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スポーツ 2015年12月06日 16時00分
TBS対フジテレビ白熱の大晦日格闘技バトル
テレビ界で密かな盛り上がりを見せているのが、大晦日に放送されるフジテレビとTBSの格闘技番組だ。どちらの局が数字を取るのか、バトルの行方に周囲は関心を寄せている。 「何だかんだ言っても大晦日はNHK紅白歌合戦で決まりです。毎回、平均視聴率30%以上をキープ。そのおこぼれをすべてさらっていくのが、日本テレビ系の『ガキの使い 絶対に笑ってはいけないシリーズ』です。こちらも平均視聴率は常に15%以上を取っています」(制作会社幹部) そんな流れにくさびを打とうとフジとTBSが思案したあげく目を付けたのが、皮肉にも格闘技コンテンツだったという。 「似た内容の格闘技番組です。フジとTBSは殺し合いをするようなもので、負けた方の被害はさらに大きくなる。シングルと二桁という結果になるかもしれません」(キー局編成マン) となれば気になるのは、そのコンテンツの中身だ。まずは10年ぶりに格闘技中継を行うフジ。 「新イベント名は『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』。世界から選りすぐりの団体代表選手らが集まります。2日間(12月29・31日)で8人がトーナメント戦を行い、優勝賞金50万ドル(約5000万円)を奪い合う」(テレビ関係者) 出場予定選手はエメリヤーエンコ・ヒョードルなど世界のストリートファイターが参集。また、スペシャルワンマッチとして桜庭和志vs青木真也を用意。他にもブラジリアン柔術女子世界王者ギャビ・ガルシア、シュートボクシング世界女子フライ級王者RENAも出場するという。 対するTBSは…。 「大晦日一夜限定の触れ込みで、K-1の黄金期を支えた魔裟斗と現役UFC選手の山本“KID”徳郁の直接対決です。'04年の大晦日に放送された『K-1Dynamite!!』で、瞬間最高視聴率31.6%をマークしたあの奇跡を再びと目論んでいます」(同) 現段階での下馬評は圧倒的にフジの優勢だという。 「魔裟斗は引退した選手。現役の山本と対決させる意味が分からない。制作費も3000万円足らず。過去の映像などを随所に流し、お茶を濁す作戦です。しかも、山本の体は入れ墨だらけ。時期的にアウトでしょう」(前出・キー局編成マン) 一方、優勢と伝えられるフジだが、 「来年から制作費が一律3割カットになる前の大盤振る舞いです。すべて込み込みで1億2000万円弱。また、RIZIN統括本部長に高田延彦が就任したことも見逃せない」(同) NHKと日テレにひと泡吹かせ、格闘技バトルを制するのはどちらの局?
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社会 2015年12月06日 14時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 報復の連鎖を止めろ
11月13日の夜、パリの中心部で同時多発テロが発生し120人以上の市民が死亡した。フランスのオランド大統領は、イスラム国の犯行と断定し、フランス全土に非常事態宣言を発した。 フランスは9月から有志連合の一員として、イスラム国への空爆に参加しており、今回のテロはそれに対する報復行動だとみられる。 もちろん、テロは絶対に許される行為ではない。しかし、有志連合の一貫した姿勢は、「テロリストとは対話しない。殲滅する」というものだ。 これで本当に問題の解決につながるのだろうか。イスラム国フランス州による犯行声明は次のように述べている。 《愚か者のオランドがサッカー観戦に興じている間に、同胞たちは十字軍の中心地を恐怖に陥れた。同胞たちは神の助けにより、弾丸を使い切った後に自爆した》 キリスト教の諸国が聖地エルサレムを奪還するため、イスラムに十字軍を派兵したのは、700年以上前の話だ。