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芸能 2017年10月23日 12時53分
キムタクの太っ腹伝説
SNSも取りこんで、本格的に“新しい地図”を描きはじめた元SMAP・稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾と異なり、役者1本に絞りはじめた木村拓哉。今年下半期は大きな動きが見られないが、来年1月期にはテレビ朝日系連続ドラマ『BG〜身辺警護人〜』(仮)の主演が決定。初のボディガード役だ。「現在、米倉涼子主演の高視聴率ドラマ『ドクターX』が放送されている枠です。満を持してのキムタク登場となれば、同じく、平均視聴率20%前後を期待されてしかるべきでしょうから、背負うプレッシャーはハンパじゃないはず。主演映画を控えている身でもありますし」(テレビ雑誌のライター)。 18年には、嵐の二宮和也との初共演が話題となっている映画『検察側の罪人』が公開。翌19年にも、主演映画『マスカレード・ホテル』が控える。同作は、人気作家・東野圭吾の原作で、製作陣は木村主演の人気ドラマ『HERO』(フジテレビ系)のスタッフが中心。今年の木村は、SMAP解散後初となった主演映画『無限の住人』が大コケしただけに、来年は正念場だ。 キムタク+ニノの初ショットで注目された『検察側の罪人』は、すでにクランクアップ。酷暑だった今夏、木村は毎日、撮影現場に足を運んでいた。木村といえば、有名なのは豪華すぎる差し入れ。これまでのテレビ、映画の主演作では、キャスト、スタッフにケタ違いのプレゼントを渡している。となれば、期待が高まるのは、初の顔合わせとなった二宮へ、だ。 監督の原田眞人さんが撮影中の7月3日、誕生日を迎えた。キャストがプレゼントを渡して祝福していたとき、二宮が木村に、「俺も誕生日だったんですよね。まだ(プレゼントの受け付けは)ぜんぜん大丈夫です」と冗談めかして、つぶやいた。木村から「いつだったの?」と聞かれ、「6月の17日でした」と返すと、当然、「ぜんぜん(月日が)経ってるじゃん」といわれた。 すると、その数日後、木村は「どうやって持って帰ったらいいんだろう」(二宮談)というほど大量の洋服を、二宮1人のために現場に持ってきた。木村のお下がりであろうと思われる古着、新物がどっさり。二宮は、これまで耳にしたことがあった伝説を目の当たりにした。驚くのは、伝説に続きがあったことだ。 “誕生日だったプレゼント”を受け取ったおよそ1週間後、木村が、再び現場に洋服を持ってきた。追加の特盛状態である。「二宮がラジオで明かしたところによると、“俺、誕生日にもらったんじゃないの? もう、来年のプレゼントをもらってんの、すでに”と解釈して、遠慮なく、すべてをいただいたそう。本人いわく、“10年はイケると思ってるよ”という量で、ファッションにうとく、服も買わない二宮にとっては、願ったり叶ったりの産物だったみたい」(先のテレビ雑誌のライター)。 撮了した今、2人が、プライベートで親交があるという情報は伝わってこないが、映画PRがはじまると、再び緊密になるだろう。キムタクとニノ。2ショットを早く観たい。
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芸能 2017年10月23日 12時43分
働き過ぎだったYOSHIKI
X JAPANのYOSHIKIが、体調不良で、21日にアイスランドで行う予定だったドキュメンタリー映画「WE ARE X」の舞台あいさつをキャンセルしたことを、21日、自身のツイッターで明かした。 YOSHIKIは、21日に更新したツイッターで、「本日倒れてしまいました。。アイスランドでの出演が急遽キャンセルになりました。ごめんなさい」と報告した。 13日間で10か国11都市を回る分刻みの過密スケジュール。欧州滞在9日目のイギリスで倒れ、医師から休養指示を受けたという。 そのため、21日に予定されていたアイスランドでのプレミアイベントは、急遽キャンセルした。