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レジャー 2015年12月09日 14時00分
キャバ嬢が生まれる瞬間(74)〜上京後に就職先を辞めた女〜
河西優奈(仮名・23歳) 私は高校を卒業後、都内の会社へ就職を決め、上京した。東北の田舎で育ったものだから、東京への憧れが強く、就職は親を説得するための口実として、なんとなくで決めた所だった。でもいざ入ってみると、その会社は小さな企業で、女性は私だけ。他は男性ばかりなので、当初は逆ハーレム状態だなんて軽く考えていた。だけどいざ働き始めると、異性だから気は使うし、仕事の悩みとかを気軽に相談できる同性の先輩がいないことが、あそこまでツライとは思わなかった。本当に毎日孤独を感じるようになった。 過激なセクハラこそなかったものの、「優奈ちゃん、彼氏はいないの〜? そんなんじゃ夜が寂しいんじゃない?」とか、「体調がすぐれないの? あの日かな?」みたいな言葉のセクハラは日常茶飯事だった。そして飲み会があれば、私はお酒を注ぐだけのホステスのような存在になっていた。 そんな日々が続くと、私はストレスが溜まり、体調が優れなくなっていった。会社に行こうと玄関を出ようとすると吐き気が止まらなくなり、眩暈がしてくる。段々、私はもっと女性のいる職場で働きたい、お茶くみや飲み会でホステスの役割をするなら、それでもっとお金を貰える所で働きたいと思うようになった。だから私は、思い切って会社を辞めて、キャバクラで働くことにしたんだよね。 まだ現在の状況は親に言えていない。言ったら絶対に反対されるだろうから。でも今ではキャバクラという仕事に満足している。楽な仕事ではないけれど、仕事の愚痴を理解してくれる同僚が近くにいるだけで、心の軽さが全然違う。とりあえずは、この仕事をしばらく続けていくつもりです。(取材/構成・篠田エレナ)写真撮影・Rum Bucolic Ape
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芸能 2015年12月09日 12時12分
不肖の息子のトラブルを涙ながらに謝罪した元チェッカーズ・武内亨
高校3年生の弟に大麻を譲り渡したとして大麻取締法違反(譲渡)の罪に問われた元チェッカーズのリーダーでギタリストの武内亨の長男・武内健太被告の初公判が8日、東京地裁で行われ、閉廷後、武内が集まった報道陣に涙ながらに謝罪したことを各メディアが報じている。 健太被告は今年6月、東京都内の自宅で、当時高校生の弟に大麻を含む乾燥大麻0.5グラムを譲渡した疑いで起訴されていた。弟が高校で友人に売り渡したことで事件が発覚。事件の報道時、2人の素性は伏せられていたが、武内が自身のブログで2人の息子が逮捕されたことを公表し謝罪していた。 報道をまとめると、健太被告は「間違いありません」と起訴内容を認め裁判は即日結審。懲役6月、執行猶予3年を言い渡された。証人として出廷した武内は、「保釈後は自分が一緒に暮らして、規則正しい生活をさせて監督していく」と息子の更生を支えることを誓った。 武内は閉廷後、集まった報道陣の取材に応じ、「お騒がせしてすみません。バカ野郎ですけど、やっぱり息子ですから」と涙ながらに謝罪。「腹を割って話せるような環境を作っていきたい」と力を込めたという。 また、健太被告は法廷で「音楽(活動)の延長線上に大麻があった」と発言したというが、「大間違いだと思っています」と、ミュージシャンとして否定したというから、複雑な心境だったに違いない。 「結局、2人の息子に対して厳しく接しすぎて反発された。健太被告は15歳から大麻を継続的に使用していたというが、逮捕された2人の息子の母親と離婚していたこともあって、交友関係などをまったく把握しておらず、揚げ句事件が起こってしまった」(芸能記者) チェッカーズ時代は強烈なリーダーシップでクセのあるメンバーたちをまとめあげていた武内だが、2人の息子の心を束ねることはできなかったようだ。
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芸能 2015年12月09日 12時00分
志村けんWショック! 母親の死とガールズバー美人店長の結婚