それがいまだに怨恨として残っている。そして、犯行声明は、次のようにも言っている。 《これは攻撃の始まりに過ぎない。フランスと同じ道を歩む国々は、我々の標的リストの最優先にいることを自覚しなければならない。十字軍がイスラム教徒への空爆や預言者ムハンマドへの侮辱を続ける限り、死のにおいから逃れられない》 事件を受けて先進国の株価は一斉に下落したが、2001年の米国同時多発テロのときと比べると、下落率は小さい。しかし、10月にエジプトで起きたロシア機の墜落事件も、イスラム国の犯行である可能性が高まっている。今後、テロが他の先進国にも広がっていけば、世界経済の崩壊にもつながりかねない。 一部のメディアは、イスラム国をISと表現し、凶悪なテロリスト集団というラベル貼りをしている。しかし、イスラム国の支配地域には住民がおり、そしてイスラム国の思想を支持する人たちが世界中にいて、彼らを支援している。 イスラム国の住民の目からみたら、米軍の無人機が飛来して空爆を繰り返し、一般市民を巻き添えにしているのだから、彼らが有志連合に怨恨を抱くのは、無理からぬことなのではないのか。 私は、イスラム国を問答無用で斬り捨てるのではなく、まずその言い分を聞くことから始めるべきではないかと思う。それは、テロに屈するということではない。和解の糸口を探すことが、報復の連鎖を止める第一歩になるのだ。 1940年、ナチスドイツはフランス国境を越え、4年間にわたってフランスを占領した。そのため、戦後の独仏は犬猿の仲だった。だが、外交努力の積み重ねで、いまでは大きく関係を改善している。 ナチスドイツは、ホロコーストで1000万人とも言われるユダヤ人の大量虐殺を行った。しかし現在、ドイツとイスラエルが対立関係にあるわけではない。 いま日本に求められているのは、有志連合の後方支援に回ってイスラム国への攻撃に加担することではなく、むしろイスラム国と欧米諸国との対話のお膳立てをすることではないだろうか。そうすることが、長い目で見たときに、世界経済を崩壊から救う唯一の道だからだ。
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アイドル 2015年12月06日 14時00分
誰よりも劣等感を抱いていた福田花音 “もうひとりのアイドル”の存在
11月29日、1万人のファンを集めた武道館公演を最後に、アンジュルム・福田花音がグループおよびハロー!プロジェクトを卒業した。公演終盤、ファンに向けた手紙を読み上げ、「ある意味、ハロー!プロジェクトの歴史を変えちゃったと思います」と語った福田。ファンのことを「ヲタ」と呼び、「ライブは出勤」と言い切るなど、およそアイドルらしからぬ言動をたびたび見せ、よくも悪くもファンやスタッフをひやひやさせてきたことを自覚しての言葉だろう。 彼女は、なぜ「ごく普通のアイドル」ではなかったのか? 「アイドル・福田花音」が形作られた11年間の歩みのなかには、常に「もうひとりのアイドル」の存在があった…。 小学2年、モーニング娘。に憧れた福田花音は、「ハロー!プロジェクト・キッズオーディション」を受けるが、あえなく落選。ちなみに、同オーディションに合格したのは、嗣永桃子や鈴木愛理など、のちにBerryz工房と℃-uteを結成する豪華な顔ぶれ。 その2年後、「ハロプロエッグオーディション2004」に合格。ともに合格した者のなかには、スマイレージ初期メンバー4人もそろっていた。当初からプロ意識が高く、自信満々で鼻っ柱も強かった福田だが、2009年、スマイレージを結成する頃には、少しずつ“劣等感”を抱くようになっていた。 「スマイレージのメンバー発表のとき、私が最後に呼ばれた。その後、メンバー交代させられるなら私だと思った」 「私以外の初期メンバー3人は、エッグの新人公演でもソロ曲をもらっていた」 ミュージカル『白蛇伝』や、新ユニット「しゅごキャラエッグ!」