現在は、医師の指示を仰ぎながら数日間の休養をとり、欧州プロモーションツアー最終日となる、フランス・パリのプレミアには出席する見通しだという。 翌22日にもツイッターを更新。「大丈夫です。いまロンドンにいます。 アイスランド行け(なく)てごめんなさい。24日のPARISには予定通りいきます」というメッセージや、ジェット機から降りる自身の写真を投稿した。 YOSHIKIは今年5月、米・ロサンゼルスの病院で頚椎人工椎間板置換の緊急手術を受けていたが、7月に仕事復帰。長期間の療養ができなかったため、体が悲鳴をあげてしまったようだ。 「ここ数年、YOSHIKIは、以前では考えられないほど精力的に活動している。なぜ、そうなったかというと、YOSHIKIの場合、プライベートジェットでの移動、ロスの豪邸の維持費など、普通に生活しているだけでとにかく金がかかってしまうので、その生活を維持するためには稼ぎまくらなければならない。休むことはできない」(音楽業界関係者) 現状では、仕事のペースを落とすことぐらいしか、体調を回復させる方法はなさそうだ。
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芸能 2017年10月23日 12時35分
暴言でまたもサッカーファンから大ブーイングの張本勲
TBS『サンデー・モーニング』の「週刊御意見番」コーナーで、張本勲氏が浦和レッズについて言及し、サッカーファンから猛批判を浴びている。 張本氏は、浦和レッズが、アジア・チャンピオンズリーグ準決勝で上海上港に勝利し、日本のクラブチームとしては、久しぶりの決勝進出を決めた様子をみて、「浦和は、これを目標にしたんじゃないの? Jリーグで勝てないから。これを目標にしてこれに優勝したら、莫大な金額が入ってくるからね」と発言。 さらに、司会の関口宏が「アジア・チャンピオンズリーグを勝ち抜くと、クラブ・ワールドカップに進出できる」と紹介すると、張本氏は「勝ってもらいたいな」とポツリ。純粋に浦和レッズのアジアナンバーワンを願っているように思えた。 ところが、サッカーファンたちは、この発言に激怒。とくに、浦和サポーターの怒りは凄まじく、「黙っていろ」「浦和の選手はどの大会も全力だ」「選手たちに失礼だ!」などと非難轟々。 「勝ってもらいたい」と浦和の勝利を願っていたため、ネガティブな意味ではないと思われる張本氏の発言だが、「莫大な賞金目当てにアジア・チャンピオンズリーグに力を入れ、Jリーグには手を抜いている」と取られかねないため、一部ファンの怒りを買ってしまったようだ。 「張本氏は、アジア・チャンピオンズリーグ1回戦浦和レッズ対済州の試合で、韓国人選手が浦和の選手に暴行を働き、乱闘騒ぎに発展したにもかかわらず、『浦和の選手の態度が悪いことが原因』という趣旨の発言をして大炎上しました。 浦和サポーターにとって、張本氏は、いわば敵。また、サッカーファンにとっても、三浦知良に引退を促すなど、印象が良くない。そんな状態で張本氏が何を言っても、サッカーファンは反発するだけ。野球以外のスポーツは、取り扱わないほうが良いのでは」(テレビ関係者) 「批判は気にしない」という張本氏だが、サッカーファンの反応は、気にしたほうがいいかもしれない。
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芸能 2017年10月23日 12時21分
人脈を最大限に生かし始めた元SMAPのメンバーたち
