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社会 2019年12月31日 12時00分
2019年大炎上の「あいちトリエンナーレ」 メディアとジャーナリストの姿勢に違和感を覚える人も
今年最も日本国民を怒らせ、異様な展示物とメディアの不自然な擁護でネットを炎上させたイベントは、「あいちトリエンナーレ2019」だろう。この件に憤る人は、未だに多い。 「あいちトリエンナーレ2019」は2019年8月から10月まで、愛知県で開催されたイベントで、津田大介氏が芸術監督を務め、大村秀章愛知県知事が実行委員長、河村たかし名古屋市長が実行委員長代理を務めていた。 炎上のきっかけとなったのは、企画展「表現の不自由展」に訪れた複数のTwitterユーザーが、「昭和天皇の写真に火が放たれ、それを灰で踏みつける」動画に憤りの声を挙げたこと。これをきっかけに、日本が撤去を求めている韓国の従軍慰安婦像の設置や、戦時中の日本軍を貶めるような展示物があることが発覚し、炎上状態となった。 これを受けた河村市長が抗議。さらに、一般人からも批判が相次ぎ、日に日に批判が高まると、大村知事は「脅迫があり安全を確保することが出来ない」として、展示を一時中止した。 昭和天皇の写真を燃やすという不適切な動画について、メディアと大村知事は一切言及せず、「表現の自由は何をやってもいいわけではない」と話す河村市長や憤慨し抗議した人々について、「検閲だ」「表現の自由は認められるべきだ」などと声高に主張。「公権力が展示物に文句を言うな」と強硬に批判し、普段安倍政権を批判する勢力が熱烈に支持した。 結局、「表現の不自由展」は抽選による定員制ながら10月に再開される。大村知事は批判的な声に一切耳を傾けず、再開を決めたのだ。河村市長は猛反対したが、大村知事は黙殺。盟友と言われた2人の関係は崩壊することになった。 大村知事は正当性を主張したが、文化庁は展示を問題視。「補助金申請者である愛知県は,展覧会の開催に当たり、来場者を含め展示会場の安全や事業の円滑な運営を脅かすような重大な事実を認識していたにもかかわらず、それらの事実を申告することなく採択の決定通知を受領した上、補助金交付申請書を提出し、その後の審査段階においても、文化庁から問合せを受けるまでそれらの事実を申告しませんでした」と展示を「不適切」と判断。 そして、「かかる行為は、補助事業の申請手続において、不適当な行為であったと評価しました」とし、「当該事業については,申請金額も同事業全体として不可分一体な申請がなされています。これらを総合的に判断し、補助金適正化法第6条等により補助金は全額不交付とします」と補助金不交付を通知した。 すると、大村知事はこれに猛反発。国を訴える姿勢を見せ、現在準備に入っているものと見られている。「公権力が表現の自由を侵すな」と話す大村知事だが、10月に愛知県内で行われた「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の元会長が開いたイベントの展示物については、なぜか「明確なヘイトに当たる。中止するべきだ」と検閲とも取れる発言。さらに法的措置まで匂わせた。この行動が「ダブルスタンダード」と批判が殺到している。 一方で、大村知事を支持し安倍政権を批判する層や一部ジャーナリストは「表現の自由はどんな場合でも侵害されてはならない」「公権力が批判するべきではない」「国は黙って補助金を出すべきだ」と擁護した。 少なくとも一部の日本人が不快感を示し、昭和天皇の写真を燃やすという個人の尊厳を踏みにじるような展示物に対し、「表現の自由」を主張した大村知事とメディア、そして安倍政権に批判的な人々。彼らの言う「表現の自由」に違和感を覚える人は多かった。記事の引用について文化庁ウェブサイト http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1421672.html
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スポーツ 2019年12月31日 11時30分
DeNA・ソト、最強助っ人の道を行く“嵐のカリビアン” 今年も表彰ラッシュで来季に加速!