に抜擢されるなど、「エッグ時代から、福田花音は抜きん出ていた」という多くのファンが持つ印象と、本人が抱いていた劣等意識とは大きなズレがある。 目標や夢が大きいほど、思い通りにはいかないことの方が多い。それはごく当たり前のことで、多くの人はいちいち気に病みはしない。しかし福田は、「理想の自分」とそのときの状況に隔たりを感じるたびに、「こんなはずじゃない」という思いを積み重ねていき、抱く必要のないコンプレックスを自ら肥大させてしまったのかもしれない。 その後、相次ぐ卒業により、残った初期メンバーは福田花音と和田彩花の2人となった。この状況も、福田の劣等意識を育てる要因になった。 「ニコッて笑ったらなんでも許しちゃえるような可愛い笑顔と愛嬌はアイドル界、芸能界ナンバーワンだとおもうよ! 正直ずーっと隣にいてお仕事してきて劣等感しか感じたことがないくらいです」 2013年8月1日、和田彩花の誕生日に際し、福田はブログでこんな言葉を贈っている。劣等感、コンプレックス。福田が和田を語るときに、たびたび用いる言葉だ。これは、単に和田の「笑顔と愛嬌」を羨んだだけではなく、ファンやスタッフの態度も影響していたに違いない。 「同じことをしても、あやちょは怒られないで、私だけがスタッフさんから怒られる」 こんな愚痴も、福田はたびたび口にする。学校や会社などでも、「怒られやすい人」というのはいる。厳しく叱ったら殻に閉じこもりそうな和田に対し、福田は叱りやすいタイプなのだろう。 ファンも、和田の言葉には素直に従うのに、福田には反発することが少なくない。もちろん、福田に対する反感によるものではなく、福田のキャラクターならマジメに従うよりも、そういった「ネタ」や「ノリ」で対応した方がおもしろいと感じていたからだ。福田に対してなら、それが許されるだろうと。福田が過剰なコンプレックスを抱き、“こじらせて”しまったのは、スタッフやファンの責任でもあるのだ。 さらに言えば、福田の個性的すぎる言動の数々も、和田への劣等感や周囲の反応に負けぬよう、「唯一無二」であることを求めた結果とも思える。 卒業公演でも福田と和田のデュエットで披露した『ふたりはNS』(オリジナルは、元モーニング娘の久住小春と℃-ute・萩原舞のユニット「きら☆ぴか」)。この曲にもなぞらえ、福田と和田はお互いの関係を磁石のNとSに例える。確かに、歌詞にもあるように「正反対」に見える2人。だが、それだけではいまひとつしっくりこない。 彼女たちの関係を別の例えで表すならば、「太陽と月」とも言うことができる。あくまでも天真爛漫、常に自分を信じて突き進む和田に対し、福田は不安定に満ちたり欠けたりしながら、笑顔と憂いを行き来する。 この両者の違いは、どちらが優れているという話ではない。太陽の明るさや暖かさに、人は憧れを抱く。だが、ときには強すぎる熱から逃げ、光を照らさない太陽を恨みもする。ましてや、あまりにも強く輝く太陽を見つめ続けることはできない。人がなにかを想うとき、空を見上げ、じっと見つめるのはいつも月だ。まばゆいほどに光り輝く満月に高揚し、儚げに消えていく有明の三日月に寂しさを感じる。移り変わるその姿に、世の中や自分を重ね合わせることもある。太陽が沈んだあと、足元を照らしてくれるのは、やさしい月のあかりだ。太陽とは違ったやり方で、月も人を照らしているのだ。 福田花音は、間違いなく唯一無二のアイドルだった。普段は見つめることができない太陽も、月面に反射する白い光としてならば、立ち止まって見続けることができる。 本人がことさらにアピールすることはない(自覚すらしていないかもしれない)が、福田はいつでも周囲を見渡し、自身の言葉や態度によって、他のメンバーを浮かび上がらせてきた。これは、常に前を見て突き進み、いささか“天然”なところもある和田彩花にはない才能だ。 事実、「2期メンバーの加入をすぐには受け入れられなかった」という福田の言葉に反し、当の2期メンバーたちは「福田さんのおかげで、グループになじむことができた」と口をそろえる。そんな福田だからこそ、いくら毒舌で突き放しても、後輩メンバーからは慕われ、ファンから愛されてきたのだ。 今後は、作詞家としての道を進む福田花音。おそらく、いつでも夢だけを与え続けるような、安定感のある作詞家にはならないだろう。しかし、そもそも人の心は、満ちたり欠けたりするものだ。それを知る福田花音だからこそ書ける、唯一無二の歌詞があるはずだ。【リアルライブ・コラム連載「アイドル超理論」第6回】
