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レジャー 2008年06月05日 15時00分
安田記念(GI 東京芝1600m 8日) ブリッシュラック 2年ぶりVへ態勢万全
今週のメーンはアジア・マイルチャレンジの最終戦「第58回安田記念」(GI 芝1600m 8日)。今年も香港から3頭の強豪が参戦する。その先陣を切って、一昨年の覇者ブリッシュラックが今朝(5日)、東京競馬場で追い切りをかけた。前評判は決して高くないが、安田記念は3年前も僅差の4着と、とにかく東京の1マイルはよく走る。2度目の戴冠へ臨戦態勢は整った。 あの豪脚を再び。一昨年の覇者ブリッシュラックが外国馬としては史上初の安田記念V2をもくろみ、2年ぶりに府中の杜へ姿を現した。 これまでに2度、安田記念に参戦している。2005年は初めての東京コースをものともせずに鋭く追い込んできたが、直線で不利を受けて4着に惜敗。しかし、翌06年は2馬身1/2もの決定的な差をつけて圧勝した。 これは過去10年において、1998年のタイキシャトルと並ぶ最大着差。05年のスプリンターズSを制したサイレントウィットネスとともに、香港馬の強さをまざまざと見せつけ、日本競馬界を震撼させた。 あれから2年。あの一戦で燃え尽きたかのように低迷していたブリッシュラックだが、今年2月のセンテナリーヴァーズ(香港GIII)でようやく連敗をストップ。前走・チャンピオンズマイルでも3着と好走し、復調気配を見せている。 来日が3回目ともなると、馬も慣れたもの。無事に輸送をクリアし、翌日から落ち着いたムードで順調に調整が進んでいる。モウ攻馬手も「心身ともに健康な状態で食欲もいつも通り。上々のデキにあると思います」とリラックスした表情を浮かべていた。 1日には、競馬学校(白井)の1400m走路で5F67秒6→53秒3→38秒7→12秒0をマーク。2回目の来日時ほどの迫力、威圧感のようなものは感じられないが、馬体の張り、息遣いとも申し分なく、気配は良好だ。 通算58戦12勝。これまで数々の修羅場をくぐり抜けてきた。昨年のドバイワールドCで3着するなど、豪脚もいまだ健在だ。走り続けるしかないのがセン馬の宿命だが、その分、国際経験も豊富。単なる“香港3番手の馬”では終わりそうもない。 【最終追いVTR】芝1600mのスタート地点手前にゲートを置いた、実戦を想定した追い切り。スムーズに発馬を切ると、攻馬手は2F目に右ステッキを1発入れて気合をつけた。後半は徐々にペースダウンさせ、終了。ラップ形式の変則的な内容となったが、そこは香港流。フットワークは実に軽やかで仕上がりは万全だ。○香港馬他2頭今朝の表情 7時の開門と同時に芝コース入りしたグッドババは、例によってダグで体をほぐした後にキャンターで1周する軽めの調整。昨日同様、首を激しく上下させて尻っぱねする気の荒いところを見せたが、調教師にいわせればいつものこと。明日、芝コースで強めの追い切りを行う予定。 グッドババとは対照的にアルマダは終始、落ち着いた雰囲気でダートコースを周回。今朝はキャンターで馬場を1周するにとどまり引き揚げた。こちらも明日、強めに追う予定だ。
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レジャー 2008年06月05日 15時00分
安田記念 スーパーホーネット 美浦滞在でパワーアップ
春のマイル王決定戦「第58回安田記念」(GI 東京芝1600m 8日)の最終追い切りが5日、東西のトレセン、東京競馬場で行われ、前哨戦の京王杯SCを快勝したスーパーホーネットが絶好の気配を見せた。輸送減りを考慮して美浦トレセンに入厩したのが功を奏し、万全の態勢に仕上がっている。 前哨戦の京王杯SCを快勝したスーパーホーネットが、背水の陣で大一番へ臨む。 2歳暮れの朝日杯FSでクビ差2着。昨年のマイルCSではダイワメジャーをクビ差捕らえきれず、またしても銀メダルに甘んじた。そして、前々走の高松宮記念は熱発明けで体調が整わず、0秒3差5着。手が届きそうで届かないGIタイトルへ、陣営が打った布石が美浦滞在だった。 前走後は翌日の日曜日に美浦トレセンへ移動。「輸送で体重が減るタイプ。それを考慮して、前走はだいぶ太めにつくっていたが、予想以上に減っていた。いったん栗東へ戻って再度、輸送するリスクを考えれば、美浦入厩は絶対にプラスに出るはずです」と久保助手は説明する。 環境の変化にも動じず、中間は順調そのもの。カイ食いも良好で、減っていた馬体もふっくら見せている。