容から「ただのタフマンコンテスト」と批判的に見る向きもあったが、出し惜しみも不完全決着もない好勝負保証付きの試合ぶりはファンからの熱烈な支持を得て、ビッグマッチは常に満員御礼。馬場、鶴田の影を払しょくしたのみならず、三沢は日本プロレス界のエースとして認知されることにもなった。 そんな四天王プロレスの最高峰といえば、馬場も解説席で涙を流した(副音声の実況アナとゲストの川合俊一氏が「馬場さんが泣いています」と叫んだ)1998年10月31日、日本武道館。三冠王者の小橋に三沢が挑戦した一戦が挙げられよう。 三沢自身、川田らとの試合との比較の中で「小橋戦こそ極限の力を見せられる」と語っていた、まさにその言葉通りの究極マッチとなった。 この試合でも序盤に頭から投げ落とすスープレックスを出し合い、中盤過ぎにはもう立っているのもやっとの状態に。そうなってなお、ギロチンドロップを放つ際の前動作にサマーソルトを加えるあたりが、常に華麗さを求めた三沢プロレスの真骨頂だ。 フィニッシュは派手な投げ技ではなく左右エルボーの連打で、43分29秒、精根尽き果ててマットに崩れた小橋を三沢が押さえ込んだ。 この一戦を含め三沢と小橋のシングル対決は、3度にわたりプロレス大賞(東京スポーツ新聞社制定)の年間最高試合賞を受賞している。 後にも先にも比類なき、日本プロレス史に残る文化遺産なのである。
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ミステリー 2015年06月02日 15時30分
天翔ける謎の妖怪「雷獣」の正体はイタチだった!?
6月になり、いよいよ梅雨のシーズンが近づいてきた。にわかに空が曇り、黒い雲から雷が落ちたかと思うと雨が…というのが荒天のイメージだが、自然現象に対する科学知識のなかった昔の人々は、雷から神仏や様々な妖怪の姿をイメージしていた。 強烈な破壊力や光、轟音は神の裁きや龍のイメージの源泉になったとも考えられている。 また、日本では雷を伴って現れる妖怪「雷獣」の存在が信じられていた。雷獣に関しては様々な伝説や、当時の文化人 達による具体的な外見や目撃証言、スケッチなどが残っている。総合すると大きさは約20〜60センチほど、体が長く猫や小型の犬に似ている。尾が長く、茶色の毛が体を覆っていて、足が6本あるという説も存在する。 主に荒天時に活発に活動し、雲に乗って雷とともに空を跳びまわるが、まれに雷とともに墜落して姿をあらわす、とされている。 雷獣の伝説が残る地は日本各地にあり、新潟県西生寺には雷獣のミイラとされる謎の生物のミイラが寺宝として保管されている。岩手県の雄山寺にも雷神のものとされている獣のミイラが保管されているため、やはり雷獣は当時目撃された何らかの生物であったと考えられる。 さて、今回ご紹介している写真だが、これは山口敏太郎事務所が某所から手に入れた「イタチのミイラ」である。 完全に水気が抜けたイタチの死体を博物館などで展示用に加工したものと思われるが、実はこのイタチのミイラは「雷獣」の謎を解き明かすひとつの鍵であるという。 上述のとおり、雷獣は雷を伴って現れるのだがこれはイタチなどの小動物が落雷に驚いて木から落ちたところを目撃され、「雷と一緒に行動し、落ちてくる獣の妖怪」と考えられるようになったのではないかとみられている。今回の写真のイタチミイラは落雷で死んだ個体ではないが、江戸時代の人たちはこのようなイタチの死体を見て驚き、天かける妖怪「雷獣」の姿を思い描いたのかもしれない。こちらのミイラは、お台場デックス東京ビーチにある「山口敏太郎の妖怪博物館」にて展示中である。当時の人々が伝えた生物の姿を、間近で見てみてはいかがだろうか。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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社会 2015年06月02日 15時00分
噂の深層 AV撮影で閉鎖された露天風呂にあの女優も入っていた!?