ベイスターズの“嵐のカリビアン”ネフタリ・ソトが、昨年に続き表彰ラッシュ。日本プロ野球の歴代優良助っ人をも凌ぐ活躍を見せ、着々と球史にその名を刻んでいる。 11月25日には、外野手部門で172票を集め、セ・リーグのベストナインを受賞。昨年に続き2年連続の栄冠を手にしたソトは「2年連続でベストナインに選ばれて、とても光栄に思います。ベストを尽くした結果2度目の選出となり、神様に感謝したいです。またファンの皆様にも支えられました。来シーズンもいい結果を残せるように頑張りますので、引き続き熱い声援をよろしくお願いします」と喜びのコメントを発表した。 そして今シーズンは、月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラの一打を放った選手に贈られる「スカパー!サヨナラ賞」の9月度にも選ばれている。 対象試合は9月19日の広島カープ戦。2位争い真っ只中の負けられないゲームだったが、5回を終えて0-7と圧倒的不利な試合展開。しかし、6回裏にソトの3ランと、代打梶谷隆幸の満塁弾で試合は振り出しに戻し、8回に1点勝ち越されるも、裏には再び梶谷のタイムリーで追い付く。そして、延長11回無死1-2塁の絶好のチャンス回ってきたソトが、レフトスタンドへ3ランを叩き込む貴重な一打が評価された。 その際も、「シーズン通して調子が悪い時もあったが、毎日練習を重ねることによって、結果的には素晴らしいシーズンを過ごせることができた」と日々の取り組みの大切さを明かし、「いつも大きな声援を送ってくれて本当にありがとうございます。横浜だけでなく日本中のファンにありがとう」と、いつもファンにも感謝する姿勢は実に謙虚だ。 昨年のホームラン王に続き、今年はホームランと打点の2冠王に輝き、連続で40本超のホームランを放ったのは、ベイスターズではタイロン・ウッズ以来の2人目。頼れる先輩ホセ・ロペスの2年連続30本超をも上回る、誇らしい記録だ。 来シーズンは、キャプテンで主砲の筒香嘉智がメジャーに挑戦することが明らかになり、ソトにはより一層期待が掛かってくる。テスト生から這い上がった超優良外国人プレーヤーには、記憶にも記録にも残る更なる活躍が期待される。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年12月31日 11時00分
惜しまれつつ引退した人気選手に“公約違反”があった? 2019年、世間を騒がせたスポーツゴシップ記事ベスト3
2019年、スポーツ界ではさまざまな競技でファンの話題を集めるようなニュースが生まれた。この1年、当媒体においてアクセス数が多く、話題となったスポーツ記事を振り返っていこう。【1位】元サッカー日本代表がとんでもない動画を誤爆?「解雇レベルでは」生々しい性行為映像か、ネット炎上https://npn.co.jp/article/detail/76823566/ 12月4日、サッカーJ2・アビスパ福岡に所属するJリーガーの初瀬亮が、自身のインスタグラムのストーリー機能を使い10秒ほどの動画を投稿。初瀬本人が撮影したものであるかは不明だが、投稿された動画には暗闇の中で髪の長い裸の女性が、後ろ姿のまま前後に揺れ動く様子が撮影されていた。女性との性行為を撮影したと思われるこの動画は、初瀬のインスタストーリー上からはすぐに削除されたものの、ユーチューブやツイッターなどに拡散。22歳ということもあり将来を嘱望されていた選手の失態に、ネット上からも「初瀬やらかしたな」、「相手の女の子が可哀想すぎる」、「普通に解雇レベルの問題でしょこれ」と厳しい声が噴出した。なお、この件について初瀬や所属クラブからは、現在に至るまで公式なコメントやリリースは出されていない。【2位】大相撲、貴ノ富士の“逆ギレ会見”に批判続々 この1年で3人、続発する旧貴乃花勢の騒動に「意図がありそう」の声https://npn.co.jp/article/detail/76835689/ 9月3日、当時十両の貴ノ富士が、2019年5月から7月にかけ新弟子4人に対し差別的な言動を繰り返した上、同年8月には自身を怒らせた付け人の額を1回殴打していたことが発覚。