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芸能 2015年12月06日 12時00分
天海祐希 「さらばあぶない刑事」降板の陰に元カレ・吉川晃司
絶好調な前売り状況を見せているのが来年1月30日公開予定の映画『さらば あぶない刑事』。 「10月末からチケットが発売されましたが、前作の3倍以上の売り上げです」(映画記者) “あぶデカ”といえば、'86年にテレビドラマとして放送開始されてから、30年も続いている人気シリーズ。 「舘ひろし扮する“ダンディー鷹山”と、柴田恭平扮する“セクシー大下”のライトな刑事コンビが横浜を舞台に大暴れします。'05年の『まだまだあぶない刑事』から10年の歳月を経て、本当のラストを迎えるというわけです」(芸能関係者) 鷹山と大下は定年退職まで“あと5日”という設定だが、この企画が持ち上がった当初、舘の恋人役には天海祐希(48)がキャスティングされていたという。 「舘は、プライベートでも天海のようなサバサバした性格の女性がタイプなだけに、とても張り切っていました」(映画関係者) しかし、この配役に難色を示したのが吉川晃司サイドだった。 「吉川は今作で“最強最悪”の敵役としてゲスト出演しているんです。バイクを運転中に転倒し、左足首を骨折してしまいましたが、それでも患部をボルトで固定する手術を受けて撮影を続行。スタッフを感心させたそうです」(芸能記者) 今シーズン、大評判の連ドラ『下町ロケット』(TBS系)で存在感のある巨大企業の部長役を熱演している吉川と、これまた連ドラ『偽装の夫婦』(日本テレビ系)で主役を演じている天海は、かつて、恋人同士だった。 「'04年の夏、2人の交際が明らかになった。お互いの家族にも紹介し、あとは結婚式ばかりと見られていたのですが、'06年の夏に破局。彼女が専業主婦になるのを拒んだのが原因といわれています」(芸能レポーター) その後、吉川は一般女性と結婚。現在、6歳の女の子が1人いる。 「一方の天海は、真田広之との“太平洋をはさんだ恋”が一部で取り沙汰された程度。オフの楽しみは“お笑い芸人のDVDを見て笑うこと”だそうですから、寂しい限りです」(ワイドショースタッフ) 結局、舘の恋人役には38歳年下で、このところメキメキと力をつけてきた菜々緒が抜擢された。 「吉川サイドにすれば、“昔の話”を蒸し返されるのがイヤだったんでしょう」(芸能記者) “あぶない2人”なら当然か…。
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芸能 2015年12月05日 17時53分
今後の活動が不安視されているジャニーズ・KAT-TUN テレビ関係者が語る現状とは
10周年を目の前に田口淳之介がグループからの脱退を発表し、今後の活動が不安視されているKAT-TUN。来春には発足当初、6人だったグループも半分の3人になってしまう。 ジャニーズ事務所は解散はないとしつつも「残るメンバーにとって最良の方法を協議」するとしている。現段階での解散はないが、今後、グループが存続していくのかは未知数ということだ。当然、ファンは「解散するのでは」という危機感を持っている。 「それも無理はないでしょう。本来なら10周年を前にグループでの活動を発表していく時期なのに、新たに発表されていることといえば、亀梨がドラマで主演を務めることや、亀梨がジュエリーのCMに出演。