相次ぐ苦情により無期限閉鎖となった栃木県塩原温泉にある共同露天風呂「不動の湯」と「不動の足湯」。 同湯は川沿いから50メートルほど入った山林にある無人の露天風呂で、森林に囲まれた秘湯のような雰囲気が温泉ファンに高い支持を受けていた。ところが一部報道によれば、ここ数年前から他県ナンバーの車が集結しては、男女グループが全裸で淫らな行為を繰り広げ、盗撮や無許可でのアダルトビデオの撮影など、何かと不審者の目撃情報が相次いでいたという。 「ネット上では“露出調教”を売りにしたAVメーカーの作品で何度も使われていたことが明らかになりましたが、実はあの高視聴率ドラマのロケにもこの露天風呂が使われていたんです」(スポーツ紙記者) そのドラマとは『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)。堺雅人演じる敏腕弁護士と、その助手役を務める新垣結衣によるコミカルなやりとりが話題になった人気法廷ドラマだ。このドラマの第6話放送直後に流された第7話の予告編に噂のシーンがあるという。 「第7話は有名推理小説『八つ墓村』をオーマージュにした回で、スケキヨを真似て真っ白な顔パックをつけた無表情の小池栄子が、薄暗い露天風呂に胸まで浸かったままゆっくりとそのパックを剥がすシーンがあるんです。この露天風呂が不動の湯だと温泉ファンの間で指摘されているんです」(スポーツ紙記者) ちなみに、問題の小池栄子の入浴シーンは予告編のみでしか流れないが、第7話の本編では小池の上司役を演じた生瀬勝久がこの湯に入っているシーンが登場する。テロップのロケ地協力の部分にも同湯の近隣施設の名前が登場するという。 小池にとっては何とも不快な事実だったに違いない。(明大昭平)
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社会 2015年06月02日 15時00分
参議院議員・丸山和也を緊急インタビュー 「俺はこう思う 橋下維新の饗宴と今後」(2)
自民党内は官邸と大阪府連で意見が違っていた。 大阪府連が猛反対していたのは、選挙で対立しているから。安倍内閣は安保法制の先に憲法改正を見据えているから、3分の2の数は欲しい。党内はいいとしても、党の外で数をまとめてくれる勢力がいるのはありがたい。そのために生かしておこうというのが官邸の狙いだった。3分の2を自民党だけで集められればいいけど、野党にいた方が集めやすいということだってある。与野党のフレームとしては敵対していても、利害一致すれば静観する。よくある構図だよね。 都構想のメリットが見えないといわれていたが、それにしても、自民党から共産党まで協力して反対する様は異様だった。 橋下のこれまでのやり方について、嫌悪感を持っている人が多いということもあるだろう。それから個人的な好き嫌いは別にして、橋下に対する人間的な評価として大勢を占めるのは、結局はトップに立つタイプでないということだ。何かを変えるエンジンにはなるけど、自動車のブランドにはなれないということかな。橋下自身、会見でも「自分はワンポイントリリーフ」と言っていた。手法としては抗争型で、争いを作って物事を進めていく。抗争は勝たないとしょうがない。戦っているうちはいいけど、作り上げてトップに落ち着くというタイプじゃない。 その地域だけじゃなくて、日本全国民が面白がるというのは、ときどきあるよね。田中康夫が長野県知事だったときもそうだった。抗争型ではないけど、エンターテイナーとしてうまくやっていたのは東国原(英夫)だったな。 二重行政の解消を掲げていたが、その先のビジョンは何だったのか。 そこまで大きなビジョンは持っていなかったのではないか。周りが期待するから、雪だるま式に存在が大きくなっていっただけで、もともとは大阪府知事をやりたかったのだろう。でも府知事になってみたら、大阪市が大きな予算を持っていて何もできないのがわかった。内部に入ってみて、あまりにひどいもんだから、頭にきてあっちこっちで対決していったのだろう。いつだったか、橋下が連絡してきて「これから労組と徹夜でやり合うんですわ」と言っていたことがあった。 結局、橋下の最大の致命傷は経済政策が全くダメだったこと。地盤沈下の大阪をどう立て直すかということについて、何の成果もなかった。混乱を起こすだけで、経済的にはもっと悪くなってしまったかもしれない。ただ、大阪は誰がやっても難しいだろう。 自分の給料も市職員の給料も減らしながら、福祉やサービスもカットするというのはかなりやったと思うけど、どうやって収入を増やすかということについては大したことは何もやっていない。新しいプランもなかったしね。弁護士で経済人じゃないからそういうのは不得手なんだろう(笑)。 そういう部分がだんだんと見透かされて「この人はオモロイけど何も残らんわ」と皆が思い始めた。「橋下劇場は面白かったけど、腹が減ったなあ」と。