事態を重く見た協会は9月26日の理事会で貴ノ富士に対し自主的な引退を促すことを決議したが、これを受けた貴ノ富士は翌27日に記者会見を行い「あまりに重く受け入れられない」と反論した。 協会批判のような発言を連発した貴ノ富士に、ネット上のファンからは「なんで逆ギレしてんだよ」、「悪いのはお前だろ」と批判が噴出。一方、貴ノ富士と同じ9月に貴源治、2018年12月には貴ノ岩と旧貴乃花部屋勢の騒動が続発したことに、「旧貴乃花勢に偏りすぎ、なにか意図がありそう」、「逆に不自然、何かの力が働いているのかも」と違和感を抱くファンも見受けられた。結局貴ノ富士は10月11日に自ら引退届を提出し、同日付をもって引退となっている。【3位】引退表明の吉田沙保里、“公約破り”が話題 引退理由、今後の進路に憶測飛び交うhttps://npn.co.jp/article/detail/92228235/ 1月8日、オリンピック3連覇をはじめ数々の記録・実績を打ち立ててきたレスリングの吉田沙保里が、自身のツイッターで現役引退を表明。“霊長類最強女子”と称されるほどの強さを誇った名選手の引退に、ネット上では「長い間本当にお疲れさまでした」、「吉田みたいな選手はもうしばらくは出ないだろうな」とねぎらう声が数多く寄せられた。 一方、吉田は2012年に、2020年東京オリンピック・パラリンピックの招致に向けて著名人が掲げたさまざまな公約の中で「私、吉田沙保里は東京招致できたら、8年後、止められても出ます」と宣言した過去も。この“公約破り”に、「本当に出たら面白かったのに」、「ジョークだとしても複雑な気分」といった反応を寄せるファンも散見された。 ちなみに、吉田は引退後の11月に、2004年アテネ大会女子マラソン金メダルの野口みずきさんや柔道男子60キロ級で3連覇した野村忠宏氏と共に、来年3月にギリシャ国内で実施されるオリンピック聖火リレーにランナーとして参加することが発表されている。 さまざまな競技のニュースが注目を浴びた2019年だったが、2020年はどの競技のニュースが話題を集めることになるのだろうか。
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その他 2019年12月31日 11時00分
日韓の猟奇犯罪者がそれぞれ見た風景「都井睦雄と禹範坤(ウ・ポムゴン)」
1938年5月22日、岡山県の貝尾・坂元両集落で村人30人が、わずか2時間の間に殺害される事件が発生した。貝尾集落に暮らす農業・都井睦雄(当時21歳)が、自宅において祖母の首を薪割り斧で切断したのを手始めに、猟銃や日本刀で武装して両集落を次々に襲撃したのだった。同日未明、山中に逃げ込んだ都井は頂上付近で猟銃自殺。当時の記録によると、貝尾集落は全戸数22戸、全人口は111人となっており、このわずかな時間で、貝尾集落の全人口の約4分の1が都井により滅殺されたことになる。 都井は村の秀才少年だったが、肺病を患ったことで近所の住民から邪魔者扱いされていると思い込むようになった。徴兵検査も肺結核のため不合格となっており、都井の絶望感には拍車がかかっていた。また、都井は当時の農村に残る“夜這い”の風習を利用し、何人もの女性と関係していたとみられる。都井の遺書には、かつて関係しながら、病気などが原因で自分を冷たくあしらうようになった人妻などへの強い恨みが書き記されていた。 都井睦雄によるこの30人殺しの記録は、いまだ日本の犯罪史上おいて最凶最悪の殺戮事件となっている。★ローカルルールという掟「津山三十人殺し」の犯行の裏には、当時の農村社会では半ば公然の事実であった夜這いの風習が見えかくれしている。都井の遺書によれば、犯行日を同日にした理由のひとつは、自分と関係していながら他の男に嫁いだ女性が、弟の結婚式で村に戻ってきているからだった。