元SMAPの香取慎吾が、11月24日放送予定のNHK情報番組「金曜イチからスペシャル」にゲスト出演し、9月のジャニーズ事務所独立後、地上波での新規の仕事が、初めて決定したことを、一部スポーツ紙が報じた。 記事によると、番組は文化的な側面から、パラリンピックにスポットを当てる内容。2020年8月25日から開催される、東京パラリンピックの開幕1000日前特番と銘打って放送され、香取はゲスト出演するという。 元SMAPのメンバーたちは、もともと、東京パラリンピック支援を目的に設立された「日本財団パラリンピックサポートセンター」の公式応援サポーターを務めていただけに、その縁で出演が決まった模様だ。 香取、稲垣吾郎、草なぎ剛は、独立前からの地上波でのレギュラー番組をそれぞれ継続中だが、香取は独立後、3人の中で地上波で初めて新規の仕事が決定したようだ。 「もともと、日本財団の御曹司はフジテレビのプロデューサーで、SMAP5人そろっての唯一のレギュラー番組『SMAP×SMAP』を担当していた。しかし、3人のマネジメント会社の社長を務める元SMAPのチーフマネジャー・飯島三智氏の“派閥”。結局、フジに居づらくなり、昨年末の同番組の終了後退社。“家業”である日本財団に戻り、開催中の同財団主催のアート展に、香取の作品の出品をオファーし、実現することになった」(芸能記者) 独立後、着実に飯島氏が、ジャニーズ時代に独自に培ってきた人脈を生かし始めたが、ジャニーズが“横やり”を入れることはできず。 22日に放送された、香取が草なぎとパーソナリティーを務めるbayFM78のラジオ番組「ShinTsuyo POWER SPLASH」で、香取が「23日あたりに、新しい発表があるかな」と明かしたが、その内容が非常に注目される。
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芸能 2017年10月23日 12時20分
矢口真里が来年の再婚を宣言!
元モーニング娘。でタレントの矢口真里が、21日に放送された関西ローカルのトークバラエティー番組「胸いっぱいサミット!」(関西テレビ)で、交際中である元モデルの男性と来年再婚する意向であることを明かした。 矢口は、俳優の中村昌也と11年に結婚したが、13年に元モデルとの不倫が発覚し、同年離婚。元モデルとはその後も交際しており、ゴールインの時期が注目されていた。 矢口は、番組内で「記者の皆さん!毎月のように来て『いつ再婚ですか?』と聞くのやめて下さい!」というフリップを出し、マスコミの再婚報道に対してクレーム。 そのうえで、「再婚は私の中で決まっている」とキッパリ。「今年もちょっとのびちゃったんですけど。占い師の方に『来年がいいんじゃないか』と言われて、来年にしました」と、来年再婚する意向を明らかにした。 再婚後についても言及。「『再婚してもたぶん同じだろう』ってめっちゃ言われてるんですけど、それはもう、してみないとわからないですけどね。(不倫は)しないつもりですよ、もちろん、ないですけど」と、かなり自虐的だった。 また、番組内で、矢口は「たぶん今、もう、相当クレーム来てると思うんですけど。私出るだけでクレーム来るんで」と、いまだに、不倫によるイメージダウンから回復できていないことを告白していた。 「矢口本人もダメージを受けたが、所属事務所の受けた“損害”もかなり大規模。不倫前に比べて地上波のオファーは減少。それでも、事務所の後輩タレントが育って矢口のように稼げればよかったが、ことごとく矢口の“枠”には、ほかの事務所のタレントが収まってしまった。きっちりと再婚すれば、多少はオファーが増えそうだ」(テレビ局関係者) いまだに、かなり深い“罪の意識”を抱えている矢口なだけに、同じ過ちを繰り返すことはなさそうだが…。
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芸能 2017年10月23日 12時00分
田中みな実 スケベ心あり… ホラン千秋との女バトル