タレントの志村けん(65)が最愛の母親を亡くしただけでなく、結婚が噂されていたガールズバーの“ぽちゃカワ”美女店長A子さんが、突然姿を消して二重のショックを受けてるという。 今年で10回目を迎えた志村の舞台、『志村けん一座 志村魂』が7月30日から8月13日まで明治座で行われた際は、母親の志村和子さんも元気な姿で客席から応援を送っていた。 「車椅子に乗っていましたが、客席から大きな声で声援を送っていましたよ。志村も、お母さんに掛け声をかけてもらうのが一番嬉しかったようです」(舞台関係者) 志村は11月23日に96歳で亡くなった和子さんの訃報を、《私事ですいません》のブログタイトルで、《私の1番のファンの母親が亡くなりました》と報告。さらに、《舞台で津軽三味線を弾く時は 客席から けんちゃん 頑張って 会場に響き 緊張して間違えてしまったのを覚えてます》と綴った。 「和子さんは舞台を見終わって1カ月ほどしてから体調を崩し、入院したんです。志村は病院に見舞いに行く度に、和子さんが衰えていく姿を見るのが辛いと言ってましたよ。いつもは仕事が終わると、A子さんがいる麻布十番のガールズバーに足を運ぶのが日課になっていたのですが、和子さんが入院するのと同時期に通わなくなったんです」(テレビ局関係者) 2年前の3月、酒の飲み過ぎで体調不良に陥った志村は、六本木のクラブやキャバクラ遊びを辞め、一人でこのガールズバーに通うようになったという。 「お目当ては20代後半のA子さんだった。昨年5月には写真週刊誌にA子さんとのツーショットが撮られ、結婚の行方が注目されていました」(夕刊紙記者) ところが、突如店に行かなくなったというのだ。 「実はA子さんが突然、店を辞めてしまい、しばらくしてから『結婚しました』とメールが入ったようです」(芸能関係者) 和子さんが亡くなった後に志村と会った前出のテレビ関係者は言う。 「A子さんについては触れたがりませんでしたが、志村は母親のために『志村魂』を続けてきた。『来年から舞台はどうすればいいんだ』とひどく落ち込んでいましたよ」 舞台を続け、新たな恋人を探して和子さんを安心させることが、最大の親孝行かもしれない。
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アイドル 2015年12月09日 11時54分
10周年記念公演に大島優子「一期生というライバルが二期生を強くしてくれた」
元AKB48の大島優子がAKB48劇場オープン10周年特別記念公演に参加、その後、自身のツイッターを更新した。 二期生である大島は先にデビューしていた一期生と切磋琢磨して、AKB48を大きくしていったことは有名だが、「一期生というライバルが二期生を強くしてくれた。一期生という存在があったからAKBは生まれた」と振り返り、一期生の前田敦子、高橋みなみ、板野友美らが写る画像をアップ。 そして、現役やOGを含む集合写真もアップして、「私たちここまでこれました! AKBファミリーの現役も卒業生も大集合。応援してくれているファンの皆さん、ありがとうございます。そして、これからも私たちのことよろしくお願いします!」とファンへ感謝を述べた。*画像 大島優子ツイッター https://twitter.com/Oshima__Yuko
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芸能 2015年12月09日 11時27分
エグスプロージョンの“踊る授業シリーズ”最新作 スペシャル動画「選挙権の変」 が公開
総務省は12月6日(日)より、中高生など若者を中心に人気沸騰中の“エグスプロージョン”を起用したスペシャル動画「選挙権の変」を公開した。 本動画内では、エグスプロージョンが「18歳選挙権」について歌とダンスでわかりやすく解説。「どうして〜? どうして〜?」でおなじみのフレーズから、「高校生は政治に関心が高い(72%)」「先進国で20歳以上なのは日本だけ」など、へぇ〜と思えるような情報を盛り込み、思わず何度も見てしまうダンス動画となっている。 平成27年6月17日(水)に選挙権年齢を現行の「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法が可決され、19日(金)に公布、平成28年6月19日(日)に施行される。国政選挙は平成28年6月19日の後に公示される選挙から適用される。また、地方選挙については、国政選挙の公示日後に告示される選挙から選挙権年齢が“18歳以上”になる。 さらに、選挙権年齢の18歳への引下げに伴い、総務省は主に若者に対する周知啓発が重要と考えており、12月5日(土)を皮切りに全国9都市でのシンポジウム、38都市でのワークショップを開催する。
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アイドル 2015年12月09日 11時16分
HKT48 指原莉乃がファンへ要望「久しぶりに声出してる公演体感したい」