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社会 2015年06月02日 14時00分
厚労省肝いり“政府認定ブラック企業”第一号の最有力候補
「どの会社が政府からブラック企業の第1号に認定されるのか」と騒々しい。 塩崎恭久厚生労働相は5月18日、全国の労働局長に対し行政指導の段階で“ブラック企業”の社名を公表するよう指示した。対象となるのは「時間外労働が月100時間を超す社員が一定の割合を占めること」及び「3カ所以上の営業所や支店で時間外労働が常態化していること」など。 これまでは是正勧告に従わず書類送検した企業を公表していたが、今回から大企業を対象に過酷な労働を強いるブラック企業への監視を強める、いわば政府肝いりの“ブラック狩り”だ。 「実は事前のアナウンス効果から、長時間労働を抑制する動きが目立っています。政府からブラックの烙印を押されれば世間から白い目で見られて今後の募集に影響するし、顧客が敬遠すれば業績を直撃するためです。しかし、その場しのぎのブラック隠しには限度があり、いずれは馬脚を現す。そこで遠からず化けの皮が剥げる公算が大きい複数の第1号候補が囁かれているのです」(大手興信マン) 下馬評に上がるのは居酒屋チェーンのワタミや、牛丼チェーン『すき家』を展開するゼンショーホールディングスなどだ。 すき家をめぐっては、アルバイトの女子高生が店内で制服の上半身をはだけさせ、ズボンを脱いで下半身を露出させた写真を自身のツイッターに投稿する“事件”まであった。これ自体、ブラックとは直接関係ないが、会社が店員に内部情報を投稿することを禁止する異例の命令を出すまでに至ったほど。裏を返せば、それほど監視の目が甘い。深夜の独り営業、いわゆる“ワンオペ”が物議を醸したのも納得がいく。 「ユニクロのファーストリテイリングはメディアを相手に裁判に訴えて争ったが、敗訴してブラックのイメージが定着した。全国展開という点で十分に今回の対象になる。ヤマダ電機、日本マクドナルドも堂々たる有力候補」(経済記者) 世間が抱く問題企業=ブラックの認識と厚労省の思惑には多少のズレがありそうだが、拳を振り上げた手前、厚労省が数社を血祭りに上げるのは間違いない。 「今、密かに“ダークホース”視されているのが粉飾疑惑に揺れる東芝です。複数の経団連会長を輩出してきた名門企業がブラック企業の烙印を押されれば天下の笑い物になります」(同) 厚労省の本気度やいかに。
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スポーツ 2015年06月02日 13時00分
交流戦ネット裏スクープ 大荒れ必至! 阪神「創設80周年」株主総会前にチーム大改造
阪神タイガースの親会社である阪急阪神ホールディングスの株主総会が近づき、球団首脳が頭を抱えている。優勝候補と期待されながら交流戦突入までの46試合(5月25日現在)を消化して21勝25敗。首位に7ゲーム差の5位。しかも今年は球団創設80周年の節目のシーズン。続投がかなった和田豊監督には「絶対優勝」の至上命令が出ているだけになおさらだ。 「一番の問題は選手年俸です。昨年、株主が俎上に上げたのは、33億円の年俸総額でした。セでは巨人の45億円に次ぐ2位。資金投入なしのカープ女子旋風で人気が爆発した広島と比べて高過ぎると。そこでこのオフは22億円まで総年俸をそぎ落とした。これを考えれば、クライマックスシリーズ(CS)進出が狙える順位にいるうちはまだいいのですが、今年は予想外のことが起きている。セで総年俸が最も低い15億円の横浜DeNAが首位に立っているからです。結果として球団首脳の手腕が、あらためて問われているのです」(スポーツ紙デスク) 貧すれば鈍す。セの打撃トップ10にトラ戦士は不在。防御率トップ10も藤浪晋太郎だけ。これでは、いずれ観客動員に陰りが出るのは必至。 「昨季2位の阪神はCSで巨人を破り、日本シリーズに出場したものの、公式戦主催試合の観客動員数は約269万人。