しかも、そのCMには初めて亀梨のソロ楽曲『VANILLA KISS』が起用されます。田口の脱退は前々から話し合われていたはずですし、そういうタイミングでのソロとなると、10周年を彩るものというよりもむしろ、ソロでも大丈夫ということをアピールしているのかと思ってしまうのも無理はないですよ」(テレビ関係者) そんな不安を表すかのように、「ファンはKAT-TUNの存続を願って事務所やファンクラブへ手紙を送っているそうです。かなりの量になっているそうです」(芸能プロマーネジャー) 事務所としても無視できないほどの声が集まれば、そうそう解散させるという決断も出来ないはず。そもそも「昔の赤西がいたころはそうでもなかったですが、いま残っているメンバーはホントに仲が良いんです。プライベートでもよく連絡を取り合っているくらいですからね。亀梨あってのKAT-TUNでしょうが、その亀梨だってグループを第一に思っているといわれていますから、解散はないと思いますけど」(同テレビ関係者) 新たなKAT-TUNとして歩んでくれるだろう。
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社会 2015年12月05日 17時45分
知っていると自慢できるかも? 「細菌とウイルス」の違い
食中毒が流行する暑い季節が終わり、最近はぐっと寒くなってきて、インフルエンザなどに注意が必要な時期になりつつありますね。実は、食中毒は主に細菌によって引き起こされる病気で、インフルエンザはウイルスによって引き起こされる病気です。細菌とウイルスは似て非なるもの。非常に小さな病原体だと認識している人が大半でしょうけれど、その違いを知っておいても損ではありません。 そこで今回は医師の小田切ヨシカズさんに“細菌とウイルスの違い”について解説していただきました。■:細菌とは? 「大きさは数マイクロメートル(1ミリメートルの1000分の1)で、普通の顕微鏡で見ることできます。細菌は1つの細胞からできているいわゆる単細胞生物です。適度な栄養や水分、温度があれば、自分自身で増殖することができます。細菌性の病気には、抗生物質が効きます。食中毒の大半が細菌性(サルモネラ菌や病原性大腸菌、腸炎ビブリオ、ウェルシュ菌など)です。もちろん、食中毒の中にはウイルス性(ノロウイルス)のものや自然毒(毒キノコやフグ毒など)によるものもあります」■:ウイルスとは? 「数十ナノメートル(1ミリメートルの100万分の1)から数百ナノメートルほどで、普通の顕微鏡でも見ることができず、電子顕微鏡がなければ見ることができません。ウイルスは細胞を持たず、自分で増殖することができません。そのため、他の生物の細胞に入り込んで増殖します。乾燥や低温に強く、抗生物質も効きませんが、予防策としてワクチンが有効です。ウイルス性の病気としては、インフルエンザやエイズなどがあります。エイズウイルスに関しては、ウイルスが形をコロコロ変える性質を持っているため、ワクチンの開発が難しいとされています」 いかがでしたか? このように異なる性質を持つ細菌とウイルスですが、これらの病原体による感染症を防ぐには、免疫力を低下させないことが大切です。規則正しい生活やバランスの取れた食事を心がけ、運動をして体力をつけるようにすれば、おのずと免疫力がつきます。体調を崩しやすいこれからの季節は、体調管理に気を付けてくださいね。取材 小田切ヨシカズ湘南育ちのサーファー医師。ワークライフバランス重視の36歳。現在、横浜の内科クリニックに勤務中。ツイッター@odagiriyoshikaz
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レジャー 2015年12月05日 17時40分
チャンピオンズC(GI、中京ダート1800メートル、6日)藤川京子のクロスカウンター予想!