また、金で関係した人妻の1人は、都井の動向が不穏なことに身の危険を感じ、一家で京都に逃げてしまっている。遺書に、その人妻が関係した男は自分が知っているだけで十指を越すこと、また集落の資産家の男が金にあかして「貝尾で彼とかんけいせぬものはほとんどいない」ことなどを書き記していた。 結核という病気によって周囲から白眼視されているという意識が、性的関係のもつれから生じた嫉妬や怨恨によって増幅され、殺意に結びついたことは想像に難くない。しかし、当時の村は「教化村」に指定されていたこともあり、夜這いの存在を公式的には否定している。事件後の供述で、京都に逃げた女性は都井と関係したことを認めているが、それは脅された結果の行為であり、けっして合意ではないと主張しているのだった。 都井による入念に計画された大量殺人は、一種の軍事行動に近いものがある。ローカル・ルールに戦時下の特殊な状況が重なった事件と見ることもできるかもしれない。 一方で「韓国57人殺し」という大事件を犯した禹範坤は、もともとはソウル市内の警察に勤務していた都会の警察官だったが、勤務態度が悪く、宜寧郡警察という田舎の警察署に左遷されてしまった。現地で恋をした女性と同棲していたものの、左遷の影響で結婚資金を貯めることができず、それゆえに彼女から毎日さげすまれるという鬱屈した日々を送っている。もちろん2人の不仲は村中の知れ渡るところとなり、「ソウルから左遷された男」「結婚できない男」「不仲の2人」という情けない噂が、村人たちの間でささやかれていた。身を粉にして働かなければ生きてはいけない慎ましく貧しい山村で、毎日、酒浸りとなっていた禹が馬鹿にされていたことは想像に難くない。 村のローカル・ルールになじめず、都会人としての自負もあった禹は、ついに自分を心の中であざ笑う村民たちの殲滅を決断したのだった。 日本と韓国の小さな農村社会で起きた大きな事件。それぞれ土着のローカル・ルールを解読しないことには、けっして事件の構造は見えてこないのである。★短時間大量殺人の世界記録にも認定された驚愕の殺人鬼!! 1982年4月26日、韓国南部の慶尚南道宜寧郡で、村人57人がたった一人の男に次々に殺害される事件が発生した。犯人の禹範坤(当時27歳)は現役の警察官で、同棲していた女性に胸に止まったハエを叩かれたことから口論となり「あんた評判悪いよ」となじられて激昂、凶行に及んだのである。 禹は警察の武器庫に入り込んでウイスキーをガブ飲みし、泥酔状態となったまま武器庫からM2カービン銃2丁と実弾180発、手榴弾7発を持ち出した。まず警察署の隣にある電話局に押し入って、交換手3人をいきなり射殺、外部との連絡を取れないようにした。 その上で5つの集落を回る殺人行脚を開始し、まさしく手当たり次第、目に入る者は皆、片っ端からカービン銃で射殺し、さらには家に手榴弾を投げ込んで爆殺するなどしたのである。 禹は体力にあかせて8時間ほど殺戮を続けたが、ようやくやって来た武装警察隊によって山に追い込まれ、最終的に人質3人を抱きかかえたまま手榴弾を炸裂させ、爆死した。禹によるこの韓国57人殺しは、2011年に「ノルウェー連続テロ事件」が起きるまで、短時間における大量殺人記録としてギネス・ワールド・レコーズに認定されていた。
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芸能 2019年12月31日 08時00分
石田ゆり子の来年の目標“180度開脚”に込められたトンデモない意味