この10年では最低の入りでした。2007年に就任して株主へ頭を下げることには慣れている南信男球団社長も、これ以上減ったら言い逃れは難しい。株主総会を前に、とにかく株主の皆さん、ファンに夢を抱かせるようなチーム作りに知恵を絞れ、と現場首脳の尻を叩いているのです」(同) とはいえ、主軸の鳥谷、ゴメス、マートンがそろって不調。昨年ブレイクした上本、大和も低迷。ここは一つ、大きなニンジンをぶら下げ巻き返しを図りたいところだが、「人件費はDeNAなみに」の指示もあり、そうもいかない。 そこで株主総会対策用に浮上したのが、米大リーグ、レンジャーズ藤川球児の呼び戻しだ。 藤川は'13年にカブス入りしたものの、同年6月に右肘の靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。今季は1年契約でレンジャーズ入りしていたが、オープン戦終盤に右脚の張りを訴えて故障者リスト入り。結局、5月18日にメジャーでプレーできる40人枠から除外された。 藤川にはマイナー行きの選択肢もあったが、自ら自由契約を選んだことで日本の球団との交渉が可能になっている。この動きに呼応するように、チームの守護神・呉昇桓が試合前の練習でグラウンドに姿を現さないなど、微妙な動きをしている。これだけでも“藤川復帰”の動きが見てとれる。 何てことはない。要は、株主総会を乗り切るためだけの方策。視線をそらせるための緊急補強のアドバルーンである。 「編成の最高責任者でもある南球団社長の保身パフォーマンス以外の何物でもない。阪神は'09年秋にメジャー帰りの城島を取り、課題だった生え抜き捕手の育成を遅れさせた。さらに西岡、福留を獲得して若手の成長の芽を摘んだ。岩貞祐太、横山雄哉らせっかくのドラ1投手が育ってきているのに、藤川を取って一軍投手枠が一つ減れば若手の出番も減る。話題を作ってメディアをにぎわせ、甲子園の入場者を増やせるとアピールすることに汲々としているのです」(阪神担当記者) “にわかチーム改革”は野手陣にも及ぶ。起爆剤として掛布雅之DC(育成&打撃コーディネーター)を一軍に呼んで打撃コーチの役割を担ってもらうプランが浮上しているのだ。 阪神はこれまで和田監督に遠慮して掛布氏はチームに帯同させず、ファームでの若手指導に特化していた。その垣根を取り払い、ファンの前で堂々と選手指導をさせようというのだ。これは現首脳に反発を続けるマートン対策でもある。 「阪神の平均年俸は3558万円ですが、マートンの年俸は3年連続3割が評価され4億5000万円とケタ違いに高い。にもかかわらず、今季の打率は2割4分台に低迷し、本塁打はゼロ。そこでチーム低迷のスケープゴートにしてベンチに下げる。その分、掛布氏に若手を鍛えてもらい、戦力を底上げしようとしているのです」(阪神OBの野球解説者) 和田監督はこの案件に反発するかと思えたが、不思議なことに大歓迎。バックネット裏では、今秋8年ぶりに“政権奪還”を狙う岡田彰布元監督一派が手ぐすね引いており、和田監督は掛布氏と連合することで政権続投をもくろんでいるのだという。 昨年同様、リーグ優勝を逃してもCSに進出し、トラ旋風を起こせば信頼回復は可能。それ以上に怖いのが“最大関門”となる6月の株主総会。偽装と言われようが掛け声倒れと言われようが、これから1カ月、阪神のチーム改革が球界を大いに騒がせる。
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芸能 2015年06月02日 12時35分
信頼していた元ベビーシッターに裏切られた神田うの
タレントの神田うのが、長女のベビーシッターだった60歳の女性に約3000万円相当のブランド品や貴金属を盗まれていたことを、発売中の「女性自身」(光文社)が報じている。 同誌によると、うのは長女のため、ベビーシッターを4人雇っていたというが、一番の古株で家族同然だったのが加害者の女性。女性がうのの自宅に出入りして1年半が経った13年春、うのが旅行で持っていこうとした、時価にして約220万円のエルメスのバーキンが無くなっており、改めて捜すと、ほかの高級ブランドのバッグや宝石類や腕時計なども見当たらなかったという。 そこで、うのは昨年1月、警察に被害届を提出。被害総額は約70点で時価3000万円は下らず、昨年11月にその女性は窃盗容疑で逮捕。