search
とじる
トップ > レジャー > 安田記念 スーパーホーネット 美浦滞在でパワーアップ

安田記念 スーパーホーネット 美浦滞在でパワーアップ

 春のマイル王決定戦「第58回安田記念」(GI 東京芝1600m 8日)の最終追い切りが5日、東西のトレセン、東京競馬場で行われ、前哨戦の京王杯SCを快勝したスーパーホーネットが絶好の気配を見せた。輸送減りを考慮して美浦トレセンに入厩したのが功を奏し、万全の態勢に仕上がっている。

 前哨戦の京王杯SCを快勝したスーパーホーネットが、背水の陣で大一番へ臨む。
 2歳暮れの朝日杯FSでクビ差2着。昨年のマイルCSではダイワメジャーをクビ差捕らえきれず、またしても銀メダルに甘んじた。そして、前々走の高松宮記念は熱発明けで体調が整わず、0秒3差5着。手が届きそうで届かないGIタイトルへ、陣営が打った布石が美浦滞在だった。
 前走後は翌日の日曜日に美浦トレセンへ移動。「輸送で体重が減るタイプ。それを考慮して、前走はだいぶ太めにつくっていたが、予想以上に減っていた。いったん栗東へ戻って再度、輸送するリスクを考えれば、美浦入厩は絶対にプラスに出るはずです」と久保助手は説明する。
 環境の変化にも動じず、中間は順調そのもの。カイ食いも良好で、減っていた馬体もふっくら見せている。それを証明するかように、5月30日に行われた1週前の追い切りでは躍動感あふれる動きを見せた。Wコースで単走。直線一杯に追われて5F64秒4、上がり3F37秒5→12秒5をマークした。
 「体が戻っていたから、あれだけやれた。火曜日(3日)の計量で鞍をつけて478kg(前走462kg)。栗東にいるころと変わらず馬はリラックスしている。前走と同じくらいの状態になっていますね。あとは藤岡佑騎手が乗って木曜日に坂路でサッとやれば態勢は整うでしょう」と胸を張った。
 日本の一流マイラー勢に香港馬が加わり、メンバーはグンと強化したが、「うちのも千四よりマイルでこその馬。楽しみの方が大きいですよ」と臆するところはない。新マイル王襲名へ一点の曇りもない。

 【最終追いVTR】栗東から藤岡佑騎手が駆けつけ、坂路でランドジーニアス(3歳未勝利)併せ馬を行った。坂下で3馬身あった差をみるみる縮めると、馬体を併せる間もなく2馬身先着。馬体もふっくら見せており、美浦滞在が吉と出た格好だ。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