2019年の「今年の漢字」は新元号・令和の「令」に決まったが、女優の石田ゆり子もインスタグラムで自身にとっての今年の漢字を公開し、話題になっている。 石田が選んだ漢字は「筋」だった。その理由を本人は《筋肉の筋、筋トレの筋、心の筋肉、感受性の筋肉。鍛えれば絶対につく筋肉。見せるための筋肉ではなく、内側の自分を支える本当に必要な筋肉。その素晴らしさに目覚めた1年でした》などと説明している。「一瞬、メコ筋の“スジ”かと思ってドキッとさせられましたよ。よくよく考えれば、筋トレにハマっているという石田らしい漢字ですけどね。最低でも週に2回はジムに通い、2020年の目標は『180度の開脚ができること』。この目標を聞くと、やっぱり、あらぬ妄想をしてしまうのですが…」(芸能記者) このところ全く浮いた話のない石田だが、若いころはそれなりにオトコ関係も報じられていた。「俳優の石黒賢や和太鼓集団のイケメンとは、ゴールイン寸前といわれていたが、破局。元ジャニーズの『男闘呼組』岡本健一、ユーミンの夫で音楽プロデューサーの松任谷正隆氏などとは不倫疑惑が報じられたこともあります」(夕刊紙記者) 現在は、公開中の主演映画『マチネの終わりに』の影響で始めたクラシックギターや語学の勉強に加え、前述のジム通いや犬ネコといったペットの飼育にもハマっており、男を作っている暇はなさそうだが…。「180度開脚を目指しているのは、いつ男ができても、どんな体位でもこなせますよ、というアピールでしょう」(前出の芸能記者) 昨年1月に発売された著書『Lily −日々のカケラ−』(文藝春秋)は20万部の大ヒットとなったが、2020年に期待されているのが“開脚写真”も盛り込んだ写真集の出版だ。「女性ファンも取り込んだ田中みな実の初写真集がバカ売れしているが、もともと女性ファンの多い石田が開脚写真集を出せば、田中超えも夢じゃないでしょう」(同・記者) 果たして、男性ファンの初夢はかなうだろうか。
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その他 2019年12月31日 07時00分
女たちの哀しい記憶が秘められた「板橋宿跡地」
現在、中山道と旧中山道が並行して走る「板橋宿」は、商店街として活気あふれる、人通りの多いところである。そんな街の一画に、かつてこの地で暮らした遊女たちの哀しい歴史がほのかに残されている。その現在の姿が、商店街というわけだ。商店街から少し入ったところに文殊院がある。 この文殊院は、かつて遊女の“投げ込み寺”だったところで、現在も「遊女の墓」がある。投げ込み寺とは、身寄りのない遊女が亡くなった際、彼女たちの遺体が運び込まれた(投げ込まれた)寺である。江戸時代、200文の銭とともに、むしろに巻かれた遊女の遺体がここに投げ込まれたのだ。当時は性病の予防や避妊の知識も乏しかったので、その数だけ不幸が積み重なっていった。 この文殊院は数ある投げ込み寺でも珍しく、女郎たちの名前や戒名、命日が刻まれていて、天保や文久といった文字に歴史の深さを感じさせる場所としても知られている。 文殊院を出てさらに歩くと、小さな橋に突き当たる。その下は、都会にしては綺麗な水が流れる石神井川。この橋の名が「板橋」で、区名の由来となったという説もある。 江戸の出入り口である板橋宿は、日本橋から数えて中山道の最初の宿だ。江戸を去る人たちは、この板橋で最後に“江戸の残り香”を感じ、北上していったのだ。 板橋を渡って少し歩くと、今度は「縁切り」が見えてくる。ここで願うと悪縁を断ち切ってくれるとされ、その効果は日本でも屈指と評判である。狭い敷地内に吊るされたおびただしい数の絵馬には、自分の本名と、縁を切りたい相手の本名を記すことになっていて、中には見るに堪えないエグい内容のものもある。 筆者が訪れたときは、恰幅のいい中年女性が熱心にお参りをしていた。よほど強く縁を切りたいと願う相手がいるのだろうか、彼女は1万円札を賽銭箱に入れると手を合わせたまま微動だにせず、5分ほど手を合わせ続けていた。神頼みしか解決方法が見出せない人も、時にはいることを教えてくれた。
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スポーツ 2019年12月31日 06時30分
アグレッシブな最下位【2019年のオリックス・バファローズ】