自宅からは、うのの自宅から無くなっていたブランド品の一部が押収され、先月行われた公判では女性に対し、初犯にもかかわらず、懲役2年4月の判決が下されたが女性は控訴したという。 「同誌が女性を直撃したところ、まったく悪びれる様子はなかっただけに、控訴審で徹底的に“反論”するつもりか。タレント業のほか、自身のブランドも手がけるうのとしては、イメージの問題もあるので、公判が長引くのは避けたいところか」(芸能記者) 渦中のうのは2日、都内で行われた自身のウエディングドレスブランドの新作発表会に出席。新作コレクションのテーマを「RE START」と位置付けていることから、「色々な意味で、また新しいスタートを切りたいって、心底そう思った」と意味深な言葉で心境を語ったという。 とはいえ、いわば、身内同然だった元ベビーシッターによる窃盗被害だけに、ショックから立ち直るには相当時間がかかりそうだ。
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スポーツ 2015年06月02日 12時00分
【記憶に残るプロ野球選手】第7回・“幸運”を引き寄せる魔力を持った宮本和知
失礼ながら、現役時代はさほど、たいしたことはなかったのに、なぜかやたら印象に残っているのが、元巨人投手の宮本和知だ。いったい、何がそうさせたのか? 宮本は学生時代、決して注目されていた選手ではなかった。投手に転向したのは高校2年の時。山口県立下関工業高等学校を卒業後、社会人野球の川崎製鉄水島製鉄所へ入社し、投手として頭角を現した。84年にロサンゼルス五輪で野球が公開競技として初開催されると、宮本は日本代表として出場し、金メダル獲得に貢献した。 五輪での活躍がスカウト陣の目に留まり、同年秋のドラフト会議で3位指名され、巨人に入団した。当初は主に中継ぎでの登板が多かったが、藤田元司氏が新監督に就任した89年から、先発での起用が多くなった。同年はわずか5勝しか挙げていないが、リーグ優勝時、日本シリーズ制覇時に胴上げ投手となっている。これに代表されるように、宮本はとにかく“幸運”を引き寄せる魔力を持った選手だったのだ。 胴上げ投手になった自信からか、翌90年には大きく飛躍。28試合に登板し、190回1/3を投げ、初めて規定投球回に到達。14勝(6敗)をマークし、チームのリーグ優勝に貢献。同年もリーグ優勝時の胴上げ投手になる幸運に恵まれた。ただ、14勝して、7割という高い勝率の割に、防御率は3.69と決して良くはなかった。これは、宮本が投げた試合では、打線が援護してくれた何よりの証拠。「宮本が投げるんだから、打ってやろう」という雰囲気が野手陣にあったようだ。それも宮本の人望がなせるワザだったのかもしれない。 91年も10勝(11敗)をマークして、2年連続2ケタ勝利を記録。しかし、92年は9勝(9敗)に終わり、年々成績は下降していった。頸椎を痛めたこともあり、97年は4勝(4敗)どまりで、同年シーズン限りで現役引退した。残した通算成績は287試合に登板し、66勝62敗4セーブ、防御率3.60。100勝にも遠く及ばず、9年間、ローテーション投手としてプレーした割には、正直たいした成績は残していない。にもかかわらず、鮮烈な印象を残した宮本。それは、やはり何度も胴上げ投手になったインパクトが強く、5度のリーグ優勝、2度の日本シリーズ制覇に貢献し、明るいキャラクターでファンに愛されたからであろう。 引退後の宮本はタレントに転向して開花した。元プロ野球選手となると、そのプライドが邪魔をして、うまくいかないケースも多いが、宮本はしっかり、そのポジションを確保している。現在、タレント活動をしている元プロ野球選手の中では、いちばん売れているのが宮本といってもいいだろう。所属事務所は業界大手のホリプロで、巨人OBの顔を生かして、日本テレビ系CS放送・ジータスで中継解説や試合前の「プレゲームショー」、試合後の「ポストゲームショー」など、巨人関連番組を数多く担当。ニッポン放送でも、「ショーアップナイター」の解説者を務めている。それ以外にも、「ズームイン!!サタデー」(日テレ)、日テレのバラエティ番組「妻にはショナイで!」にもレギュラー出演している。 また、「ぶらり途中下車の旅」(日テレ)では旅人として街を歩き、読売テレビ制作の「情報ライブ ミヤネ屋」では準レギュラーでコメンテーターを務めている。出演番組のほとんどが、日テレ、読売テレビ系で、“巨人ブランド”を存分に生かしてはいる。