フリーアナの田中みな実(30)が、またまた仕掛けてきた。今度は、ホラン千秋(29)と“犬猿の仲”で話題を作るつもりだという。 「かつて“ライバルはカトパン”と、加藤綾子(32)の名前を出して盛り上げましたが、最近のみな実は完全にパワーダウン。正直、カトパンとは差がつきすぎて、ライバルどころではない」(女子アナライター) しかし、彼女のパフォーマンスは止まらない。人気挽回を狙って、9月に女性誌『an・an』でセクシーヌードを披露したのだ。 「推定バスト85センチのEカップ。肘で胸を隠した上半身ヌードを披露して“肘ブラ”なんて言葉も出てきましたが、そんな話題も1カ月と持たなかった。やはり、みな実というキャラ自体、どうも女性層にはウケないのでしょう。そればかりか、グラビア披露したことで、“豊胸疑惑”も持ち上がってしまった」(同) やることなすこと、すべて裏目になるみな実。そんな状況の中、またも突発的な話題が浮上。9月30日放送のバラエティー番組、『ジョブチューン〜3時間SP』(TBS系)に、みな実がアシスタントとして登場した時のことだ。 「番組には『Nスタ』でキャスターも務めているホラン千秋が出演。ホランは“やりづらい芸能人”を聞かれると、この業界で1人だけいるとして、『田中みな実さん』と告白したのです。みな実が『エッ!?』とキョトンとした表情を見せたのですが、このやりとりにネットが大騒ぎ。“ワザとらしさ満載”との声が噴出したのです」(テレビ雑誌編集者) ホランはこのあと、「みな実さんって、自分が1番かわいく見えて、かつ、おいしくて、絶対に悪者にならない絡みっていうのを綿密に計算されているんですよ」とフォロー。 「カトパンのように不仲を煽りたかったのでしょうが、中途半端。どちらもTBSの仕事が主力なので、話題を作って今後につなげようというのがミエミエ。実際は、お互い英語が得意で仲がいい。おそらく、みな実がホランに頼んで仕掛けたのでしょう。ホランも今ひとつ人気が出ないのが悩み。アイルランド人とのハーフでB86センチ乳。ショートの黒髪と濃い眉が特徴。対して、みな実はアメリカ育ち。どうせバトルを繰り広げるのなら、“セクシー対決”を、お願いしたいです」(芸能記者) セクシー・バトル、大賛成!
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芸能 2017年10月22日 20時01分
話題の映画『ナラタージュ』で有村架純が『もっとやらせて』と心の叫び
嵐の松本潤(34)と有村架純(24)が共演し話題の映画「ナラタージュ」が今月7日から公開されている。 公開前から話題になっているのが松本と有村の濡れ場。有村演じる女子大生が彼氏(坂口健太郎)がいながら、松本演じる教師と禁断の関係に陥るが、これまでの有村が演じた役どころからは想像もつかないよう激しい濡れ場を演じているというのだが…。 「有村のレベルでは激しいというレベルで、ほかの作品の濡れ場と比べるとどおってことない。当然、バストトップも出てないし、それが見えそうな際どい“サービスカット”もなし。2人の組合わせにもかかわらず、公開スクリーンは300に及ばない。つまり、各劇場はそこまでヒットするとは思っていなかったようで、案の定、興行収入は15億円に届くかどうか微妙なところ」(映画ライター) そうなったのも、完成した作品をめぐり、行定勲監督(49)と有村の所属事務所の間でひと悶着あったというのだ。 「完成した作品を見た有村の事務所幹部は即座に行定監督に“クレーム”そのおかげで、濡れ場がかなりぬるいものになってしまったそうです。有村は浮いたうわさもなく“仕事が恋人”のような現状。それでも美ボディー磨きを怠らずまさに“臨戦態勢”。そこで現場では溜まったものを吐き出すかのように役にのめり込み、濡れ場のシーンでは監督に『もっとやらせてください!』とあれこれ提案していたとか。まさに有村の心から出た叫びだったようで、その迫力に松潤もすっかり圧倒あれてしまったそうです」(芸能プロ関係者) ヒロインをつとめた朝ドラ「ひよっこ」も放送が終了。 今後の作品ではいよいよ有村の本気の“艶技”が見れそうだ。
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スポーツ 2017年10月22日 17時00分
プロレス解体新書 ROUND68 〈三沢vs川田ラストマッチ〉 ノア東京ドーム大会で運命の激突