アイドルグループ、HKT48の指原莉乃が自身のツイッターで、ファンへ要望を綴った。 12月10日(木)にHKT48劇場でチームH「最終ベルが鳴る」公演で指原の生誕祭が開催されることが発表されている。そんな自身の生誕祭について、「指原生誕きてくれるみなさん。。最近出てる公演ってありがたいことに初めて観に来るよって人が多くて。。」と現状を語り、そして、「考えたら、超超盛り上がってるわって公演はチームB時代以来ないかも」とも。 チームB以来と綴っているが、指原がAKB48の同チームに所属していたのは、2008年8月に研究生からチームBに昇格して、翌年の組閣によりチームAに異動するまでの1年ほど。6年前のことである。 そして指原は、「応援の仕方はそれぞれだから普段は別にいいんだけど。ぜひ、久しぶりに声出してる公演体感したいです!」とファンへ要望、協力を求めた。
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スポーツ 2015年12月09日 11時00分
前田健太を巡る米球界の投手補強事情(後編)
米メディアが岩隈久志(34)の去就について、こう報じていた。「ドジャースが興味を示している。マリナーズは岩隈慰留を最優先事項に挙げていたが、岩隈はマ軍の提示した『規定額』を蹴った」−−。 この岩隈の去就が、前田健太(27)の移籍先も変えることになるのではないだろうか。 マリナーズが岩隈に提示した『規定額』とは、クオリファイング・オファーのこと。メジャー球団は契約最終年を迎える主力選手とシーズン途中に再契約してしまうケースも多い。メジャーでは慰留不可能と判断された場合はシーズン途中に放出し、若手選手との交換トレードをまとめるのが慣例だ。しかし、球団側が「残ってほしい」と思いつつも慰留交渉をまとめられないまま、シーズン終了を迎えてしまったとする。その場合、米球団側はワールドシリーズ終了から5日間に限り、独占交渉権を持てるが、メジャーリーガーの年俸上位125名の平均額を、1年契約の年俸分としてオファーを出さなければならないのだ。その平均年俸を『規定額』と言い、今季は1580万ドル、日本円で約19億1000万円となる。 岩隈はマリナーズから提示されたその1580万ドルを蹴ったのである。 「岩隈の15年度の年俸は700万ドル(約8億5000万円)です。規定額を受け入れていたら、大幅アップでした。岩隈サイドから漏れ伝わってくる情報によれば、最低で2年、3年以上の複数年契約にこだわっている、と」(米国人ライター) クオリファイング・オファーが導入されて4年目となるが、過去3年間、この制度を使っての残留交渉がまとまめられたことは一度もない。 今さらだが、マリナーズは日本人選手に“好意的なチーム”としても知られている。任天堂株式会社代表取締役社長、同相談役などの要職にあった故・山内溥氏が筆頭オーナーを務め、その考えを受け継ぐスタッフも多いという。こうしたチーム事情を考えると、「いったん単年契約を交わし、来年オフに改めて自身の希望する複数年契約を交わす」選択肢もあったのではないだろうか。 前出の米国人ライターがこう反論する。 「来年、岩隈が1年間ローテーションを守れば、改めて複数年契約を交わすことも可能だと思います。でも、好成績をおさめたとしても、岩隈は来年35歳です。35歳になった投手が3年以上の複数年契約を勝ち取るのは、一般的に見て難しい」 だが、34歳と35歳では大した違いはない。岩隈がマリナーズ以外の米球団と複数年契約を結ぶのも厳しいはずだ。ここで思い出されるのが、岩隈と前田健太の代理人を務めるエージェント会社だ。岩隈と前田はエージェント会社が一緒なのだ。 『ワッサーマン・メディア・グループ』は大手エージェンシーであり、同社副社長のアダム・カッツ氏と、ジョエル・ウルフ氏が前田の交渉を担当することになっているという。また、ウルフ氏は、昨オフにジャンカルロ・スタントンとマーリンズの間で『13年総額3億2500万ドル』(約400億円)の超大型契約をまとめた敏腕代理人である。 「今オフも同社の名前がスポーツメディアを賑わせています。ブランドン・クロフォード遊撃手を『6年総額7500万ドル』(約92億2500万円)でジャイアンツとの残留交渉をまとめました」(前出・同) 同社はダルビッシュ有もサポートしており、過去には、松井稼、五十嵐、高橋尚といった日本人選手のエージェントも手掛けてきた。前田にとってはこれ以上ない、頼もしい後ろ楯ができたわけだが、クロフォードの残留以降、前田争奪戦がさらに過熱してきたようにも見える。 今オフの米FA市場の目玉は32歳の右腕、ザック・グリンキーだった。そのグリンキーの争奪戦は、慰留を目指したドジャース、先発投手の補強を掲げるジャイアンツとDバックスの三つ巴で始まり、ドジャースが脱落。その後、Dバックスがジャイアンツとの一騎討ちを征した。 「グリンキーの争奪戦がマネーゲームになれば、Dバックスが有利なのは一目瞭然です。