それを証明するかように、5月30日に行われた1週前の追い切りでは躍動感あふれる動きを見せた。Wコースで単走。直線一杯に追われて5F64秒4、上がり3F37秒5→12秒5をマークした。 「体が戻っていたから、あれだけやれた。火曜日(3日)の計量で鞍をつけて478kg(前走462kg)。栗東にいるころと変わらず馬はリラックスしている。前走と同じくらいの状態になっていますね。あとは藤岡佑騎手が乗って木曜日に坂路でサッとやれば態勢は整うでしょう」と胸を張った。 日本の一流マイラー勢に香港馬が加わり、メンバーはグンと強化したが、「うちのも千四よりマイルでこその馬。楽しみの方が大きいですよ」と臆するところはない。新マイル王襲名へ一点の曇りもない。 【最終追いVTR】栗東から藤岡佑騎手が駆けつけ、坂路でランドジーニアス(3歳未勝利)併せ馬を行った。坂下で3馬身あった差をみるみる縮めると、馬体を併せる間もなく2馬身先着。馬体もふっくら見せており、美浦滞在が吉と出た格好だ。
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レジャー 2008年06月05日 15時00分
ユニコーンS ユビキタス 重賞初Vへ手応え十分
7日(土)の東京競馬のメーンは3歳ダート王決定戦「第13回ユニコーンS」(JpnIII ダ1600m)だ。後のGI馬を輩出している一流馬への登竜門でもある一戦。美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が白羽の矢を立てたのは、2000年の覇者アグネスデジタルとの親子制覇の可能性が限りなく高いユビキタス。初重賞制覇に自信を見せる鈴木伸調教師を直撃インタビューした。 −−最終追い切りの感想をお願いします。 鈴木伸師「中1週と間隔が詰まっているので、気分よく走らせることに主眼を置いてやった。タイム(坂路=800m49秒6)も速かったし、完ぺきな内容。今年6戦しているが、疲れが出るどころか、さらに良くなっています」 −−この馬のセールスポイントは? 鈴木伸師「素直で乗り役の指示通りに動くし、無駄なことはしない。レースに向けて集中力が高いから走るのでしょう。この点が一番のセールスポイントですね」 −−逆に課題は? 鈴木伸師「右回りはコーナーで外に膨れる癖がある。左回りも若干、内に行くところがあるが、それほどひどくはない」 −−もまれる競馬になったら? 鈴木伸師「3走前(伏竜S3着)は、4角で膨れて直線を向いても手前をかえなかった。そのとき、もまれる経験をしたが、平気だった」 −−展開に注文はありますか? 鈴木伸師「前走(昇竜S)は他に行く馬がいたのでハナにはこだわらなかったが、スピードの絶対値が違った。内枠(1番枠)だったこともあり、自然と逃げる形になった。スタート次第でどんな展開でも対応できるし、砂を被っても平気です」 −−相手関係をどう見てますか? 鈴木伸師「ドリームシグナルと、サダムイダテンは血統的にみて不気味ですね」 −−最後に意気込みをお願いします。 鈴木伸師「心身ともに充実しているので、普通に走ってくれば結果はついてくると信じてます。春競馬の最終戦になるし、ぜひ、有終の美を飾らせたい」
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レジャー 2008年06月05日 15時00分
東京ダービー 伏兵ドリームスカイが大波乱を演出
単勝万馬券の羽田盃に続き、混戦の南関クラシックはまたしても大波乱。「第54回東京ダービー」は4日、大井競馬場で行われ、10番人気のドリームスカイ(牡3歳、川崎・内田勝厩舎)がメンバー最速の上がり3F38秒7の末脚を爆発させて勝利。騎乗した戸崎圭騎手は昨年のアンパサンドに続き、2連覇を果たした。「出遅れたのは自分のミスだったが、道中の手応えが良くディラクエを見ながら落ち着いて進められた」と戸崎。し烈な先行争いを見ながら、直線勝負にかけた。 思い通りのレース運びに、「状態も絶好調だった」と内田勝師。だが、調教師としてダービー初出走初勝利という名誉ある記録にも僚馬のディラクエが1番人気を裏切る4着だったことでその表情は複雑だった。「ディラクエに関してはまた一から出直し」と喜び半分で競馬場をあとにした。
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スポーツ 2008年06月05日 15時00分
サッカー 岡田ジャパンにオシムの呪縛