2005年、プロレスリング・ノアの2度目となる東京ドーム大会のメインイベント。ノアの顔である三沢光晴は、高校時代からの後輩で5年前に袂を分かった川田利明を迎え撃った。 最高の舞台に最高の相手、最高のクライマックスとなるはずだったが…。 高校時代の先輩と後輩が紆余曲折を経て、ついに東京ドームのリング上で対峙する――。 映画や漫画なら「リアリティーがない」と観客や読者からソッポを向かれそうなストーリーだが、それを現実に成し遂げたのが三沢光晴と川田利明であった。 同級生と先輩、後輩の違いはあるが、野球でいえば桑田真澄と清原和博の“KK対決”のようなものか。 ただし、プロレスのドーム大会ともなれば、失敗が即、団体運営の危機ともなりかねないだけに、メインイベンターの重責はプロ野球選手以上とも言えよう。 プロレスというジャンルは、アングルひとつで一夜にしてスターを作り出すことも可能であるが、現実に大観衆を集められるまでになるには、相応の努力と生まれ持った才能が求められる。その点では、他のスポーツやエンタメ業界と違わないのだ。 「しかも三沢vs川田のカードは2度、それも全日本プロレスとノアという別々の団体で、東京ドーム大会のメインを任されたわけですからね」(プロレス記者) ドーム大会における同一カードによる2度以上のメインとなると、PRIDEの高田延彦vsヒクソン・グレイシーや新日本プロレスの棚橋弘至vs中邑真輔、棚橋vsオカダカズチカなどもある。が、三沢vs川田はそれら団体よりもドーム開催の回数自体が格段に少ない、全日とノアでメインを張っているのである。 「そこに至る経緯のドラマチックさからして、2人のドキュメンタリー番組や実録小説が創作されても何ら不思議はない」(同) ただ、実際には三沢の名勝負という場合、川田ではなく小橋建太戦を挙げるファンは多い。 「技と力のぶつかり合いという単純明快な小橋の試合に比べ、三沢と川田の絡みはどこか難しいところがありますからね」(同) 確かに2人の関係性からして、いまひとつ理解に苦しむところは多い。三沢が全日から独立してノアを立ち上げた際、後輩である川田は真っ先にこれに続いてもよさそうなのに、そうしなかったことで2人は不仲と言われたりもする。 三沢は川田について自伝などで〈好きか嫌いかといえば嫌いだね〉と述べているが、しかし、心底から嫌いであったならば一切触れもしないだろう。 一方の川田は、三沢の葬儀で人目もはばからず号泣する姿が目撃されている。 また、三沢の追悼大会へ参戦して以降、半引退状態となったことについて「三沢さんのいないリングに上がることへの意義が見出せない」と話している。ただし三沢の存命時には、そうした敬意のようなものを表に出すことはなかった。 そんな2人の微妙な距離感は、試合内容にも反映されていた。'93年7月29日、王者の三沢に川田が挑戦した三冠戦。 三沢は、急角度の投げっぱなしジャーマン3連発で失神させた川田を、さらに抱き起こしてタイガースープレックスで勝利した後、「川田は中途半端にやると、中途半端なことを言い出すから」と話している。 だが、それを聞いてもなお、少し前までタッグパートナーだった後輩をそこまで非情に叩き潰すことの真意は、他人には理解し難い。テレビ解説をしていた御大ジャイアント馬場も、「高度な展開すぎて俺には分からない」と話したほどであった。 '98年、全日による初の東京ドーム大会で三沢に勝利した川田が、普段の無口なキャラクターを捨てて「プロレス人生で一番幸せです、今が」と感情を爆発させたのも、やはり相手が三沢だったからこそであろう。 '00年の全日分裂から5年後、ノア2度目となる東京ドーム大会で、そんな2人が再び対峙した。大会開催までの社長業との兼務ゆえか、コンディションの悪さから技のミスも目立った三沢だが、そこは気力でカバーしていく。 顔面キックに花道での投げ捨てパワーボムと、容赦ない攻めを繰り出す川田にエルボーで対抗。 切り札のエメラルド・フロウジョンもタイガー・ドライバー'91も返されて、あとがなくなってもなおエルボーを連打。最後もランニング・エルボーを顔面に叩き込んで勝利の凱歌を上げたのだった。 しかし、試合後に川田がマイクを握り、「今日、打つはずの終止符が打てなくなりました」と継続参戦を匂わせると、その一方的な発言に対してノア経営陣は「川田をノアのマットに上げることは二度とない」と激怒。 一方の川田も、「この5年間やってきたことが台なしになった」と記念すべき一戦にふさわしくない、ネガティブかつ意味深なコメントを残したのだった。 単なる有終の美とならないあたり、この2人の関係性はやはり余人には理解し難いのである。