だが、それだけではなく、野球関連のみならず、コメンテーター、旅人などを器用にこなしている。その振り幅の広さ、しゃべりのうまさがあるからこそ、野球以外の仕事も入っているのだ。明るいキャラクターも、その人気の源となっている。 現役時代はスター選手ではなかったにもかかわらず、引退後のタレント活動が成功したのも、その人柄によるところも大きい。巨人時代、リーダーシップに秀で、投手会長、選手会長を務めた。性格も明るく人望もあるからこそ、オファーもあるのだろう。元プロ野球選手としてのプライドを引きずっていない点もプラスに作用したようだ。 引退して、もう18年が経ち、すっかり、タレントとして定着した宮本。愛すべきキャラクターだけに、第2の人生を頑張ってほしいものだ。(ミカエル・コバタ=毎週火曜日に掲載)
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芸能 2015年06月02日 12時00分
加藤綾子 生野陽子を招かなかった30歳誕生日パーティー
フジテレビのカトパン・加藤綾子アナ(30)とショーパン・生野陽子アナ(31)は、やはり不仲だったようだ。そう思わせる情報が急浮上している。 加藤アナと生野アナの不仲説は以前から囁かれていた。2人は昨年9月まで『めざましテレビ』で共演。その後、生野アナは『FNNスーパーニュース』(現『みんなのニュース』)のMCに就いている。 「4年間共演していましたが、生野アナが同格を嫌がり番組を出たというのが正解でしょう。両者とも局の看板アナ。『FNNスーパーニュース』を『みんなのニュース』にリニューアルすることで、生野アナの顔を立てた」(フジテレビ関係者) 不仲説は過去にも出ては消え、消えては出るの繰り返しだった。 「決定的だったのは、昨年8月の広島土砂災害のとき。MCの三宅正治アナが現地取材に赴き、スタジオは生野アナと加藤アナの仕切り。三宅アナというクッションがないので、2人は目を合わさずギクシャク。現場は異様な緊張感でした。その状況をマスコミも報じ、幹部も『もう無理だ』と判断したようです」(同) 現在2人は夕方、朝と仕事の棲み分けもできている。 「生野アナは勝気でボス的。加藤アナは完全なマイペース派です。だから生野アナは加藤アナと話すとき『顔は笑っていて目が笑ってない』と、ネットでも評判になるほど。しかも最近、確執を象徴する出来事も漏れてきた」(スポーツ紙記者) 加藤アナは去る4月23日で30歳になったが、 「ゴールデンウイーク明けに女子会を兼ねて、通勤用のマンションで記念のパーティーをやったんです。山崎夕貴アナ(27)などは参加したようですが、生野アナは呼ばなかったか、あるいは来なかったとも」(同) 生野アナは、加藤アナの1年先輩。 「すでに局を辞めたフリーのアヤパン・高島彩(36)は呼んだといいます。アヤパンとは28歳の誕生日にも飲んだところを目撃されている。生野アナとは私的に会ったという話は聞いたことがない」(同) 生野アナは昨年9月、同期の中村光宏アナと結婚。これが不仲の原因か。 「最初、中村アナは加藤アナに交際を申し込み断られた。それで生野アナに走ったとされます。本人たちは否定していますが、事実なら生野アナは女心で加藤アナを認められない」(女性誌記者) 説得力があり過ぎる。
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芸能 2015年06月02日 11時48分
ナイナイ司会「ENGEIグランドスラム」 平均視聴率14.3%記録
お笑いコンビ・ナインティナインが司会を務めた5月30日放送のフジテレビ「土曜プレミアム・ENGEIグランドスラム」が、関東地区で平均視聴率14.3%を記録したことが、わかった。 同番組のコンセプトは、本当に面白い芸人のみが立てる日本一豪華な演芸番組で、「M-1グランプリ」「キングオブコント」「THE MANZAI」などでチャンピオンに輝いた実力派芸人が集結。 ブラックマヨネーズ、フットボールアワー、ロバート、博多華丸・大吉、東京03、サンドウィッチマン、笑い飯、ウーマンラッシュアワー、爆笑問題らが芸を披露した。 次回は7月放送予定。
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
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