中京11R、チャンピオンズCは◎ノンコノユメが砂の王者に輝きます。 目下4連勝中で重賞3勝と勢いが止まらない3歳馬。前走の武蔵野Sは、出脚つかず後方追走。4角で追われ直線に入ると豪快な伸び脚で前に襲い掛かり、届かないと思われるような位置から最後はハナ差、差し切ってしまった。上がり3ハロンは35秒2とメンバー最速で、ハイペースでしたが1分34秒7の走破タイムはレコードから0秒6差と超優秀。ハイレベルな一戦でした。4か月ぶり58キロの厳しい条件を見事にクリア。休み明けを叩かれて上積みが見込め、本番へ向け視界良好です。 中間はプール調整をして、最終追い切りはWコースで追われ馬なりでしたが、折り合って追走し脚捌きも上々。中2週で完璧な仕上げでレースに臨めそうです。中京は初ですけど、同じ左回りで広い東京で4勝しているので問題なさそう。前走から斤量2キロ減の56キロなら、超一線級馬が相手でも十分通用する。ダート界現役最強馬としての伝説は始まったばかり。(1)◎ノンコノユメ(7)○コパノリッキー(13)▲ホッコータルマエ(14)△ガンピット(9)△ローマンレジェンド(2)△サウンドトゥルー(6)△ナムラビクター馬単 (1)(7) (1)(13) (1)(14)3連単 (1)-(7)(13)(14)(9)(2)(6)ノンコノユメ 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2015年12月05日 17時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(12/6) アクアラインS 他
5回中山競馬2日目(12月6日日曜日)予想・橋本 千春☆中山11R「アクアラインS」(ダ1200メートル)◎15ニットウスバル○13キタサンミカヅキ▲3アピア△6プレシャスルージュ、12パイメイメイ 千さん「今月は何かと物入り。必要経費は馬券で捻出したい。これでも、競馬のプロだから」 春さん「同感。ニットウスバルに期待したい。前走は着差(クビ)以上に強い内容で快勝。素質開花をアピールしている。中山1200は新馬戦でベストパフォーマンスを披露している(4馬身差を付けて圧勝)最高の舞台。ハンデ54キロも恵まれた。勝利のお膳立ては整っているし、ここはあくまで通過点。乗り替わりも戸崎騎手なら全く心配無用」 千さん「地方出身(9戦8勝、2着1回)のアピアが不気味。転厩3戦目で中央の水にも慣れたし、本領発揮が期待できる」☆中山10R「市川ステークス」(芝1600メートル)◎7マイネルメリエンダ○11クラウンレガーロ▲5オコレマルーナ△4マリオーロ、14カフェリュウジン 春さん「勝てない症候群(連続3着中)にはまった感じのマイネルメリエンダだが、ここで勝たなきゃいつ勝つの。前走は、トップハンデ57.5キロが響いた。直線の長い東京だからなおのこと。攻守所を変えて、中山1600、定量戦、メンバー構成など好材料が目白押し。もう言い訳はできない」 千さん「充実著しい、クラウンレガーロも好勝負。もともと、重賞、オープンで勝ち負けして来た実績のある格上の存在。複勝なら九分九厘堅い」☆中京11R「チャンピオンズシップ」(ダ1800メートル)◎16ロワジャルダン○1ノンコノユメ▲13ホッコータルマエ△2サウンドトゥルー、7コパノリッキー 春さん「木曜午後の厩舎取材で、ロワジャルダン陣営から『ここで本命にしないで、どこで本命にするの』と、尻を叩かれた。実は、前走のみやこS(1着)も◎を打って、馬券で儲けさせてもらった手前、陣営を裏切ることは出来ない。信ずるものこそ救われるのだ。みやこSは日本タイレコードで勝ったように、充実の4歳秋を迎えて完全に本格化したといえる。状態も益々快調だ。輸送をクリアして、前走と同じ498キロを維持していればチャンスは十分ある」 千さん「末脚は確実のサウンドトゥルーの複勝勝負。逃げ、先行馬が揃い展開はおあつらえ向き。前崩れなら一角崩しが決まりそう」 ☆阪神11R「タンザナイトS」(芝1400メートル)◎14ブラヴィッシモ○2テイエムタイホー▲9タガノアザガル△10ブレイズアトレイル、11ミッキーラブソング 春さん「地力強化の目覚ましい3歳馬の、ブラヴィッシモでもう一丁。1400は、<3210>と、最適だしハンデ54キロもアドバンテージ。条件的に昇級の壁も一気に突破できる」 千さん「ここはパス。代わりに中山9R(10)リッカルドから、(1)(4)(13)(16)番へワイド馬券で勝負」※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