『Be Aggressive』 西村徳文新監督のもと、春季キャンプ直前の1月に発表された今年のキャッチフレーズには、“アグレッシブ”という言葉を掲げられた。チームの名称略も『Bs』から『B』に変更。ユニフォームも若干のモデルチェンジが行われており、掲示されるポスターのセンターには、吉田正尚、山岡泰輔、山本由伸の猛牛三銃士がチームの顔として売り出された。 「若いからとか一年目だからといって、遠慮しないで欲しい」 西村監督は若手中心に生まれ変わったチームを、若いからこそ出来るアグレッシブなチームにしていこうと、昨年秋の高知キャンプには、多数の選手を参加させ、選手を鼓舞しながら競争を促した。春季キャンプでは、とにかく若い選手を積極的に実戦に起用。コーチ陣も西村監督の意向を踏まえた上で、アドバイスを送っていた。そうした中から出てきたのが、西浦颯大であり、佐野皓大であり、ルーキーの中川圭太である。 「佐野さんの方がアピールしてないですか?」 高卒2年目の西浦は、足のスペシャリストとして西村監督が育成に着手した佐野を常にライバル視していた。春季キャンプで最後のマイクロバスに乗って宿舎に戻るのは、西浦と若月健矢の2人。若月は今シーズン盗塁阻止率がリーグ1位となったが、連日の居残り練習はシーズンにも生かされていたはずだ。西浦も開幕一軍のみならず、開幕スタメンの座も勝ち取ることが出来た。 投手陣では、山本由伸と同級生の榊原翼が、自身の投球に納得行かなかったのか常に悩みながら投げ込む姿が印象的だった。「何が悪いんだよ」「今の球いいじゃん」と、球を受ける若月が榊原を鼓舞し、それを笑みを浮かべながら見ていた高山郁夫コーチがアドバイスを送ると、榊原の力あるピッチングが戻っていくのが、ブルペンで見ていたこちら側にも伝わったのだ。榊原はシーズン途中で離脱してしまったが、若月とのバッテリーはシーズン中も話題になり、榊原はオリックス初の育成出身選手による勝ち星を挙げるなど、先発投手で防御率も2.72と安定していたことから、来シーズンに期待が掛かる。 その他、盗塁数が大きく増えるなど、チームは最下位に終わったが、今年に関しては、とてもアグレッシブな最下位だったのではないだろうか。いろいろな意味で、アグレッシブな考えを身につけた選手たちに結果が求められるのは、来シーズンということになるだろう。東京オリンピック出場を目指す猛牛三銃士の次に飛び出すのは誰か?来年も2月の宮崎から熾烈な競争が始まるはずだ。(どら増田)
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芸能 2019年12月31日 06時00分
医療 薬物、買い物、アルコール… 脱却が難しい“女性の依存症”問題
2019年は有名人の薬物事件が相次いだ年だった。特に波紋を呼んだのが女優・沢尻エリカだろう。警視庁の調べに対し、「10年以上前から使用していた」と供述し、薬物依存症の恐ろしさを世に知らしめた。 ある心理カウンセラーは「薬物に限らず、女性の依存症は治療が困難」と警鐘を鳴らす。「女性は男性よりも心の安定に欠かせない脳内物質“セロトニン”の生産能力が低く、不安になりやすい。不安を払拭するために、快感や高揚感が得られる行為に依存してしまい、依存症になってしまうとそこから抜け出せなくなるのです」(同・カウンセラー) 実際、買い物依存症に悩む30代OLのAさんは「やめたくてもやめられない」と、こう嘆く。「寂しさからブランド品や高額の宝飾品を買いあさってしまいます。店員から『お似合いです』と褒められると気分が高揚し、現金がなくてもクレジットカードで購入してしまうんです。高揚感は一瞬で、自宅に帰ると『なぜこんなものを買ってしまったのだろう』と後悔してしまうんですが、寂しくなるとまた買っちゃう。これの繰り返しですね…」(Aさん) 買い物依存症は女性に多いというが、最近増えているのがアルコール依存症だ。「日本は世界で唯一、20代女性の飲酒量が増えています。特に家事をしながら飲酒する『キッチンドリンカー』の女性は依存症になりやすい。気晴らしで飲んでいるうちに、昼夜問わず飲む習慣がついてしまい、家族が気付いたときには、重度のアルコール依存症になっていることが多いですね」(精神科医) あなたの周りの女性は大丈夫?
