今年で10回目を迎えた志村の舞台、『志村けん一座 志村魂』が7月30日から8月13日まで明治座で行われた際は、母親の志村和子さんも元気な姿で客席から応援を送っていた。
「車椅子に乗っていましたが、客席から大きな声で声援を送っていましたよ。志村も、お母さんに掛け声をかけてもらうのが一番嬉しかったようです」(舞台関係者)
志村は11月23日に96歳で亡くなった和子さんの訃報を、《私事ですいません》のブログタイトルで、《私の1番のファンの母親が亡くなりました》と報告。さらに、《舞台で津軽三味線を弾く時は 客席から けんちゃん 頑張って 会場に響き 緊張して間違えてしまったのを覚えてます》と綴った。
「和子さんは舞台を見終わって1カ月ほどしてから体調を崩し、入院したんです。志村は病院に見舞いに行く度に、和子さんが衰えていく姿を見るのが辛いと言ってましたよ。いつもは仕事が終わると、A子さんがいる麻布十番のガールズバーに足を運ぶのが日課になっていたのですが、和子さんが入院するのと同時期に通わなくなったんです」(テレビ局関係者)
2年前の3月、酒の飲み過ぎで体調不良に陥った志村は、六本木のクラブやキャバクラ遊びを辞め、一人でこのガールズバーに通うようになったという。
「お目当ては20代後半のA子さんだった。昨年5月には写真週刊誌にA子さんとのツーショットが撮られ、結婚の行方が注目されていました」(夕刊紙記者)
ところが、突如店に行かなくなったというのだ。
「実はA子さんが突然、店を辞めてしまい、しばらくしてから『結婚しました』とメールが入ったようです」(芸能関係者)
和子さんが亡くなった後に志村と会った前出のテレビ関係者は言う。
「A子さんについては触れたがりませんでしたが、志村は母親のために『志村魂』を続けてきた。『来年から舞台はどうすればいいんだ』とひどく落ち込んでいましたよ」
舞台を続け、新たな恋人を探して和子さんを安心させることが、最大の親孝行かもしれない。