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社会 2017年10月22日 14時00分
個人宅に眠る“死蔵”スマホ1兆円を巡る新ビジネスの行方
国内では毎年約3800万台規模の新品携帯端末が出荷されているが、中古端末市場の広がりはまだ限定的。理由は制度面に加え、ビジネス面でも乗り越えなければならない大きな課題が横たわっているからだ。 「関西大学の宮本勝浩名誉教授が、使っていない携帯端末の数に平均買い取り価格を掛けた総価値を推計していますが、それによると2億台以上の端末が個人宅などに“死蔵”されており、その価値は1兆6489億円にも上るといわれます。ゲオホールディングスの同様の調査でも1兆7013億円と弾かれ、市場に流通する中古端末の約100倍に相当する量が眠ったままなのです」(ITライター) 中古端末市場のトップは前述のゲオ。ブックオフコーポレーション、ソフマップが続き、いずれも月間流通台数は数万〜10万台規模とみられる。その他、独立系の小さな企業群が多数、この市場の巨大な潜在性に着目して参入しているが、なかなか広がらない。 「データや個人情報などが入っているから手放すのは不安という人も多く、こうした中古スマホを修理する体制の不備が、まずあります。一方で、数台を使い分けているという人も多い。それと一番大きな問題は、例えば『iPhone』の人気機種ですと、買い取り台数が数万〜10万台以上を全額現金払いという案件がザラにあります。ところが、数億円分を一括で買い取り、流通させる力を持つ国内企業がないため、海外企業に持っていかれてしまうのです。ですから結果的に、人気機種は国内市場に出回らないというビジネス上の問題もあります。こうした案件も『死蔵』にカウントされているのではないでしょうか」(同) 今年3月、中古スマホや携帯電話などを取り扱う8社が発起人となり、普及と健全化を図る任意団体『リユースモバイル・ジャパン』が設立された。果たして、多く眠る中古端末を掘り出すことができるだろうか。
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社会 2017年10月22日 12時00分
天下の猛妻 -秘録・総理夫人伝- 三木武夫・睦子夫人(下)
太平洋戦争での敗北の責任を痛感、議員辞職に悩んだ三木に対してピシャリ思いとどまらせた睦子であったが、その後も三木の政治人生の中で、随所に「最強の猛妻」ぶりを発揮し続けた。三つの例を挙げてみる。 一つは、総裁選出馬に関してである。佐藤栄作首相が自民党総裁選に「3選」を目指した際、三木が初めて対立候補として出馬したときである。当時のメディア論調は「『3選』に揺らぎなし」だったが、三木は「人心が倦んでは政治の活力は生まれない」と出馬に意欲を示しながらもなお迷った。出馬決断は、睦子の一言であった。「男ならやってみなさい」。三木は、案の定、惨敗した。その後、佐藤がなお「4選」に出たときも同様で、「負けは覚悟でも、筋を通すなら精一杯やってみることです」。結果は、ここでも惨敗だった。 さらに、佐藤が退陣を表明したあとの「角福総裁選」にも出馬、田中角栄、福田赳夫両者の熾烈な争いの中で、三木は4人出馬中、わずか69票の薄得で最下位だった。その結果を受けても、睦子は言ったものだ。「何度でもやったらいいわ。“男は何度でも勝負する”ということね」。三木とその支持派議員たちに、喝を入れた格好だったのである。 