ジャイアンツはクロフォードの残留に大金を投じてしまいましたから」(前出・同) クロフォードの大型契約を仕掛けたのは、『ワッサーマン・メディア・グループ』だ。ジャイアンツのグリンキー獲得資金を目減りさせたとも言えなくはない。それに加えて、今回の岩隈の“規定額拒否”である。 ジャイアンツはグリンキー獲得に失敗し、マリナーズも岩隈の残留が難しくなった。本命にフラれたとなれば、次に目が行くのは、前田だ。 「資金力が豊富でグリンキーの残留に失敗したドジャース、そして、ヤンキース、レッドソックス、オリオールズなどが前田の入札に参加するようです」(同) メジャーリーグのトレードやFA交渉を行うGM会議はすでに始まっている。前田の代理人であるカッツ氏は慌ただしく、各球団の控室をまわっているという。前田に関しては「一切話すことができない」と繰り返しているそうだが、<岩隈の規定額拒否で前田獲得の金額を一気に釣り上げ、グリンキーなど大物投手の獲得に失敗した米球団に岩隈を好条件で売り込む>なるシナリオを書いたというのは、穿った見方だろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2015年12月09日 11時00分
前田健太を巡る米球界の投手補強事情(前編)
鳴尾浜での自主トレを終えた藤川球児投手(35=阪神)が言った。 「グリンキーを獲ったので、マエケンは獲らないでしょうね」(12月5日) トラ番記者たちが話題を振ったからだが、この日の阪神選手は広島・前田健太(27)が「どこのメジャー球団と契約するか」を予想していた。そうなれば、メジャーリーグを経験した藤川は強い。日本に配信されてきた米球界報道によれば、ダイヤモンドバックスは前田のポスティングに参加することを公言している。だが、藤川は今オフの米FA市場の目玉がドジャースからFAになった右腕、ザック・グリンキー(32)であることを説明し、彼の獲得に成功したDバックスが前田獲得から撤退すると予想していた。 米国人ライターが『6年2億650万ドル』(約254億円)でDバックスと契約したグリンキーについて、こう説明してくれた。 「彼の評価が上がったのは、14年の地区シリーズですよ。ドジャースのエース、カーショウが不振で初戦を落としても、第2戦でグリンキーが好投し、『ド軍には2人のエースがいる』と言われたほど。球威、制球力ともにバツグンで、守備力は内野手が勤まるほど高く、バッティングも良い。投手なのにシーズントータルで3割以上の打率を残した年もある」 そして、藤川の予見は的中した。グリンキー獲得以降、米球界報道は「大型契約をまとめた後なので、補強費が制限される」と、Dバックスの前田争奪戦からの撤退を匂わす内容に変わってきた。 また、前田に興味を示していたカブスもカージナルスのジョン・ラッキーとの契約をまとめた。これで、カブスも前田とは交渉しないだろう。だが、前田の商品価値は下がらない。グリンキーを失ったドジャース、Dバックスとのグリンキー争奪戦に敗れたジャイアンツ、投手陣の再建を迫られているレッドソックス、ヤンキース、そして、岩隈久志との残留交渉をまとめられなかったマリナーズが本腰を入れてくると思われる。 米球界の前田に対する評価だが、「エースを張れる投手」とは見ていないものの、「先発ローテーションの3番手以降だが、2ケタ勝利が期待できる」というもの。ダルビッシュ有、田中将大が「エース」として大型契約をまとめただけに、この評価は前田にとっては納得できないものだろう。 前出の米国人ライターが前田に提示される契約内容をこう予想する。 「100万ドルクラス(約1億2300万円)の年俸は提示されないかも。100万ドルクラスだとしたら、3年以上の複数年はないと思います。メジャー球団は広島球団に支払う落札金の2000万ドルを含めて『前田獲得資金』と見ていますから。ダルビッシュや田中のときはチームのエースを獲得するという勢いがあったので…」 悲観的な声も聞こえるが、前田はダルビッシュ、田中に近い大型契約を勝ち取るとの見方もされている。その理由は−−。(スポーツライター・飯山満)
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アイドル 2015年12月09日 10時30分
AKB48劇場オープン10周年特別記念公演レポート