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レジャー 2015年12月05日 17時30分
ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜(12月6日)チャンピオンズC(GI)他2鞍
ど〜も! ハッシーです。先週は空振りに終わってしまいましたが、今週は開催も替わり心機一転頑張りますよ!☆中京3R 3歳500万下(ダート1200m) オリエンタルダンスは、前走6着に敗れたが揉まれる競馬になってしまい力を発揮できなかったため。中京は今回2戦目で前回2着に入っており左回りは問題ない。今回はデムーロ騎手に手が替わり、きっちり本馬の得意の形に持ち込んでくれるだろう。得意の形に持ち込みさえすれば勝ち負け必至。◎(6)オリエンタルダンス○(1)ウォーターショパン▲(5)バルビーナ△(10)スマートダイバー△(16)コロマンデル△(14)スウィープアウェイ買い目【馬単】8点(6)→(1)(5)(10)(14)(16)(1)(5)(10)→(6)【3連複1頭軸流し】10点(6)-(1)(5)(10)(14)(16)【3連単フォーメーション】24点(6)→(1)(5)(10)→(1)(5)(10)(14)(16)(1)(5)(10)→(6)→(1)(5)(10)(14)(16)☆中山10R 市川ステークス(芝1600m) ペイシャフェリスは、無理なくマイペースでいけるとしぶとい馬。これまで勝っているのはすべてマイル戦。中山マイルの開幕週良馬場、さらには2枠と絶好の条件が揃った。前走3着と状態も上向いており一発の期待ができる。◎(2)ペイシャフェリス○(7)マイネルメリエンダ▲(12)ウインフェニックス△(5)オコレマルーナ△(3)ダイワリベラル△(1)カバーストーリー買い目【馬単】8点(2)⇔(3)(5)(7)(12)【3連複1頭軸流し】10点(2)-(1)(3)(5)(7)(12)【3連単フォーメーション】20点(2)→(5)(7)(12)→(1)(3)(5)(7)(12)(7)(12)→(2)→(1)(3)(5)(7)(12)☆中京11R チャンピオンズカップ(GI)(ダート1800m) JCダートから開催場、名称とも変わったチャンピオンズカップ。条件が変わって2年目の今回、ダートチャンピオンを決めるに相応しいメンバーが揃った。注目はGI9勝を誇るホッコータルマエ。実績は抜けており断然の1番人気になってもおかしくないが、久々だったとはいえ前走のJBCクラシックではよもやの3着。さらに追い切り後の馬体重が+20kgと大幅に増えていることも気にかかる。追い切りの動きからは問題ないように見えるが、いくら考えても不安が払拭されず対抗に留める。代わって本命に推したいのはローマンレジェンド。年齢的に伸びしろはと思うが、とにかく追い切りの動きが良かった。顔つきにも活気が見られ近走一番のデキと見る。前走3着と好走しているだけに舞台も合う。一発なら充実一途のサウンドトゥルー。以下、コパノリッキー、ガンピット、ノンコノユメ、ロワジャルダンまで。◎(9)ローマンレジェンド○(13)ホッコータルマエ▲(2)サウンドトゥルー△(7)コパノリッキー△(14)ガンピット△(1)ノンコノユメ△(16)ロワジャルダン好調教馬(9)(2)(16)買い目【馬単】6点(9)⇔(2)(7)(13)【3連複フォーメーション】10点(9)-(2)(13)-(1)(2)(7)(13)(14)(16)【3連単フォーメーション】30点(9)→(2)(7)(13)→(1)(2)(7)(13)(14)(16)(2)(7)(13)→(9)→(1)(2)(7)(13)(14)(16) ※出走表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙への入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり3連単100万円越えもあり。予想スタイルは馬の適性、過去のレース内容、調教を重視。