二つは、田中角栄が首相となり、政権2年目の参院選に田中が「三木王国」の徳島県に“殴り込み”をかけたとき。田中は腹心で議員バッジなしで内閣官房副長官に引き入れていた元警察庁長官の後藤田正晴を徳島地方区に強引に出馬させた。現職は三木派の久次米健太郎で、この“仁義なき戦い”は田中と三木の「徳島代理戦争」と言われた。 結果は、久次米が辛くも勝利したが、後藤田陣営からは選挙違反者が出、それも含め睦子の田中に対する怒りはピークに達したようであった。当時を取材した政治部記者の証言がある。 「睦子夫人は『パパ、黙っていていいのッ』と、しきりに三木をせっついていた。そのくらいだから、『角福総裁選』で田中が勝利、初の組閣後も夫人の舌鋒は、一本釣りで入閣した三木派の大臣に対しても向けられた。入閣の報告に三木邸を訪れた新大臣にいわく、『挨拶に来る場所が違っているんじゃないの』とピシャリだったのです」 三つは、その田中が昭和49年(1974年)12月、金脈・女性問題で退陣を決断したあと、後継が時の椎名悦三郎副総裁の「裁定」にゆだねられたときである。「裁定」される人物は何人か取り沙汰されていたが、その中に三木の名前もあった。これにも、当時を取材していた政治部記者の証言が残っている。 「結果的に三木が後継に裁定された裏には、睦子夫人の“暗躍”があった。裁定が出る前、椎名のところに、退陣して2年余でまだ生臭い佐藤栄作元首相が、『三木を指名してやってくれんか』と口添えしたともっぱらでした。なぜ佐藤がそんなことを言ってくるのか、椎名は裏を調べた。すると、睦子夫人が実家の森家とつながっている昭和電工元社長の安西家を動かし、その安西家がこれまた縁戚関係にある佐藤栄作にネジを巻いたということのようだった。この話が“椎名裁定”でどこまで決め手となったかは分からないが、睦子夫人は口を出す人の一方で、実際にそれだけの力のある女性だったことが分かる」 結果、睦子は結婚以来の悲願だった「三木を首相に」を実現させることとなった。三木首相が正式に決まった日、折りから睦子は急性盲腸炎で東京医科歯科大学附属病院に入院中であった。首班指名が決まった直後、睦子は三木にこう電話を入れたのだった。 「私のことは心配に及びません。パパは、いままで通りおやりになれば結構でございます」 夫妻には一人娘の紀世子(のちに参院議員)がいた。紀世子は「ファースト・レディー睦子」を、のちにこう述懐したものだった。 「三木政権は“三木おろし”など、自民党反主流から徹底的な反発を受け続けた2年間でした。結果的に、母にとっては必ずしも幸福な時代ではなかったかも知れません。白髪が、この間でアッという間に増えましたから。へこたれた姿は決して見せませんでしたけど」 最後に、三木の意外な“敬妻”エピソードを一つ。 三木は結婚以来、睦子の誕生日はもとより、2人の子供が誕生したときも、睦子への感謝のプレゼントを忘れたことがなかった。政治以外まるで世事には関心がなく、“ダメ男”だった三木にしてである。睦子は、筆者にこう言ったことがある。 「私の洋服を買うため、自分でデパートに出掛けていたんです。しかも、どこでどう調べたのか、サイズはいつもピッタリだった」 三木が退陣後、睦子は趣味の陶芸の個展を開いたことがある。その作品の一つに、なお「武夫よ、黙すなかれ」との題をつけた。しかし、子供たちが反対、ようやく睦子を説得して「武夫よ」だけは削らせたのだ。 まさに、最強の猛妻の面目躍如であった。=敬称略=(次号は、福田赳夫・三枝夫人)小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材48年余のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『決定版 田中角栄名語録』(セブン&アイ出版)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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