脳梗塞で倒れてサッカー日本代表監督を退いたイビチャ・オシム氏が4日、都内のJFAで会見。日本サッカー協会のアドバイザーの立場からオシム語録をさく裂させたが、肝心の岡田ジャパンには言及を避けた。果たしてオシム復活はどんな影響をもたらすのか。そこには岡田ジャパンを揺るがしかねない“オシム枠”なる特約が…。 「言いたいことがたくさんありすぎる」。7カ月前と変わらずじょう舌だった。 オシム氏は昨年11月に脳梗塞で倒れたことにより、やむなく代表監督を退き治療に専念していた。順調に回復してからは、岡田ジャパンをはじめJリーグなどの試合を度々視察。この日は日本サッカー協会(JFA)のアドバイザー職に就くことが決まった。会見では「意欲ないなら引き受けないよ」と独特の言い回しで所信表明した。 今後はアドバイザーとして、指導者育成やユース世代の育成をはじめ日本代表への助言をしていく。契約期間はあくまで12月までとなるが、田嶋幸三専務理事によれば「まずは体のこと。ただ来年以降もお願いすることもあります」という。 当のオシムも「元気なら南アフリカにも行きたい」と2010年ワールドカップ(W杯)への帯同を熱望してみせるなど、かなり意欲的だ。 そればかりか会見では「もちろんベンチにも座りたい」とまで言ってのける一幕もあったが、話が岡田ジャパンに及ぶと「後任のことについてこういう場で話すことはない」と一切を受け付けなかった。むしろ「ワタシの発言で監督や選手を攻撃することになりかねない」「私は審判者ではありません」などとして距離を置いた。 約45分に渡って独特のオシム語録をさく裂させたものの、岡田ジャパンについてはかなり神経質だった。いったい何があるのか。日本サッカー協会関係者が言う。 「現代表にはこの先、例えばメンバー選考の部分でオシムさんの提言が影響することは十分考えられますから、うかつなことは言えないでしょう」 いわばオシムアドバイザー推薦の“オシム枠”なる特約が生まれるというが、これには懸念材料もついてくる。前出関係者は続ける。「アドバイザーとしてA代表にどんな権限があるか明らかでないところがミソかもしれない。岡田さんにとって意見を聞きながらやるのかっていう部分がまた生じる訳ですから」 確かに岡田監督は今年1月にオレ流采配を掲げ“脱オシム”を図ったばかり。それだけに今回のオシム復活は今後の岡田ジャパンの懸念材料となるばかりか、メンバー選考や起用での障壁になりかねないというのだ。 果たしてオシムアドバイザー就任は岡田ジャパンにはプラスに働くのか、はたまたマイナス要素となってしまうのか。今後の動向に要注目だ。
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スポーツ 2008年06月05日 15時00分
戦極 三崎和雄がピンク台風で撃沈!?
「戦極〜第三陣〜」(8日、さいたまスーパーアリーナ)で、三崎和雄と対戦するローガン・クラークが4日、都内のジムで練習を公開。米総合格闘技界では“ピンクパウンダー”の異名を持つ未知なる強豪は、得意のパンチを武器に、戦極マットにピンク旋風を巻き起こしそうだ。 3月の旗揚げ戦でファブリシオ・“ピットブル”・モンテイロを相手に見事勝利を収めたニック・トンプソンの推薦で戦極参戦が決まったクラーク。その実力はベールに包まれたままだが、推薦者のトンプソンは「長いリーチを生かせばチャンスはある」といまや飛ぶ鳥を落とす勢いの三崎撃破を予告した。 実際、この日の公開練習では長い手足を生かした関節技や打撃を披露。「グラウンドには付き合わずKOしたい」とクラークはヒゲをなでながらKO予告をぶっ放した。 2005年に総合格闘技の練習を始め、米国ではUFCやWECなどを主戦場にデビューから10連勝を達成。これまで12戦を消化し、わずかに1敗のみという実力者。白い肌を朱に染めて相手をなぎ倒す姿から“ピンクパウンダー”の異名を持つ。人懐っこい笑顔で性格の良さをうかがわせるが、一度リングに立てば凶悪な拳で対戦相手をマットに沈めてしまう。 「タフなトップ選手とどんどん試合をしていきたい」。クラークにとって三崎戦は単たる通過点にすぎない。ピンクタイフーンの上陸だ。
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芸能 2008年06月05日 15時00分
「CHANGE」不振のキムタク 狙いはすでにドラマより映画