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社会 2019年12月31日 06時00分
15歳少年、友人の17歳少年を誤って射殺し自らも自殺 原因はSNS動画撮影【大みそかの悲惨な事件】
大みそかは、各地でカウントダウンイベントが行われるなど、老若男女がお祝いモードだろう。しかし、海外には、大みそかに悲惨な事件を起こした10代の少年少女たちがいる。 アメリカ・ジョージア州で当時15歳の少年が当時17歳の少年を誤って銃で撃ち、15歳の少年が自殺したと海外ニュースサイト『The Epoch Times』と『The Independent』が2019年1月3日に報じた。報道によると、2018年12月31日の午後3時15分頃、15〜18歳までの4人の少年が、人がいない小屋に集まったそうだ。4人は写真共有アプリ「Snapchat(スナップチャット)」で銃を撃つ仕草の動画を撮影していたという。少年らがどのようにして銃を手に入れたのかは分かっていない。 15歳の少年が銃を持った時、誤って銃を撃ち、17歳の少年を射殺した。15歳の少年は自ら警察に通報したが、警察が現場に駆け付ける前に15歳の少年は自殺した。警察は、15歳の少年からの電話に応答している最中、銃声が聞こえ、その後、15歳の少年は返事をしなかったと伝えた。 『The Epoch Times』によると、現場は高級住宅街で、小屋は子供たちの溜まり場となっていたそうだ。なお、15歳の少年が17歳の少年を撃った時、小屋にいた他の2人の少年はその場から逃げたが、その後、2人の身柄は拘束された。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「悲惨な事件。大みそかだから少年たちは浮かれていたのかも」「銃が簡単に手に入ることが怖い」「15歳の少年が自殺する前に警察が到着していれば」という声が挙がっていた。 2018年の大みそかにはまた、10代のカップルが殺人の加害者と被害者になった事件がある。 アメリカ・テキサス州で、当時19歳の少女が、恋人である当時19歳の少年を射殺したと海外ニュースサイト『Newsweek』と『abc13 News』が2018年1月3日に報じた。報道によると、少女は2018年12月31日の午前4時30分頃、同州の通りで少年を殺害し、少年のポケットから財布を奪ったという。銃声を聞いた人が警察に通報し、警察が現場に駆け付け、少女は逮捕された。警察が現場に駆け付けた時、少女は肩を撃たれた状態で、殺害された少年の近くにいたという。 少女は警察に「恋人が私の頭に銃を向けて撃とうとした。だから、その銃を恋人の方に自力で向け、自衛のために恋人を撃った」と供述しているという。報道によると、「少女が少年の死体を動かそうとしているのを見た」という目撃者がおり、警察は少女の供述には矛盾があると指摘しているようだ。なお、2019年12月現在、少女の処分については明らかになっていない。 大みそかは新しい年を迎えようと仲間や恋人と過ごしている若者も多いはずだ。そんな日に若者の悲惨な事件が起きたことに胸を痛める人もいるだろう。記事内の引用についてTeen Kills Himself After Accidentally Shooting and Killing Friend on New Year’s Eve, Police Say (The Epoch Times)よりhttps://www.theepochtimes.com/teen-kills-himself-accidentally-shooting-and-killing-friend-on-new-years-eve-police-say_2754035.htmlGeorgia teen ‘accidentally’ shoots friend before killing self moments after showing off gun on Snapchat (The Independent)よりhttps://www.independent.co.uk/news/world/americas/devin-hodges-chad-carless-snapchat-video-gun-shot-dead-georgia-suicide-a8709921.htmlTEXAS TEEN ACCUSED OF MURDERING BOYFRIEND ON NEW YEAR'S EVE, STEALING VICTIM'S GUNS(Newsweek)よりhttps://www.newsweek.com/murder-new-years-eve-texas-76914819-year-old woman is accused of killing her NYE date in Baytown(abc13 News)よりhttps://abc13.com/2850502/
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芸能 2019年12月30日 23時30分