2005年12月8日に産声を上げたAKB48。初日の公演には7人の客しか集まらず、いきなり試練からのスタートだった。先行きが不安な状況であったが、地道にコツコツと劇場で公演を続けて、次第に注目を浴びるようになった、とはいえアキバ系アイドルというイメージは拭えなく、2007年に『紅白歌合戦』に初出場を果たすもアキバ系枠という偏見を持たれたような形で初出場となった、 そんな中、次第に注目度も高くなり、日本を代表する国民的アイドルへと成長。そのAKB48が、今年で結成10周年を迎えた。その10周年を記念した公演が、12月8日に行われた。従来の劇場公演とは異なり、記念すべき特別公演ということで、オープニングには現役メンバー119名がステージに登場。まず総監督の高橋みなみの挨拶からスタートした。 オープニング曲となったのは、横山チームAの『Pioneer』。続いて峯岸チームKの『最終ベルが鳴る』、木崎チームBの『初日』、高橋朱チーム4の『夢を死なせるわけにはいかない』、チーム8の『47の素敵な街へ』と現行のチームによるパフォーマンスが行われた。 5曲を歌い終わり、時刻は19時へと近づいた。19時というのは、2005年のスタートした時間であり、19時直前からカウントダウンが行われた。19時を回ると、10年前と同じように、当時のオープニング曲だった『PARTYが始まるよ』が披露された。 ユニット曲では、卒業生が続々と登場し、現役メンバーとコラボで歌い、これまでに無かった夢の競演が実現した。さらに『フライングゲット』『大声ダイヤモンド』『ヘビーローテーション』など卒業生を交えて歌唱が行われた。 公演がピークに達しようとしたところで、総監督の高橋みなみから次期総監督の横山由依へと総監督継承の調印式が行われた。頼りないと言われ続けていた横山だが、ここで堂々のスピーチが行われて、新たな総監督が誕生した。 最後はAKB48にとって原点でもあるインディーズのデビュー曲『桜の花びらたち』を現役メンバーと卒業生で歌唱して10周年特別公演の幕は閉じた。
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社会 2015年12月09日 10時00分
橋下維新vs公明党「抗争」 大阪W選挙圧勝と創価学会理事長交代で変わる勢力図(2)
それでも公明党・学会は、悩ましい大きな問題を抱えている。それは、橋下新党との関係だ。 安倍首相と濃密な関係を持つ橋下氏が市長を引退し国政への進出が濃厚となるなか、来年の参院選では橋下新党から新人が大量出馬し、さらに議席を増やそうとするはず。一方の安倍首相は、再来年の消費税10%アップや中国経済の大失速でアベノミクスが大打撃を受ける前に、来夏に衆参同時選挙を仕掛ける可能性が強くなっている。 「同時選挙となると、橋下氏が衆院選で出馬し、それを追い風に大量当選を狙うはずです。おそらく安倍首相もそれをバックアップするでしょう。安倍首相は今までの橋下・松井両氏との関係から近い将来の憲法改正を睨みつつ、ますます橋下新党との距離を近づけることは間違いありません」(自民党関係者) 橋下新党が安倍自民に近くなればなるほど立場が難しくなるのは、公明党と創価学会だ。 「自民党と現学会指導部が太いパイプを持ち、さらに公明党と関係を強化しても安保法制で一時激しく対立したように、公明党支持の学会会員の中には多くの反安倍派がいるのは間違いない。その一派が一時、財務省案とされたマイナンバーを利用する還付金案に猛反発した。公明党の窓口で安保法制成立に一役買った北側一雄副代表が還付金案を一度は了承したため、一気にその窓口を下ろされたほどです」(野党担当記者) 今後も、消費税の軽減税率対象品目や安保法制関連問題、さらには憲法改正絡みで、学会婦人部を中心に安倍首相のやり方に対し、大きな不満が渦巻くだろう。そのため、今後も自民党とのせめぎ合いは続くのだ。 自民党中堅タカ派議員が言う。 「これまでは参院でネジレを起こさないため、数の論理で公明党の参院20議席が必要だった。だから耳を傾け、できるだけ配慮をしたのです。しかし、その度に公明党や学会がダダをこね、次の参院選で橋下新党が公明の数を超えるなら、橋下新党と与党を組むほうがスッキリする。衆院でも橋下新党が飛躍的に伸びるのであれば、地方選も公明党の力がなくても勝てる」 橋下新党が躍進すれば、公明党斬りは大いにあるという強硬意見だ。 「公明党や創価学会内部でも、今は与党だから安保法制などでもギリギリの攻防で実を得て、何とか内部の不満の声を抑えつけられているという声は多い。しかし今後、橋下新党が大躍進することで自民党内部に“公明不要論”が台頭すれば安倍与党から軽んじられ、妥協案を得るのは困難になるかもしれない。そうなると、学会内部の不満が一気に爆発し、学会内や党内がコントロールしきれなくなる可能性もある。だから我々は、橋下新党と相当な攻防をしていかなくてはならない」(学会関係者) 現学会執行部が、対橋下新党や対自民党戦略において歯車がひとつでも間違えれば、正木派本部エリート派の強烈な反転攻勢に遭う可能性は、まだ大いに残っているのだ。