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レジャー 2015年12月05日 17時30分
ドクターMの「別腹馬券で温泉GET!」 霞ヶ浦特別→チャンピオンズC
ときは、平成初頭…小生がトラックマンとしてまだ駆け出しだったころの話である。 開催日の競馬場の記者席、お目当ての馬が早々と馬群に消えてしまったのか、ゴール手前1Fを待たずして「バカヤロー」と嘆いていた隣席の先輩記者がゴール後、少しして、もぞもぞと馬券をチェックしながら、小さく「よっしゃ!」とガッツポーズ。 「???」。一瞬、何が起きたのか理解できなかった小生に、先輩記者がドヤ顔で「こういう馬券の買い方もあるんだぞ」と自慢げにレクチャーしてくれたのを今でもよく覚えている。 その買い方とは、不動の本命馬がいるレースが対象。その本命馬を軸に、シンガリから数えて2、3頭ほどの超人気薄をヒモにして買っておけというものだ。根拠は以下の通りだ。 勝ちにこだわる対抗馬、伏兵馬が大本命を負かしにいった結果、そろって返り討ちにあうケースは決して珍しくない。その間隙を突いて、のほほ〜んと自分の競馬に徹した超人気薄が、あれまぁビックリ2着をゲット! てな具合である。 ちなみに、この先輩記者。業界では結構、著名な方なのだが、紙面に掲載されているご自身の予想よりも、前述を含めたいくつかの“別腹”馬券で当たっている姿を多く目撃しているのは、小生の錯覚か(笑)。 とまあ、前振りは長くなってしまったが、当欄のコンセプトはこの“別腹”。自分の予想を主食とするなら、当欄はデザート感覚で。予算は、あくまで“別腹”なので1日3000円。近場の温泉宿に1泊できるぐらいの配当を目指して1日2〜3鞍のコロガシで勝負していきたい。【霞ヶ浦特別】(1)タイユール出遅れて内に包まれ通しだった前走・花背特別はまったく競馬にならなかった。スムーズに立ち回れれば、昇級戦で小差4着した前々走の末脚が黙っていない。(4)タガノクレイオス久々の前走は成長分を見込んでも太め残りだった。それでも掲示板を死守したあたり、現級でのメドは十分立った。鞍上に戸崎を配し、前進は必至だ。(10)リッカルド勝ち味に遅い面はあるが、1600万でも好走していた底力はトップクラス。現級以下の中山では、複勝圏内を外したことは皆無。2か月半ぶりも仕上がりは上々だ。(13)シャドウチェイサーダートに路線を変更し、3戦2勝と頭角を表してきた。久々の前走はゴール手前で息切れしたが、叩かれた今回は行き足&粘りを増すこと間違いなし。≪馬連≫(1)(4)(10)(13)のBOXに各500円【チャンピオンズC】(7)コパノリッキー発馬に難があったのは過去の話。というよりは、抜群のスタートセンスを持つ武豊に手替わりしてからは、ウイークポイントをジョッキーが完全にカバーにしている。相手関係の違いこそあれ、同じ中京ダ1800メートルの東海Sが58キロを背負って4馬身差の圧勝。その当時より、馬体もより一層締まり、今季最高の状態に仕上がっている。(12)クリノスターオー捨てる神あれば拾う神あり。幸がホッコータルマエに騎乗することで、宙に浮いていた鞍上にこれ以上ない強力な助っ人・ボウマンが就いた。左回りに勝ち星はないが、成長途上の3歳時と蹄を痛めていた昨年のここの2戦のみ。まだダメと決めつけるのは早い。GIでも通用する時計は持っているだけに、大駆けのチャンスはある。≪ワイド≫(7)(12)に全額!※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。【プロフィール】元スポーツ紙記者、中央競馬担当。記者時代は北海道シリーズを得意とし、函館記念4年連続万馬券的中の偉業も。現在も厩舎関係者と親交があり、フリーとして執筆活動を行っている。