昨年は不在だった欅坂・平手、今年は存在感示す 紅白リハ3日目、多彩なゲスト参加の「けん玉チャレンジ」にも注目
30日、『第70回NHK紅白歌合戦』リハーサルが東京渋谷のNHKホールで行われた。 本番前日ということで、この日はカメラリハが中心。報道陣に公開されたもののうち、午前中で圧倒的だったのは4年連続出場の欅坂46。昨年は不在だったセンター平手友梨奈を中心に、一糸乱れぬフォーメーションからキラーチューン「不協和音」を披露した。完成度の高いパフォーマンスは、総合司会の内村光良に「しっかり見届けたい」と言わしめるほど。目下最大の話題は所属する坂道3グループの共演で、番組の制作統括を務める加藤英明CPも太鼓判を押すなど、紅組の注目アクトになりそうだ。 白組で登場した三山ひろしは、昨年の紅白で「連続してけん玉をキャッチした人の最も長い列」でギネス世界記録を達成した。昨年よりも1人多い125人に挑戦する今回、新たに『M-1グランプリ2019』で優勝したミルクボーイやGENERATIONS from EXILE TRIBEから数原龍友も挑戦する。前日に「目とつむってやります」と意気込んだ数原は、30日のリハーサルで見事9人目として成功。初出場にして堂々LDHを代表する新世代の勝負強さを本番でも発揮できるか注目したい。 白でも紅でもない出場者と言えば、いまもっとも注目を集めているのは氷川きよし。20回目の出場となる氷川は、アニメ『ドラゴンボール超』のオープニングテーマであるロック調の「限界突破×サバイバー」と最新シングル「大丈夫」のメドレーを披露する。あっと驚くような仕掛けとともに、ありのままの自分を見つめて、白組でも紅組でもない限界を突破するパフォーマンスを見せてくれることだろう。 この他に、年々充実する歌もの以外の企画も充実。当日まで明かされないサプライズもありそうだ。『第70回NHK紅白歌合戦』は、31日19時15分よりNHK総合テレビ、BS4K、BS8K、ラジオ第一にて放送される。
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失速のトラを救う掛布プラン 二軍後半戦の戦い方が一変する?
2016年07月22日 16時00分
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不況の大阪ラブホ街を復活させる外国人観光客の意外な余波
2016年07月22日 16時00分
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「本当に光栄です」MステでNMB48・山本彩と渡辺美優紀の楽曲「今ならば」を歌唱
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三田友梨佳アナ 「ポケモンGO」熱中で安藤優子から厳重注意
2016年07月22日 15時09分
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岡村隆史 「そして、誰もいなくなった」豪華メンバーと遭遇し大興奮
2016年07月22日 12時30分
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本名での活動がかなり難しい能年玲奈
2016年07月22日 12時26分
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「すず探」ステージ4の広瀬すずがまったく見つからない
2016年07月22日 12時17分
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RAG FAIR“おっくん” 一般人女性と入籍「僕のよき理解者」
2016年07月22日 12時08分
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金爆のメンバーに結婚報道
2016年07月22日 12時05分
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加藤綾子 「芸能人してるね」小泉進次郎にまたフラれた!
2016年07月22日 12時00分
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AKB48 「USJ常駐ライブ」開幕! 会場から割れんばかりの大歓声
2016年07月22日 11時52分
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HKT48指原莉乃がスターになれない理由
2016年07月22日 11時49分
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鈴木奈々、ダチョウ上島の「仲直りキス」拒絶し強烈ビンタお見舞!
2016年07月22日 11時10分