裏番組の影響でついに視聴率が20%を割ったキムタクことSMAP木村拓哉主演のフジテレビ系月9ドラマ「CHANGE」。キムタクの単独主演ドラマの視聴率が20%を割るのは超異例で、このまま視聴率が回復しないようだと、キムタクのドラマからの撤退もありえない話ではない。 「局内でノルマとして掲げられているのは『とにかく20%を割るな!』。裏番組が強力だったとしても、決して許されない大失態。ジャニーズ事務所との関係も懸念されますが、無理のあるドラマの展開に視聴者が飽きている証拠です」(フジテレビ関係者) 2日放送の同ドラマの視聴率は19.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で放送4回目で初めて20%を割った。同日はドラマの前半部分は日本テレビ系のサッカーW杯予選、後半部分は皮肉なことに、キムタクの盟友で元サッカー日本代表の中田英寿氏のドキュメント番組に押され視聴率が伸び悩んでしまった。 「そもそも、『CHANGE』の放送開始が5月にずれ込んだのは日テレの『ごくせん』との真っ向勝負を避けるためというくだらない理由。両ドラマの視聴率は勝ったり負けたりですが、曜日が違うのに同じ土俵で勝負しているのがばかばかしい。『ごくせん』どころか、日テレのサッカー関連2番組のタッグに足をすくわれるとは制作スタッフは想像できなかったはず」(同) このところ、フジテレビの月9とTBSのドラマにのみ主演するキムタクだが、20%割れは緊急事態だという。 「20%を割ったのはここ数年の単独主演ドラマでは05年4月の月9『エンジン』の第3回のみ。翌週は23.1%に回復しています。『CHANGE』もよほどのことがない限り次は20%を超えると思いますが」(テレビ誌記者) 初回から第4回まででキムタクが教師から政治家に転身し、総裁選に出馬し総理のイスに座るというかなりあわただしいストーリー展開。視聴者の好みがはっきり分かれるところだという。 「映画やマンガのパクリ疑惑が週刊誌で報じられているが、ストーリーがちょっと短絡的では。例えば、V6の岡田准一が主演ドラマ『SP』の役柄そのままにキムタク総理を警護すれば視聴率30%超えは楽勝。でもそれはかなりの“飛び道具”で崖っぷちでないと出せない」(同) 珍しく苦境に追い込まれているキムタクだが、そろそろ映画への本格進出がうわさされている。「昨年公開の人気主演ドラマを映画化した『HERO』の興行収入が100億超えなかったことに本人が納得していない。今度はオリジナル作品で勝負するようだ」(映画ライター) 福田内閣は支持率20%割れでも存続しているが、キムタク内閣は20%割れが“赤信号”のようだ。
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芸能 2008年06月05日 15時00分
映画「西の魔女が死んだ」の試写会にジェロが参加
演歌歌手のジェロ(26=写真右)が4日、都内で行われた映画「西の魔女が死んだ」(12日公開、長崎俊一監督)の試写会で舞台あいさつに登場した。主演のサチ・パーカー(51=同左)と孫娘との交流を描いたストーリーにちなみ、祖母の影響で演歌歌手を志したジェロがゲストとして出席したもの。 ジェロは「優しい自分のおばあちゃんを思い出した」と語り、パーカーも「ジェロさんの歌には日本の精神が入り込んでいて、大ファンになりました」と意気投合していた。(写真=映画「西の魔女が死んだ」の試写会に出席したサチ・パーカー(左)とジェロ)
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芸能 2008年06月05日 15時00分
叶恭子「アリの生き方と私は似てる」
映画「バグズ・ワールド」(28日公開)の試写会が4日、都内で行われ、叶姉妹=写真=がトークイベントに出席した。 アリの生態を描くドキュメンタリーで、妹の美香は触覚を模した衣装で登場。 姉の恭子は「目にとまったすべてを食べ尽くすパワフルなアリの生き方は私と似ている」と話していた。(写真=映画「バグズ・ワールド」の試写会に出席した叶美香(左)と叶恭子)
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芸能 2008年06月05日 15時00分
グラドル杉本有美が双子姉妹役に挑戦
グラドルの杉本有美(19)が4日、都内で行われた本格長編WEBドラマ「春と秋とカエルの王子」(入江悠監督)の試写会に出席した。 双子の姉妹を1人2役で演じる杉本は「活発な姉は声のトーンを高め、おとなしい妹は抑えめに演技した」と話した。 今月から携帯電話やパソコンで公開される。
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